| KORG DDD-5 1987年発売 69,800円 |
DDD-1の後継機として発売されたマシンです。DDD-1に比べ、音色を拡張出来るカードスロット数が2基に減ったり、サンプリングユニットが搭載不可になったりと、DDD-1の廉価版といった感のあるマシンですが、内蔵音の数が増えてプリセットパターンも加わり、なかなかコストパフォーマンスの高いモデルに変身しています。ルックスも黒くてシブいカラーリング。DDD-1よりも若干コンパクトなサイズで、音色をアサインするパッドの数が7個と少なくなっていますが、ボタンを押すことでAバンク・Bバンクという感じで切り替わり、合計2列分の14個のパッド数となります。個人的には電源がACアダプター仕様になってしまっているのが非常に惜しいです。DDD-1は本体直結の電源ケーブルでしたからね。ってそれほどこだわる部分でもないんでしょうが(笑)。音はパーカッション系が非常に充実しています。即戦力になるマシンですね。特にSTICKが入っているのがこのマシンの特徴。このSTICKの音を今でもライヴの時のクリック用として使っている方がたくさんいらっしゃいます。こういう地味なんだけど使用頻度の高い音ってなかなかありそうでないんですよね。サンプラーでいちいちクリック音を作るのも面倒だし・・・っていう(笑)。スネアやバスドラもそれぞれひとつずつ増えてバリエーションが豊富になっています。ゲート系の音が入っているのが時代を感じさせますね(笑)。それからチョッパー系のベースも入っています。KAWAI R-50eと同じく、ピッチを設定して打ち込んでいくことでドラム+ベースのバッキングトラックを作成することが出来ます。こうして打ち込んだバッキングトラックには独特のグルーヴというか、疾走感みたいなものが感じられます。気のせいかもしれませんけど(笑)。 操作方法はDDD-1とほとんど同じですが、このマシンの最大の特徴はパネルの交換!プログラマブルモード用パネルとプリセットモード用パネルを入れ替えて装着することでそれぞれのモードになります。これがなかなかアナログな操作感覚で笑えます。中古品を購入する際には、この2枚のパネルの有無を要チェック(笑)。プログラマブルモードは文字通り、ゼロからオリジナルのパターンを打ち込み、それらを構成してソングを作成。プリセットモードは本体にメモリされている24個のプリセットパターンをイントロ・パターンA・パターンB・フィル・エンディングなどといった具合に登録して、それらを組み合わせて演奏させる、言わばライヴパフォーマンス向けのモード。フットスイッチでイントロスタート、フィルインなどを鳴らすことも出来ます。さらにプログラマブルモードで作成したオリジナルのパターンをプリセットパターンとして登録し、それをプリセットモードで使用することも可能になっています。買ってすぐに電源入れれば使えるというのがこのマシン。ゼロから打ち込めるのはいいんだけど、それも何だか面倒だし・・・というものぐさなユーザーの声が反映されたマシンだと思います(笑)。 |
| ■総音色数 29 BD1、BD2、BD3、SD1、SD2、SD3、RIM、HH-C、HH-O、RIDE、CRASH、STICK、HI-TOM、MID-TOM、LO-TOM、HI-CONGA、LO-CONGA、MU-CONGA、TIMBALES、CLAPS、HI-BONGO、LO-BONGO、COW、CLAVES、TAMB、CABASA、AGOGO、THM-BASS、PUL-BASS |
| ■出力 STEREO |
| ■外部同期 MIDI |