モラル・ハザード
東海地方のローカル AM ラジオ局『CBC ラジオ』の『ツー快!お昼ドキッ』という番組で、北野誠氏が「日本人のモラルが急速に低下している」と指摘していた。
その通りだと思う。
氏の発言は、『”ギター侍” 波多陽区にボディガードがついた』という芸能ニュースに関連したものでした。元モー娘。の『W(ダブルユー)』をギター侍が『ダブルユーじゃなくて、デブルユーですから! 残念!』と『斬った』ために、W ファンから殺害予告が届いたそうです。
北野氏は
「殺害予告を送りつけた W ファンだって、波多陽区がほかの芸能人を斬っていたときは笑っていたはずだ。
自分と違う価値観を持った人がいることを認めないという風潮が気になる。
イラクで人質になった上で殺害された香田君の家族に批判の電話をする人間も同じ。
そんな権利を持った人間がどこにいる?
自分の気分がスカッとすればそれでいい、という人間が増えているのではないか?
関西方面のメディアがキャンペーンを組んでいるお役所の不祥事にしても、
NHK の不祥事にしても、
すべて『自分や自分の属する部署が潤えばそれでいい』という考え方の結果ではないのか?
本来、日本人というのは他人の価値観と自分の価値観を照らし合わせて、居住まいを正すという道徳観を持っていたのではないか?
ローマ帝国の衰退と同じく、日本という国も、道徳観の崩壊という部分から衰退が始まっているのではないだろうか…」
というような内容のことを言っていました。(もちろん、もっと面白く語っていましたが、私の文章力ではこんな表現になってしまいます)
電車内でも、コンピニの店内でも、所かまわず座り込む若者(私 -- 40 歳 -- の価値観でいうと、『腰を下ろすなら、縁石でも、ガードレールでも、とにかく一段上がったところ。人が靴を履いて歩くところは汚いでしょ?』となります)。
殺人事件の被害に遭われた方の関係者が匿名掲示板に『情報を求めます』と書き込んだことに対して『大阪で暴力沙汰に巻き込まれるのは田舎者だけ。自業自得。うざい』とレスする無神経さ。
先日、こんな体験をしました。
河原を掘って湧き出る温泉に浸かっていました。無料ですが、管理人もおらず、明かりもありません。数十人は入れるのではないかと思われる広さですが、入湯客は私を含めて7〜8人というところです。
5〜6人の若い男性がやってきました。大声で『コケくせぇ!』『ぬるぃ〜!』などと叫びながら、しまいには仲間同士でプロレスごっこです。
私は人に迷惑をかける人間が大嫌い(バイクに乗っていて、前を走る乗用車が窓から捨てたゴミを拾って追いかけ、信号待ちでその乗用車が停止したときに「これ、落とされましたよ(にこやかに)」と運転者に渡してあげたこともあります)ですので、我慢できません。
「お兄ちゃんたち、騒がしいよ」と声をかけました。
…
逆ギレされて、エラい目に遭いましたよ。とほほ。
でもねぇ、プロレスごっこのキミたちも、エラい目に会っている私を見て見ぬフリする人たちも、自分さえよければいいんですか?
年寄り臭いエントリだな、と思いつつ、北野氏の言葉が身にしみたので、上げてみました。こんな日本人は嫌ですよ。
投稿: 2004年12月22日 (水) at 02:38
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