|トップページに戻る2004.4-6 の日記はこちら

2004.9.   


 

---

 

2004.9.26(日) 「休みボケの,エレベータ?」  


はい。授業,はじまりました。ま,お互いに,休みボケです。リハビリ週間。
でも,休みボケは,人間さまだけとはかぎらない、、、そうは思いませんか?
べつに思わなくてもいいのですが,でも,そーなんです! まあ聞いて頂戴。

授業の初日,最初の授業は5階の教室です。やっぱ,エレベーターよね,はい。
当然,学生さんも一杯。最初に乗ったわたし,エレベーターガールの場所です。
4・5・6階とボタンを押して(どうせ誰か降りるので),上へ参りま〜す。
で,4階。

ボーとしてる耳にスピーカーから聞こえてきたのは、「ジュウロッカイ デス。」
え゛?! いえいえ,わたしだけではありませんよ。一同みんな,?。何,いまの?
「16階,って言った?」と誰かが呟いて,皆がスピーカーの方を見たその瞬間,
スピーカーさん,悪戯っぽく思えるほどはっきりした声で,「ヨンカイ デス!」
おおぉよよ,4階ですって言ったぜ。な,なに,これ? 耳を疑う一同,沈黙。

次は5階です。(ええと,4階で16階なら,5階は20階とか? まさか、、、)
とか思っていると,ドアが,ガー。一同,耳ダンボ。「ゴカイ デス。」 あらま。

ううむ,あれは幻聴だったのかしらん。「集合的幻聴」とかって、、。うーん。
で,いろんな授業で話してみました。(よろこぶ人あり,こわがる人あり。♪)
と,とある授業で,とある学生さん,「そう,その話,聞いたことあります!」
4階で降りようとするとスピーカーが16階って言うんだと。本当だったのね!

となると,休みボケではなく,悪戯っぽいエレベータ? いや,呪われた、、?
うーむ,わたし,考えました。きっとあの子は高層ビルに行くはずだったのよ。
それが6階建てのRたく大学に来ることになって,悔やんでいるのだ。きっと。
------- あ〜あ,ほんとうはこうだったのにさ! ちっ! 「ジュウロッカイ デス」

その証拠に?「ジュウロッカイ デス」は声が小さいんです。呟くみたいな、、。
ぼんやり遠くを見ながら,高層ビルの自分を想像するエレベータ。ほめそやせ!
みんなで乗ってあげなくてはいけませんね。1号棟図書館寄りの,左側,よ〜。

 

---

 

2004.9.19(日) 「トレ×ア,未遂。へえ〜。」  


もうすっかりメール文化のわたし。電話のベルが鳴ることもめっきり少なくなって。
そんなわたくしの電話が,突然鳴ります。ドキッ!(あ,電話はいつもとつぜん,ね。)
「えーと,わたし,フジテレビの『トレ×アの泉』という番組を制作している、、」
ほえ? あ,トレ×ア? それって,あの,へええ〜〜!の? あらま,へえええ〜〜!

ええ? トレ×アさんが,こんなわたしに何の御用? と思いつつ,ちょいとドキドキ。
「『死語になった日本語』というのを企画しているんですがー」,へえ,なるほど。
「そういうことについて,先生に番組でお話しいただくことは,可能でしょうか?」
へええ〜〜! それって,つまりは,出演依頼,ってことかい? そりゃ20へえじゃ!

だがしかし! あー,残念ですけど,わたし,そーゆーの,得意じゃない領域でして。
「チョベリバ」とか「チョベリグ」とか,なんで死語になっちゃったかとか?うーん。
あー,やっぱしわたしにゃ,ちょっとむりですねー。ぴったりの人を御紹介しますよ。
知り合いじゃないんですけど,△△××さん。たぶん,ベストだと思いますけどー。
「あー,△△先生ですねー。△△先生にもすでにお話しはしてるんですがー。ただー,
そのー,別にウケ狙いとかしてもらわなくてもいいんですが,なんというかこうー,
語り自体が,なんかいい味出してるよね〜,みたいな感じがほしいんですよ、、。」
?? いい味の語りって,なんでおらが? だって,おめ,知らないべ?おらの語り口。

