○何度でも
(2008.9.14)
忘れてしまった世界の
面影のために
なくしてしまった
人差し指のむこうへ
何度でも
そう
何度でも
あなたの名を繰り返そう
思い出せない
あなたのほんとうの名を
生まれるまえの
わたしの真実のように
死んだあとの
わたしのノスタルジックな喜びのように
愛していると告げよう
その悲しげな瞳に映る
わたしの瞳にむけて
あなたの深い湖にむけて
何度でも
世界は巡り移ろい
わたしは巡り移ろい
何度でも
何度でも
子供のように
なぜ