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古いバージョンの iBlog から最新の 1.4.0 に乗り換えるには


 
t0mori さんもエントリ『iBlog 1.4.0 登場!』で書かれていますが、バージョン 1.4.0 の iBlog はとてもいいものに仕上がっています。日本語環境での問題点がかなり解決されているだけでなく、公開の早さは特筆できます。
 しかし、私のようにβ版も含めてバージョンアップしてきたひとはいいのですが、1.3.5 以前の iBlog から一気にバージョンアップするには、現時点では問題があるようです。
(このエントリは私の記憶と想像に頼って書いていますので、間違いなどに気がついた方がいらっしゃったら、ぜひ突っ込んで下さい。随時訂正します。また、バージョンアップされる方は、あくまでも『自己責任』でお願いします)
(11/06/2004 HomePage.txt から移動した場合の文字化けについて追記あり)


このエントリは、きみ駒さんから『iBlog の 1.4.0 正式版は、どうですか?』と質問されたことで書くことを思いつきました。
当時、iBlog 1.3.1で2つのブログを運営していたきみ駒さんから『Myblog に記事が正しく反映されない。1.3.7 のβ版にアップグレードすれば直りますか?』と質問された時に、私は当時安定していた最後のバージョン、1.3.5 と iBlogPostProcess ver 1.2.1 の併用を薦めました。導入に手間のかかる iblogPatcher よりも手軽だったのが、その理由です。おかげさまで、iBlog SpyiBlogPostProcess による複数ブログ運営検証をすることもできました。(これが目的だったわけではありません!)
iBlog の 1.3.5 までのバージョンと iBlogPostProcess の組み合わせは、強力なコンビだったと思います。しかし、日本の iBlogger のテストリポートが反映された 1.4.0 がリリースされたことにより、現在の最良の選択肢は iBlog + iblogPatcher、もしくは、未だ残る不具合 には目をつむって 1.4.0 を単体で使うことに変わりました。
以下、古いバージョンから最新の 1.4.0 にバージョンアップするステップを書いて行きます。
Step 1:バージョンアップするべきか考える
古いバージョンから乗り換えるメリットは、
  • 公開が早い
  • ローカル iDisk を作成しない状態で『公開』できる
  • 自動バックアップ機能がある
  • iLife '04 に対応
  • ユニコード(UTF-8)に対応しているため、実体参照のコードを吐かなくなった(1.3.6から)
  • 単体でも実用に堪えうる
  • (以下、10/05/2004 追記)Moblogging を利用可能(1.3.7から。日本語環境では利用できない?)
  • FIle Sharing Entry を作成できる(1.3.7から)
  • Top Story(いつも最上位にいるエントリ)を設定可能(1.3.6から)
  • 前後のエントリへのリンクが利用可能(1.3.7 から)
  • Music Entry を作成できる(1.3.9から)(/追記)
などです。デメリットは、
  • テンプレートの書き換えが必要
  • コメントやトラックバックが文字化けする可能性がある
の2点です。
上記を考慮してバージョンアップするかどうかを判断して下さい。(以下の文章は、iBlog 1.4.0 に乗り換えて UTF-8 のブログを構築することを前提に書いています)
Step 2:バックアップ
万が一に備えて、バックアップは必須です。
  1. プリファレンス:~Library/Preferences/com.lifli.iBlog.plist
  2. データやテンプレート:~Library/Application Support/iBlog/ (フォルダごとという意味です)
  3. 古い iBlog 本体(1.4.0 からデータの保存形式が変わりましたので、絶対に後戻りしてはいけません。間違って起動してしまうことのないよう、Finder の「ファイル」〜「〜のアーカイブを作成」メニューで古い iBlog を圧縮してしまいましょう)
の3つを複製しておきます。1. 2. には、iBlog Backup (英文ページなので使い方は私のエントリ『iBlog専用バックアップソフト「iBlogBackup」』を参照)または iBlogFreezer を利用すると便利です。
Step 3:iBlog 1.3.9 の入手
『古いバージョンから乗り換えると、テンプレートが真っ白になる』という不具合が各所で報告されています(KHOO さんのエントリ『iBlog1.4.0 での注意点』など)
対処方法は、すでに配布を終了したバージョン 1.3.9 をいったん立ち上げることのようです。1.3.9 を勝手に配布することはできませんが、iBlogger の中には過去のいろいろなバージョンをコレクションしている人がいますので、問い合わせて分けてもらって下さい。入手した iBlog 1.3.9 を立ち上げて終了します。
(10/05/2004 追記)iBlog を圧縮してしまった後でも、最新版(1.4.0)は、Lifli SoftwareiBlog Download Page からダウンロードできます。『iBlog のダイアログからしかダウンロードしたことないよ』と心配する必要はありません。(/追記)
(10/16/2004 追記)配布を終了した iBlog を本家のダウンロードページから入手する方法が解明されました。
『iBJ - FAQ - iBlog - iBlog の古いバージョンをダウンロードしたいのですが、どうしたら良いでしょう。』(/追記)
Step 4:テンプレートの書き換え
従来使っていたテンプレートを iBlog 1.4.0 の『テンプレートの管理』メニュー、または保存時の文字コードを指定できる mi などのテキストエディタで書き換えます。