が,なかなかあきらめてくれないトレ×アさん。んー,誰かいなかったっけなあ、、。
いた! あ,じゃあ,いい人紹介しますよー。この人知り合い。この人の方がベスト!
むかし,夜中に「イレブンPM」って番組あったでしょ? そこでね,毎週一回だか,
「ことばウォッチング」みたいなコーナーやって,いい味の語りやってたってひと。

よしよし,これは効いたみたいじゃ。「あー,じゃあ,ちょっと連絡とってみます。」
はあはあ,ぜいぜい。なんとか逃げおおせたぞ。でも、、せっかくの,へええ!の機会,
ざんねんだったかしらん?なーんちて。

あ゛,その前に,トレ×アって,わたし,まだ,見たことないんだった、、。mm¥

ううむ,関係ないけど,なんだかお腹がいたいぞ。学校イヤイヤ炎,だったりして?

 

---

 

2004.9.8(水) 「避難するは人のみにあらず。」  


いや,それにしても,タイフーンが,ほんとによく来なさる夏ですな。
台風の雲の端が通っていく夜,遅くまでがっこに残っていたりすると,
風が! ドウドウと息巻いているぞ。おおおお,ちょっとコワいかも。。
おや,こんな時間におかえりの学生さん。気をつけて帰るんだよ〜!
風に飛ばされないようにな〜! ついでにナンパされないようにな〜!

kaerimichi.jpg

「かえりみち。」


そんな夜,タイフーンの雨風を避けんと,人びとが避難したりします。
でも,避難するのは,どうやら人びとだけのはなしではないようです。
そのころ,わたしが帰り着く前のわが家には,トンデモ避難民が!
かれらは,ローカル的には?「黒いお方たち」と呼ばれています。
世の中的には,ゴ×ブリ,などと呼ばれることもあるようですが。
え?あのお方たちなら,べつにどこでもかしこでも,来るじゃん?
とお思いでしょう。あ,はい,以前なら,たしかにそうでしたよ。

あのお方たち,なぜだかいつも決まった場所で,視認されたのです。
それはエアコンのある壁。台所とかじゃなく,そこを横切るんです。
む,これはきっと何か訳があるに違いない,と思いました。あれだ!
エアコンのダクトです。だって,あのお方たちには絶好の出入り口。
しかも!わが家のそれは,屋上につながっているのです。怪しいぞ!

つうわけで,緑の拳銃(世の中的には「ゴ×ジェット」とかなんとか)
とピンクのお饅頭(世の中的には何と呼ばれているか?)を腰につけ,
あれは7月でしたか,ハシゴを伝っていざ屋上へ,と出陣したのです。
エアコン室外機と排水口のあたりを念入りに,拳銃やらお饅頭やらを。
はあはあ,ぜいぜい、、。

ホンマかいな?と半信半疑のわたしたち。But! 効果絶大,でねえ。
それ以来,昨日までずーと,わが家では,あのお方たちは目撃されず!
だったのですよー。それはそれはもう,しあわせ,な日々でしたのさ。
ああ,これでもう今年はだいじょうぶってことかねえ?と語らったり。

というところに,昨夜の事件!となれば,やっぱそれしかないしょ?
あのお方たちも,ドウというタイフーン風を逃れて迷い入る避難民。
ああ気の毒に,お二人連れ立って、。との憐憫の情,無くはなきも,
さあどうぞ,とシェルターを提供するほどの寛大さは,ないのだ〜!
孤軍奮闘のわが奥さま,お一人はどうやら仕留めたらしいのですが,
もうお一人は何処へやら?、、 どこぞよそへお移りになったか、、。

なーんてことは,ないのだ! ああ,エアコンの裏に潜んでいたのね。
そいつをたった今,仕留めたのだよ〜! はあはあ,ぜいぜい、、、。
ううむ。あのお方たちを呼ぶタイフーンよ!もう来ないでおくれ〜!

 

---

 

2004.8.31(火) 「日本語のカタログ,新潟・佐渡編。」  


日本各地,どこへ行ってもオモロイ日本語がたくさんあります。
日本は「日本語のカタログ」の宝庫なのです。(アタリメー!)
新潟でも佐渡でも,たくさん楽しませていただきましたよー。
というわけで,「日本語のカタログ,新潟・佐渡編」なのだ。

まずはこちら。新潟の,とある居酒屋さんの箸袋でございます。

But.jpg

「But!」

暑〜い夏,デッカク大ジョッキ!      
値段もでっかく1杯800円!!      
But,1杯につき500円の金券進呈!! 

