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社会的スパムに気をつけよう


 
私の友人から届いた1通のメール。処分されそうな子犬たちを助けて… という内容だったのですが、どうも怪しいメールなのです。

メールの内容は以下のようなものでした。
Subject:Fw:Fw:Fw:Fw2::
甥っこから届いたメールなの。
何とかしてあげたいな、って思ってる。
処分されちゃうなんてかわいそうだから
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
協力お願いします!友達からメールがきて頼まれました。メール回せたらたくさ
ん回してほしいそうです!m(_ _)m
>>友達のお姉さんの、犬のブリーダーの会社が潰れてしまい、3ヶ月〜6ヶ月の
ラブラドール30匹が処分されることになってしまいました(;_;)なので飼える人
を探しています!!お金はいらないそうです。飼えなくてもお友達にこのメール回
してくれたら嬉しいです(>_<)来週いっぱいがタイムリミットらしいので時間があ
りません…よろしくお願いします!!
>>連絡先→
>>good-news.kchan51@ezweb.ne.jp
友人は優しい愛犬家なので、無視するわけにもいきません。しかし、「犬のブリーダーの会社?」「子犬ばかり処分?」「人気のラブラドールなら、売却資産として差し押さえられるはずでは?」「タイムリミットの来週っていつなんだ?」と突っ込みどころ満載です。メアド収集の詐欺メールの可能性が高いですね。
適当なキーワードでググってみても、手がかりがないので、アドレスを収集される危険を冒して、連絡先とされる au 携帯のメールアドレスに空メールを送ってみました。
結果は案の定『User unknown』。友人に、すでにメールアドレスが使われていないことと、メールアドレス収集の手口の可能性があることを伝えると、すぐに返事が来ました。
さっき私も何か変だと思って。
甥っこと全然つながりない人(私の仕事場のバイトの子)もその事を知ってて、
おかしいなって思った。
私はこの友人を責めません。善意からやったことなんですから。転送を重なられたらしきこのメールに記載された連絡先についても、当事者があまりの反応の多さに驚いて、アドレスを変更してしまっただけなのかもしれません。
しかし、過去にも善意から広まったメールや掲示板への書き込みが、当事者の意図とは関係なく広まってしまった例があります。
もう10年も前になるでしょうか… パソコン通信時代、ありとあらゆる会議室、フォーラム、掲示板に以下のような書き込みが蔓延しました。
ある病気の少年が、近々緊急手術を必要としています。しかし、必要な Rh マイナスの○○型の血液が足りません。献血に協力していただける方は、東京の○○病院の○○医師に連絡して下さい…
最初の書き込みは関係者によるものだったようですが、かんじんの手術が無事終了したあとも、数ヶ月にわたってこの書き込みは広がって行きました。
情報が途方もない勢いで広がって行くのがネット社会です。情報を伝達するとき、何らかの形でソースを確認することが伝達者の責任です。

投稿: 2004年09月01日 (水) at 01:07   | | | |

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