提出日:2003年12月22日
第5回 全日本Mac系大忘年会 in 大阪の宿題その1。ビンゴで頂戴したMaxMenusの使用レポートです。インストールした環境は、PowerBookG3 1998(MacOSX 10.3非サポート機種) / MacOSX10.3.2(以下 Panther)です。
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| 四隅に登録できる階層はMenusタブの設定で選択して登録を行う。キーコンビネーションの組み合わせによって全部で10通り以上の設定が可能になるが、実際、どこにどんなキーコンビネーションで登録したかって覚えられないと思う… |
MaxMenusは、デスクトップの四隅をクリックすることで、色々な項目に簡単にアクセスできるようにできる、階層メニュー表示のユーティリティ。表示できる内容は、デフォルトでは各隅毎に異なるものが割り当てられていますが、同じにすることも可能。また、ShiftキーやControlキーなどと組み合わせる設定も可能で、それらのキーと組み合わせることで各隅に表示させるメニューを複数登録することが可能となります。
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| インストールを行うと、システム環境設定の「その他」の項目となる |
まずはインストール。インストール自体はインストーラを起動させれば他のアプリケーションなどのインストールと同様なので問題ありません。また、動作についても問題はなさそうでしたが、パッケージにはシステム要項として10.2.1対応とありました。アップデータが出ているのではないかとPanther対応について確認するべく、国内総代理店・販売元であるact2のサイトへ。MaxMenusのPanther対応は「確認中」となっていました(2003年12月22日確認時点)。
さらに情報を求めて開発元であるProteronのサイトにアクセスしてみたところ、Pantherに対応したMaxMenus1.3がダウンロードできるようになっていました。
Pantherが発売されてほぼ2ヶ月が経過する今日この頃ですが、ローカライズなど大変なこともある程度は理解できますが、もう少し早く対応をして欲しいというのが正直なところではあります(ちなみにMaxMenus1.3は作成日が10月1日、変更日が10月15日となっていました)。
また、サイトの掲載方法についてですが、Pantherへの対応状況が、「Mac OS X 10.3 Panther 対応状況について」というページにまとめで掲載されていることは良いのですが、各製品ページにはその記述やこのページへのリンクなどがありません。各製品ページにも同様に対応状況を明記するべきであると思います。ユーザーは必ずしもトップページを経由して情報を得ているわけではないのですから。
さて、Dockによく使うフォルダを登録して使っているユーザは少なくないと思います。以前はOSの標準状態では確か5階層までしか辿れなかったという記憶があります(記憶違い?)が、Pantherではそれ以上の階層も辿れるようになった様です。そういう意味では、深い階層を辿れるというメリットは薄れたかもしれません。
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| 四隅にはそれぞれ任意の透明度で色を表示させることも可能 |
しかし、書類などをドラッグしたままDockに登録したフォルダを辿って深い階層へ移動させるたりすることができませんが、MaxMenusではファイルやフォルダをドラッグしたまま深い階層へ移動させたり、アプリケーション名に重ねれば開くことが可能です。また、Finderと同様にoptionキーなどと組み合わせることでコピーやエイリアスを作ることも可能です。
ランチャーなどを使っているユーザは多いと思いますが、「デスクトップが狭いので置きたくない」場合や、「Dockの項目を増やしたくない」という場合でもデスクトップの四隅をクリックすればメニューが出てきますので、省スペースで便利に使えるユーティリティだと思います。
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| 「計算機」に「Shift+Command+C」を割り当ててみたの図。よく使うソフトに好きなキーコンビネーションを割り当てておけば、階層を辿らずとも一発で起動可能に。 |
また、メニューに表示されるアプリケーションなどの項目にキーボードショートカットを割り当てることが可能です。よく使うアプリケーションなどは、ショートカットを入力することで起動することができます。ショートカットは、Shiftキーなどとの組み合わせやFキーに割り当てることも可能になります。ただ、特にPanther環境下ではExposeのキーの割り当てと重なるものなどは使用できないので、注意が必要です。
ところで、こういったユーティリティに関して、個人的に思うことがあります。最近では17インチのPowerBookや20インチiMacなどより広いデスクトップを標準で備えたMacも出て来ました。MaxMenusの様にデスクトップの四隅にカーソルを移動しなければいけないユーティリティはある意味で不便な場合も出てくるのではないか思います。
また、PantherではFinderが大きく様変わりしました。Finderウィンドウのサイドバーによく使うフォルダなどを登録しておくことで、階層を辿ってファイルを移動させたりすることが可能になっています。そういう使い方の方を好むユーザもいるでしょう。
その様なユーザに対しても「使いたい。便利だ」ということを更に訴求できるような、例えば、コンテキストメニューから同様の機能が提供できるようになるなどの機能が必要(って発想が貧困だよね…)でしょう。もちろん、それによりシステム自体が不安定になったり、重くなったりすることは本末転倒ですが。
いずれにしろこうしたユーティリティは実際に使ってみることが大切ではないかと思います。30日間の試用ができるので、気になる方は是非、試してみて欲しいと思います。
最後に、私の環境の問題かもしれませんが不具合として以下の症状がみられましたので、まとめておきます。
1. 階層を辿れない場合がある
登録したフォルダの深い階層まで辿った場合に、フォルダの中にフォルダや書類などが入っているにも関わらず、「空のフォルダ」となり中身が全く表示されない場合が散見されました。同じレベルの階層でも表示されるものとされないものがあるので、原因はよく分からず。
2. 取説の間違い?
前述の通り、メニュー内に項目をドラッグできますが、メニューからドラッグして移動することも可能です。これがクイックスタートガイドの説明の通りにやってもうまくいきませんでした。試行錯誤の上、Commandキーと組み合わせることで可能でした。他、同様に説明されている、マウント済みのボリュームのアンマウントや、情報を見る、ゴミ箱への移動ついても全て、Commandキーとの組み合わせが必要でした。開発元のProteronで公開されているOnline Manualも同様の記述だったので、もともと間違っている気がするのだが…
この様な機会を与えていただきましてありがとうございました。また、ソフトをご提供をいただきましたact2様、ならびに忘年会を主催運営をいただいた、スタッフの皆さまに感謝いたします。ありがとうございました。
© Ka-Ku@虹色の林檎はどんな味? 2003-2004