いやなに,何がどう,ってほどのナニがあるわけでもないのですが,
この「But」の味わいが,なんとも気になってしまうのです、、。
800円という値段と,500円の金券バックとを,逆接の論理で 
つないでいる,だけではない“超越”が感じられると思いませんか?
そうです。この「But」は「しかし」ではありません。「しかし」
の逆接の論理を踏み台にした,「だがしかし,ちょっと待った!!」
が「But」のこころです。「だからイイじゃん! 飲んでよ〜!!」
と言っているのです。む,これぞ“語用論的パワー!”ですな,はい。

力強さではこちらも負けていません。佐渡は二見の漁港で見た看板。
岸壁に突き当たる道の突き当たり,楚々として辺りを制止しています。
こんなん↓

keep_off.jpg

「関係者以外立入禁止。」

この先は海です。車が落ちたら大変です。だから入ってはいけません。
そりゃそうだ。But!「関係者」もきっと入らないでしょう。
わたしが関係者だったら,入らないと思います。ダメなものはダメよ♪

佐渡はどうやら,おやじギャグの島でもあったようです。↓こんなん。

 「佐渡の道路標語」               
 交通違反はもうおけさ              
 美人多し ゆっくり走ろう 佐渡の道       
 スピード違反はスルメー             
 シートベルトは締めてアタリメー         
 スピード違反10,000円・佐渡ワカメ800円 

案内所でもらったロードマップに書かれていました。島でも見ました。
「交通違反はもうおけさ」,むむ,これは何ぞ? 「佐渡おけさ」OK,
でもー,もうおけさ、、。うーむ,佐渡おけさはもうたくさん!とか。
いずれにしても,とってもシュールですね。シュールといえばこれも。
「佐渡ワカメ800円」。そういえば,行きのジェットフォイルの中,
四人組おばさまの御一行様が,この文言をめぐって詮議していました。
「佐渡ワカメ800円って,これ,何かしら?」(あれやこれや、、)
「だからこれは,佐渡ワカメは800円で買えるってことじゃない?」
んー,おらも佐渡ワカメは800円で買えるって思うど。でもな、、。
美人の多い佐渡の島。あ,たしかに,新潟も佐渡も美人多かったっけ。
But! 佐渡の人が運転する車は,ゆっくりゆっくり,でしたっけ〜。
島の時間は流れがどこか円環的,そのような場所では急ぐ理由がない 
のだよ,と,さるお方が解説してくれました。てなことで,閑話休題。

今月も今日で終わりです。あー,もう9月,なのねえ,いかんいかん。
あ,「工事現場」に住まう暮らしもようやく終わりましたです,はい。
え?家賃交渉? はいはい,そうでしたねー。はい,これが,大成功〜。
大家様には,新潟いく前日にファクスをお送りして窮状を切々と訴え,
帰ってきてからお電話を差し上げました。と,至極あっさり,大家様,
「あ,じゃあねえ,今月は半分でいいですよ。」とのお答え。あらま!
我らが大家様,気が短くて面倒なのがお嫌い,というお方なのでした。
ははあ,それではお言葉に甘えまして。mm\

 

---

 

2004.8.30(月) 「ツアー記#2。お化け屋敷よりコワイぞ。」  


佐渡といえば「佐渡金山」だって書いてるし,まあ行ってみっか。
パンフ表紙の写真は,てっぺんがVの字にえぐり取られた山の写真。
露天の鉱脈を,われ先にと皆が鏨と金槌で削り取った成れの果てとか。
でも,金山が露天堀りだったのは最初だけで,どんどん地下に潜って,
しまいには海面より低いところまで坑道が張りめぐらされたのだとか。
と聞けば,江戸時代に中がどんな様子だったかは、、あーん,コワい!