変更点は、使用している全てのテンプレート(テンプレートセット ArchivePage.txt / BlogPage.txt / CategoryPage.txt / DayPage.txt / EntryPage.txt / FileSharingEntryPage.txt / MusicEntryPage.txt / YearPage.txt。このうちいくつかは、1.3.9 を立ち上げた時に生成されたものですので、新たに書き換える必要がないかもしれません)の7行目くらい
charset=Shift_JIS(または charset=EUC... 忘れました) となっている部分を
charset=UTF-8 と書き換えます。
(10/06/2004 テンプレートについて重要な追記)さらに、iBlog 1.3.6 からテンプレートに日本語が使えなくなっています。『続きを読む...』など、日本語を記入していた場合は英語表現にするか、実態参照で置き換えて下さい。日本語を実態参照化する場合には『半角カナ実体参照生成』が便利です。(/追記)
テキストエディタで編集する場合、文字コード『Shift_JIS』、改行コード『LF』としてください。(mi の最新版(β版)で保存する場合『書いてる内容と文字コードの指定が違う』というアラートが出る場合がありますが、構わず『Shift_JIS』のまま保存して下さい)
(10/05/2004 追記)テンプレートセットの入っているフォルダ「TemplateSets」に「FeedPage.txt」というファイルができています。これの1行目にある encoding も UTF-8 になっているかどうか確認しましょう。また、この際ですからテンプレートセットを1から作り直してしまうというのもいいかもしれません。OKAMURA さん作のテンプレートを利用するのがおすすめです。iBlog 1.3.9b 対応 valid テンプレートセット (/追記)
(11/06/2004 追記)HomePage.txt をアップロードして利用している場合、これのテキストエンコーディングも書き換えておかないと HomePage から BlogPage に移動した場合にブラウザによっては文字化けが発生するようです。FeedPage.txt と同様 ~/Library/Application Support/iBlog/TemplateSets/HomePage.txt を修正しておきましょう。
Step 4.1:JavaScript ファイルの確認(10/06/2004 追記)
~/Library/Application Support/iBlog/Javascript/ 内の JavaScript ファイルが置き換わっている可能性があります。カスタマイズされた CommonLib.js などを使っていた場合、以前のものと入れ替えたくなりますが、iBlog 1.4.0 と互換性があるかどうか確認してからにしてください。(OKAMURA さんのカスタム CommonLib.js なら『iBlog 1.3.8 用カスタム CommonLib.js 』から)また、テンプレートと同様、CommonLib.js に日本語は使えなくなっていることに注意してください。OKAMURA さんからの情報、保存時はUTF-8 だそうです。(/追記)
Step 5:ナビゲーション項目の書き換え
サイドナビゲーション内などで Google の検索ボックスや BlogPeople などの外部サービスを利用している場合、それらで利用している JavaScript などを UTF-8 に対応したものに変更しておく必要があります。これはナビゲーションエディタ(iBlog の『レイアウト』メニューにあります)で書き換えておいて下さい。
Step:6(オプション)コメント/トラックバックの文字コード変更
コメントやトラックバックの文字コードが UTF-8 でない(Shift_JISなど。つまり、ブログの文字コードとコメントシステムの文字コードが異なると)と、私のブログのようにエントリページにコメントウインドウを埋め込んだ場合に文字化けする可能性が高いです。また、別ウインドウで表示させている場合にも文字化けする場合があるように思います。思い切って文字コードを変更してしまいましょう。ただし、過去のコメントは全て文字化けしてしまいます。
HaloScan の場合、ブラウザでメンバーログインして『Settings』ページで変更します。HaloScan 以外のシステムについては、それぞれの HP などで調べてみて下さい。
Step 7:確認
『プレビュー状態をリセットしてプレビュー』します。ブラウザでうまく表示できることを確認したら『公開』してください。iBlogPostProcess を使っていた(UTF-8 に対応していないため、1.4.0 では利用できません)場合、その恩恵を受けられなくなるため日付の書式が『日 - 9月 12, 2004』というようなおかしなものになってしまいます。
(10/05/2004 追記)(iBlogPostProcess を使っていたから日付がおかしくなる、と受け取られるような書き方になっていますが、そうではありません。iBlogPostProcess が使えないから、本来の iBlog の書式に戻ってしまったということです)(/追記)
気になるのであれば『システム環境設定』の『言語環境』ペインの『書式』タブで『すべての地域を表示』にチェックを入れて、『地域』メニューから『英語〜アメリカ合衆国』を選べば、(中途半端な日本語表記ではなく)正しい英語書式に変更することができます。ただし、この変更はすべてのアプリケーションに適用されてしまいます。
(10/16/2004 追記)UnderDone さん「うにゅうにゅReadMore」を使用している場合、テンプレートの書き換えが必要になることがあるようです。詳しくは、きみ駒さんのこちらのエントリ
『Read More が出てこないーーー!』(/追記)

なにしろ、バージョンアップのたびに必要だった変更を一気にするのですから、上記のような手間はかかります。しかし、1.4.0 を導入してしまえば、これからのバージョンアップにも対応できるようになります。これを機会にいかがですか?

投稿: 2004年10月04日 (月) at 05:14   | | | |

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