おとぼれぇ


甲州人なら、今日のテーマを見て「何を縁起でもないことを」とおっしゃることでしょう。

いんや、別に身内におとぼれぇがあったっちゅわけじゃーねえだよ。
                 今夜はこれの話。→
毎年買ってる藤枝北高校のお茶が、へぇなくなっちまったから、どうしっかと思ってただけんど
食器棚を見たら何だかたいへんおとぼれぇのお茶がへえってるさ
たいへんっちったって、ちょっと見たとこ15袋くれぇはあるだよ

うちのしは昔っからお茶が好きで決まったとこから買ってっとうから、おとぼれぇのお茶は不味いもんだと思って、ちっとも飲んじゃぁいなかっただよ
ふんだけんど、いいもんが切れちまったじゃぁ仕方んねぇじゃんね。

ほういうこんで、今日からおとぼれぇのお茶を飲むこんにしたさ。

どうずらか? と思ったけんど、今じゃあ、おとぼれぇのお茶もバカにしたもんじゃぁねえだね。
ほりゃぁうんとうまいっちゅーわけでもねぇけんど
昔のようのまずいもんじゃぁなかったから、びっくらしたさ。

「おとぼれぇ」は「お葬式」のこと。
わたしは「おとむらい」が訛ったものだと思ってたのですが、「消える」という意味の「とぼれる」から発生したと言う節もあるようです。さて、どっちなんでしょうか?

標準語訳はこちらに

投稿日時: 土 - 3月 12, 2005 at 12:48 AM          

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