観光コースのメインは,かつて実際に使われていた坑道の一つです。
暗い(当然か),すごい冷気(ホント,これ,外より10度は低い),
そして,つねに湧き出てくる水で,天井も床もしっとりと濡れて、、。
ん? なにやらゴトンゴトンいう音に怒声の混じったものが聞こえるぞ。
坑道が無数に枝分かれするそのポイントごとに,江戸時代の人びとが 
作業をしているのです。え,それって,金鉱作業ショー? いえいえ,
ホンモノの人間だったら,いっそ「日光江戸村」的にのどかかも、、。
でも,違うのです。それはそれはリアルなコンピュータ制御の人形が!
監督の怒号の中で,古代ギリシャの時代に発明されたという回転式の 
ネジ式手回し水揚げポンプを,ゴオロゴロとひたすら回していたのだ!
急角度の斜坑のはるか下の方から,手回しポンプをいくつもつないで,
ホンモノの湧き水を,上へ上へと汲み上げて行くのです。あーんこれ,
古代ギリシャのガレー船をひたすら漕ぎ続ける奴隷そのまんまだよー!
実際,人手不足を補うために,江戸や大坂から無宿人(=無戸籍者) 
を連れてきて働かせたのだとか。メシと賃金は良かったというけど,
その多くは,金山から出ることなく死んでしまったのだとか、、。

あーん,ったく,なんてとこに来ちまったんだ〜! コワいよ〜ん!
と逃げるように先を進めど,そこかしこに,人形さんの作業場が、、。
こんどは台詞付。「おいらも流れ流れて,ここまで来ちまったなあ。」
とか言いながら,人形氏はやおら顔をヌウゥと上げて,こっちを見る!
あ〜ん,見ないで〜!コワいよ〜! というわけで,もう逃げるのみ!
はあはあ,ぜいぜい。こりゃもう,お化け屋敷なんてメじゃないね!
なんたって,そこにあるのは「歴史」つう,ホンマもんのお話なのだ。
逃げるように車を出す。と,ん?「無宿人の墓」? 急ブレーキ!
二人ゆっくり手を合わせて,「ゴールデン佐渡」とはおさらばじゃ。

(ここで早速の異論述ぶる人あり。「ぜーんぜんリアルじゃない人形 
がコワい,ってことが妖気漂う鉱山の証明っぽく思われるのです」と。
む。いーんです,わたしゃ「人形コワイ族」なのですー。もとい!)

佐渡は芸能の島でもあって,人形芝居なんかも盛んです。そのせいか,
どうもあちこちに“自動人形”が! 能舞台で演じるのも自動人形だし,
「道の駅」の売店では,「おかあさーん,アイス買って〜!」とせがむ 
女の子,ん?と見れば,あ〜ん,これも自動人形〜! あ〜ん,コワい!

はあはあ,ぜいぜい,をいやしに,島の反対側の山里にある公営温泉へ。
「佐渡一ノ宮」つう神社の中にある不思議な温泉。スサノヲ命の息子を 
祀っているのだとか。ふーむ,思えばこの島,奈良時代には「国分寺」が 
置かれたっていうし,「国分寺」って要は“なわばり”のマーキングだし,
ずいぶん昔から不思議に意識されてきた土地,ということのようで、、。
それはそうと,この温泉はとてもいいお湯でしたと。はぁ,生き返った。

というわけで,簡略版佐渡の旅も終わりをむかえます。
しかし腹へったぞ,とメシ処を探せどメシ処はなく,
最後の最後に佐渡汽船ターミナルの食堂のお世話になって,
しかしそれが意外にうまくて,佐渡汽船さん,ありがとう!
でしたと。

 

---

 

2004.8.28(土) 「ツアー記#1。出前講義とか。」  


つうわけで,十日町&佐渡の新潟ツアー,に行ってきたのです。 ^^\

出前講義なんて,実は初体験。きっと,すごーく緊張してたんですね。
だって東京駅に行くまでに,電車の中で気持ち悪くなって,ありゃ,
こりゃいかん,って途中で降りて一休み,とかしちゃったもんね。。
このまま十日町まで行き着けなかったらどうしよ? とちょいと冷や汗。
ま,なんとか無事着いて,いざ始まればもう平気,なんだけどねえ、、。
演目も英語の話だったし,これは高校生には話しやすい。ま,OKか。

のんびりした十日町の町,散歩する暇もなかったのが残念だったけど,
裏山の山肌に続くつづら折りの道を,仲良さそうにゆっくりゆっくり 
帰ってゆく男の子と女の子が,とってもほほえましかったことでした。

新潟で奥さんと落ち合って,翌日は高速艇ジェットフォイルに乗って,
いざ佐渡へゴー!です。出港のとき,ふと右手を見ると,大きな船が。
どこの船? ん? 何やら見慣れぬ文字が、、と見れば,お!ハングル。
なになに? マン,ギョン,ボン、、? おお,これぞ「万景峰号」かぁ!

