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「target」属性をやめようキャンペーン



t0mori さんもすなる『”target”属性をやめようキャンペーン』(あ、リンク先のエントリの本題と外れてますか)に私も取り組んでいます。

「リンクを新しいウインドウで開く」ってのをやめようというわけです。


この問題に関しては、以前から賛否を耳にしていました。あらためてこの問題を考えるきっかけとなったのは、Hiro さんの『リンクを新規ウインドウ/タブに開かない方法』というエントリと、そのエントリにトラックバックされた林檎はいかがですか? さんの『リンクを新規ウインドウ/タブに開くのはいやですか?』というエントリでした。とくに、後者のコメント欄への書き込みには、アンカータグに対してさまざまな考え方があることがわかり、興味深いものでした。

「リンクを新しいウインドウで開く」ことを「避けるべき」とする意見は、「富士通ウェブ・アクセシビリティ指針 日本語サイト向け 第2.0版」の「指針34」に集約されています。

必要以上に多くのウィンドウを開くと、サイトを表示している機器に負担がかかるため、コンテンツの表示速度が遅くなることがあります。
また、視覚に障害のある利用者や高齢者など、多くの利用者は、新しいウィンドウが開いたことに気づかないか、または、その変化に戸惑う場合があります。このため、前のページを表示するなどの操作が困難になります。
さらに、多くのウィンドウが開いた場合、多くの不要なウィンドウを閉じなければならず、上肢に障害のある利用者を含む、多くの利用者は、操作が困難になります。

私の子供たちのウエブ閲覧スタイルを見ていると、

  1. 新規ウインドウを開くアンカーをクリック
  2. 新しく開いたウインドウ内の「ホームページに戻る」ボタンをクリック
  3. そこからまた新しいウインドウを開く

という行為を繰り返して、いくつも同じページを開いていることがあります。これを見ると「新しいウインドウで開く」ことへの弊害を感じます。

一方、「リンクを新しいウインドウで開く」ことに利便性を感じている人の多くは、「本流としてのページがあり、リンク先はその参照として開く」ということにあるように思います。
たしかに、新規ウインドウ(タブ)で開いた場合、スタートとなったページに戻りやすく、複数のページを行き来しながら閲覧するスタイルに向いています。

私自身、リンクを開く場合には新規タブでという閲覧スタイルなので、「target="_blank"」を多用してきました。多くのブラウザがステータスバーに「"〜" を新規ウインドウで開く」「"〜" を開く」と表示して、リンクの扱いを明示してくれるので、「後は閲覧者の判断にまかせよう」という考えもありました。 しかし、最近使いだした Firefox では、そのような表示がありません。(私の設定のせい?) これでは、閲覧者が事前にリンクの target を知ることができないので、唐突に新しいウインドウで開く事態が頻発してしまいます。 それならば、いっそのこと「(フォーム関係をのぞく)すべてのリンクを同じウインドウで開く」こととして、新規ウインドウ/タブを使うかどうかは閲覧者の判断に一任することにした方がすっきりしそうです。

現在、ページの更新をするたびに、少しずつ「target="_blank"」を減らしています。と同時に、 アンカータグの title 属性に「"〜をこのウインドウで開く"」という表現を盛り込んで、同一ウインドウ内でリンクが展開されることを少しでも明示しようとしています。ただ、このエントリ内で使っているような、title 属性とリンク先のテキストが重複する方法は、読み上げブラウザを使った場合に同じ文言が繰り返されてくどいそうなので、悩むところです。

dark side of the moon
マウスオーバ−してみてください。くどいですか?

ちなみに、上記のアンカータグは、AppleScript で自動生成しています。Safari 専用ですが。

tell application "Safari"
 set the_url to the URL of document 1
 set the_title to the name of document 1
 set the clipboard to "<*a href=¥"" & the_url & "¥" title=¥"『" & the_title & "』をこのウインドウで開く¥">" & the_title & "</a>"
end tell


投稿: 2005年02月21日 (月) at 23:29   | | | |

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