5億7千万年前から5億1千万年までの6千万年間を“カンブリア紀”といいます。この時代から骨格を持った生物が現れはじめます。三葉虫も5億4千万年前ごろに最初の化石がアトダバニア動物群の一員として発見されていますが、その起源はカンブリア紀より前のヴェンド紀にまで遡るだろうといわれています。
カンブリア紀の三葉虫はその多くが屈曲能力(体を丸める)を欠いています。アグノストゥス目の三葉虫は2枚貝の様に体を折り畳むことができましたが、近年この種類を三葉虫ではないとする説もでてきています。
アグノストゥス目を三葉虫に含まないにしても、この時代のすべての生物の60%におよぶほど三葉虫は繁栄していました。バージェス動物群の時代(5億3千万年前)にはすでに三葉虫は一大勢力を確立していたのです。
|