Mangjongbong1.jpg Mangjongbong2.jpg

「写りの悪いマンギョンボン号。#1,#2」

ジェットフォイルは“海中飛行機”なので(ホンマやで,なんたって,
「ボーイング929」だもん),海中の翼で海面から浮いて走ります。
あ,浮いた,と思うや,揺れ方が船のローリングから飛行機の揺れに!
おお,ビックリじゃ!とビックリしてるうちに,僚船を軽やかに抜いて,
1時間で着いちゃいました。おお,佐渡じゃ。この島,大きいみたい。

レンタカー借りて,いざ佐渡高校へゴー! 明治からある古い学校らしい。
出前講義。2日目だし,もう少しうまく行くかなと思ったけど,うーむ。
対人関係・距離・ポライトネス,というあたりで話してみたのですが、、
なにせ相手は1年生。しかも,講義資料も事前には配られておらず、、
つうことで,さあ乗っておいで!と言ってもちょいと気の毒だったかも。
むむ,なかなか予定どおりになんか,行かないものだわ。すまんすまん。

つうわけで,すっかりへろへろになったせんせは,早々に宿に入って,
ま,日本海の夕日でも見に行くか,と車でブー。で,こんなん↓。

sunset.jpg

「18:10」

夕めしはだらだら食うぞ,と思っていたけど,宿のおばさんは手強いぞ。
さりげに微妙に急かされて,いっしょけんめい食って,超腹一杯だの。
むむ,仕方ない。ならばあとは,温泉入ってオリンピック見て寝るだけ。
瞬間寝、、。うむむ。

 

---

 

2004.8.23(月) 「『月記』脱出計画。」  


いや,いかん! いくらなんでも,いかん! これじゃ「月記」じゃ。
はい,「工事現場」はまだ続いております。さっき,ついに!
大家様にファクスなどお送りして,家賃交渉を開始したであります。
あ,いや,そうじゃなくて。あれ以来,ずーとそれを先延ばしする,
その性格が「日記」を「月記」にしてしまうのですね。む,mm、。
(ひょっとして,わたくしのことを「優柔不断な性格ではないひと」
とお思いの方がいらっしゃるかもしれません。が,それは×なのだ。)

なぜか最近,この「月記」を読んでくださった方が,お手紙やメールを 
くれたりします。(ちがう!って。それは「暑中見舞い」でしょ!)
それもまだお返事を差し上げていなかったりするのですが,mm、、
家賃交渉負けるなよ〜!とか,探したら「占領下日本」よりスゴい 
ものが出てくるよ〜!とか,ペンネのともだちのトビはどこ出身?
とか,いろいろ言っていただけて,書き手としては幸せいっぱい!で
ございます。(みなさま,ありがとうございますです。mm。。)

新しい学校には新しい慣わしがあったりします。たとえば“出前講義”。
高校からの依頼に応じて,出かけていって“大学の授業,こんなだ。”
という話をしてくるのだそうです。多い人は年に10コとかやるらしい。
というので,わたしも行ってみることにしたよ。でも近くじゃつまらん。
つうわけで,新潟県に行くのです。十日町高校と佐渡高校,ツアーだね。

十日町。9月になると,田畑や山あいに突然ゲージツのオブジェを置く,
つう摩訶不思議な野外美術展が開かれます。大学のときの同級生がその 
事務局?をやっていて。今年で3年目とかになるそのふしぎな美術展,
一度行ってみたいと思いつつ,行ったことがありません。惜しいなあ,
あと10日ほどずれていれば行けたのだ! むむ,ざんねん。

佐渡。せっかくだからレンタカー借りて一回りしてこよう,と思いました。
(ま,するんだけど。)そしたら曽我さん母娘がご帰郷とのニュース。
うむむ,道々ずっと警官が立ってるんじゃないか,佐渡高校は相川の 
すぐ近くだど,とか,なんだか騒々しい佐渡島? そいつは,むむ,だ。
あ,「初心者マーク」持っていこうっと。佐渡の道,初心者だし,ね。

とまあそんなわけで,新潟から帰ってきたら,出前講義のネタがある!
「週間日記」に戻すぞ,とかなんとかいうことで。mm^

 

---

 

2004.8.7(土) 「工事現場に住まう。」  


もう10日ほど,わが賃貸邸宅は工事現場と化しています。

大家様のK谷さんは,このマンションが大事なオモチャ。
いつもちょこちょこ,何やかにやと手を入れなさるのですが,
んー,こんどは何? はああ,壁だの床だの防水&塗装工事。
(でもそれ,前もやったよー。またやるのー?要らないよー。)
ゲ,そいつを,なんと,丸ひと月も!やろうってえのかい?
ヤな予感,してきましたよ。素敵な夏休みになりそうな。。。

予感,早速的中です! 建物全体を足場で囲んじゃったよー!
外だけではありません。内側の,外通路?に面したとことか,
とにかくぜんぶです。さらに!足場の枠はメッシュ風の布地で 
囲われていきます。あーん,これじゃあすっかり,囚われの身!
通路の床だって,入口からもうすっかり青いシートで覆われて,
シートもテープで固定されています。で,何作るの?って感じ。

宅急便のおにいちゃんも言ってました。
あー,自分もやってたんですよ,こういう仕事〜。
でもこれ,なにやるんっすかね? 壁もヒビ入ってないし、、?
あ〜,そうなんすか。なんか,ムダっぽいっすね。はは!

でしょ〜! 大家様ぁ〜!
でも工事はどんどん進んでいきます。きょうは外壁洗浄!ね。
なにやら洗浄液を入れたタンク片手に,足場から吹きかける,
のですが,なにしろジェット噴射!の勢いなので,霧と化した 
洗浄霧が,窓から入ってくるではないか〜! う,うう,窓、、
と閉めに近寄った瞬間,ブシューッ! な,なぜ,おらを、、。
いえいえ,おにいちゃんたちの名誉のために言っておけば,
足場は部屋の中が覗けないような高さに,組まれておるのです。
だから中の様子はわからない、と。。 でも〜! 直射だぞ!

はい。奥さんは前から言ってました。
夏休みの一ヶ月を工事現場で暮らすなんて,あんまりだぞ!と。
まあそうは言ってもねえ,と初めは聞き流していたんですけど。
洗浄液の洗礼を受けた瞬間に,そりゃもう猛省しましたとさ。

決めたぞ。K谷大家様,今月の家賃を,まけてください!
せっかくの夏休みを,工事現場で暮らすのは,ちとつらいのだ!
交渉するど! んー,3万円? 5万円? いや,いくらでも!
だって,この暮らし,8月いっぱい,続くんだど! どうよ?

いやしかし、、おにいちゃんたちは,34度とこの湿気の中で,
毎日働いてんだよなあ、、。ううむ。 mm

 

---

 

2004.7.29(木) 「占領下日本。」  


あ,や,またさぼってしもうた。(どーも,すいませんです。mm)
え,腱鞘炎,そんなひどかったの? いーえ,三日でなおりました。
だからただのサボリ。(ま,試験とかなんとか,ムニャムニャ。)

ま,こう毎日暑くて夏休みも間近,とくれば,風呂上がりのビールが 
もうたまらん毎日なわけで。ペンネとともに,ま,こんな↓感じかの?

penne&beer2.jpg penne&beer1.jpg

「ふろあがりのペンネ,とビール。#1,#2」

閑話休題。
最近うちの奥さんは,家中のナベカマを磨いてばかりいます。毎日です。
とつぜん,どーしたの? と聞くと,そのわけは,最近ゲトした洗剤のよう。
たまたま買った,というのですが,そいつがなんだかやたらと強力で。
洗う,落ちる。洗う,落ちる。ん?もいちど洗う,まだ落ちる。あらま。
つまりは,洗えば洗うだけ,いわゆるこびりつきまで,おちるおちる。。
気持ち悪いくらいに,おちる。たしかに気持ち悪い。でもやめられない。
む。
というわけで,奥さんは,日々ナベカマを次々にピカピカにしてるのです。

わが家には,もうあちこち剥げている(昔は白かった)ボウルがあります。
こんなん↓。

bowl.jpg

「なんの変哲もないボウル。」

ピカピカ計画も終盤? ついにはこのボウルの番が来たのですね? ははあ。
家に帰ると奥さんがほくそ笑んでいます。「よもや君も知るまい!」
あ,はい。なんでございましょ? 「すごいもの,発見したのだよー!」
「ウラ。」 ん?なに? 「だからウラを見るのだよー。ふっふっふ。」
どれどれ? んん?? ほえ?何じゃこりゃ! むむ,こ れ は す ご い 〜!
ま,百聞は一見にしかず。これ↓見てみてちょー。

occupied_japan.jpg

"made in occupied Japan"

なーんと,そこには "made in occupied Japan" つまりは「占領下日本製。」
と書かれてあったのですよ〜! こりゃあ,おどれーた。50年前ってこと?

ううむ。このボウル,もともとわたしが持ってたもの。大学に入ったころ,
一緒に住んでた姉が使ってたやつ。きっと実家から持ってきたのでしょう。
実家の母親も,そのまた実家から持ってきたのかもしれませぬ。ふるい!
どうりであちこち剥げているわけです。どうりでくたびれてるわけです。
(そんなもん捨てずにまだ使ってるわたしらも,どうかしてますけどー。)

しかし。褒めそやすべきは,気持ち悪いほどよく落ちる洗剤!なのです。
この気持ち悪い洗剤をたまたま奥さんがゲトすることがなかったならば,
この「占領下日本製」もまた,埋もれたまま終わっていたではないですか!
むむ,すごいぞ,気持ち悪い洗剤! ほめそやせ!ですな。

でも,昔,日本も,米軍に占領されてたんだよねえ。って,なんだか感慨。
でももしかして,"occupied Japan" って文字の迫力の方が,もっと感慨?

 

---

 

2004.7.16(金) 「と,とつぜんの,ケンショウエン!?」  


それは昨日のこと。

朝からなーんとなく,右の手がヘン?て感じはあったのですが,
がっこに行ってお仕事するうちに,あれ?モノがつかめない?
痺れるような痛いような,ありゃりゃ,曲げたら,アウチッ!
む? なんだこりゃ?と見てみると,あらま!手首が腫れてる!

そーなんです。なぞの「手首腫れ炎」? を発症したわたし。。。
うーむ,こりゃいかん。いかんさ,そりゃあ。だって右手だもん。
字書くのつらいし,キーボード打つのも1本指タッチ風だし,
これじゃあ,せんせ,使いものになりませんぜ!だわん。。。
あーん,こまったわん。こんな学期末に,使えないせんせ?

これ,もしかして,“ストレスで突発性難聴になる音声学者”
とおなじ,“ストレスで突発性腱鞘炎になる滝浦せんせ”?
(ん〜! それって,なんだか,カッコよかったりして、、?)

いや,でも,ひょっとしてもしかして、、突然末端の関節が
腫れあがり,この世のものとも思われぬ激痛に襲われるという,
あの「痛風」発作の前兆とか、、? ビール飲み過ぎのツケ?
そそそ,そいつだけは勘弁! やだよお,ビール飲みたいよお!

どっちにしても,こまったよお。(おろおろ)どうしよ?
外はなにやら雷鳴轟く不気味な空だし,ますます腫れてきたし。
えい! いざ廣池診療所にゴー!だ。ゴロゴロ,ドーン! うう。
(北関東のカミナリ,すごいんです。ちゃんと停電するもんね。)

お医者様はいつも明快です。「骨,見ますか? 湿布しますか?」
あ,ええと,ほ,骨は,いいです。「じゃあ湿布しましょう。」
あ,あのお,原因が、、。「原因はいろいろ考えられますが,
できる治療はあんまり変わらないんですねえ。」 あ,はい、、。

つうわけで,湿布と痛み止めをもらって帰ってはきたものの,
でもー! これは一体,何なのー? が解決しないと落ち着かない。
べんこのしすぎ?(否。だって,してないもん。む。) 
試験の採点,嫌?(嫌。でも腱鞘炎になるほどでは。) 
酔っ払ってぶつけた?(否。酔ってもぶつけてない。) 
むむ,なにがなんでも,原因究明,するぞ!と考えること十数分。
あ!お!あれぞ!と思い当たるフシ,ついに発見! まちがいない。

それは一昨日の風呂のこと。
詰め替え用のボディーシャンプー。その切り口。
ハサミの絵でも書いててくれれば済むものを,ごていねいに,

手で切れます       

とわざわざ書いてるじゃないの。よーし,と試みる。が,切れず。
また試みる,が,切れず,ビニールがビロロンッてのびるばかり。
だんだん頭きて,全力で試みるも切れず。うう,手も滑ってきた。
えいクソ!とか言いながら込めた全力たるや,まさに全身全霊。
でも!切れないのだよー! 最後はあきらめてハサミで切ったのだ!
お風呂から上がって,しばらく手に力が入らん,とは思ったけど,
まさかこんなことになるとは、、。まったくトホホじゃ。

むむ,無謀はいかん,無謀は!と,はんせいしつつ,いやしかし!
許すまじは,あのハト野郎なり!と密かに爪をとぐネコの気分。
もう!クレーマーに,なっちゃうぞー!
(はあ,手,疲れた、、、。)

 

---

 

2004.7.7(水) 「日本語の,カタログ?」  


突然ですが問題です。 「から」と「ので」はどう違うでしょう?
これ,けっこう,むずかし&おもしろ系問題,なんです。。。
前に留学生さんに聞かれ,以来,何となく気になっているわたし。

「から」は事柄同士の結びつきの必然を表し,  
「ので」は受け手に対する働きかけを担う,   

概ねこれでいいはず,との確信あれど,やっぱ,ぴったしの例ほしい。
じゃあ,駅のアナウンスは? 「白線の内側に下がってね!」ってやつ。
「あぶないですから/あぶないですので」どっちだっけ? 両方ありそ。。
じゃあ,工事現場の看板は? 「中に入ってはダメよ!」ってやつ。
工事のおじさんがおじぎしてる絵のやつは,「ので」だったような。
「あぶないので,中に入らないでください。」  

なんか,お願いっぽい雰囲気よね。でもそこが痛し痒しでねえ。
頭下げてお願いして,っていうと,丁寧だけどその分インパクト弱い。
子どもはやっぱり中で遊ぶわけよ。で,ケガしたりするわけだ。
となると,お願いじゃなくて,ダメなんだってばあ! と言いたくなる。

って,考えるのね,建設会社さんも。見つけましたよ!見事な看板。
歯医者のかずこ先生んちの建替工事現場に2枚の看板あり!

kiken.jpg abunai.jpg

「ちっとも危なくないライオン」「かわいそうな子ども」

え? 中にライオンがいるのー? となれば,頼まれたって入りません。
“あぶない”から“入ってはいけない”は必然!とライオン君は語るのね。
つまり,もう“お願いモード”じゃなくて“必然モード”よ,というわけ。
(でもそのライオン君,ちっとも危なそうじゃないんだけど〜。。)
だがしかし!子どもを侮ってはいけないのだ。それでも入る子ども。。
「あぶない!」と叫んだときにはすでに遅く,哀れ子どもは松葉杖。。
となればこれはもう,“必然モード”を超えた“脅しモード”ですね?
あ〜あ,だから言ったでしょ!と,クレーン君は心なしか冷ややかです。
(でも,だからってなぜ,子どもはグリーン・ベレーをかぶっているんだ?)
というわけで,結論。

安全帽を取ってお願いするおじさん →「ので」  
頭をもたげる腹を空かせたライオン →「から」  
それどころじゃないぞ! → 叫べ!  


うーむ,この遊び,楽しいぞ,なかなか。とすっかりはまっています。
何かおもろいものないかや?と思いながら町を歩いてると,あるある!
で,見つけたら,ケータイでパチリ! なんてベンリな道具なんでしょ!
(電話なんて,たまにしかしないけどねー。オモチャ,オモチャ!)
ほ〜ら,こんなのも,ありましたぜ。ふしぎなお医者さん。

jibika.jpg

「みみびかの,お医者さん」

ううむ,なぜ鼻だけひらがなに? 耳をびかするお医者さんって,何?

 

---

 

2004.7.   


 

---

 


トップページに戻る