iGestureのちょっとしたtips

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リセット

五本の指をまっすぐそろえて伸ばし、パッドに対して垂直方向にぴったり手のひらを当てている図。

どういったわけか、時々パッドの振る舞いがおかしくなる時があります。こうした時はUSBをもう一回差し直す?それともマックを再起動させる?いやそれでもかまわないのですが、上の図のように手をベタっと付けるだけで簡単に直ります。この時、画面のマウスカーソルに注目していてください。マウスカーソルが四角くクルクルと回り、リセットされたことが分かるようになっています。これもいかにもiGestureらしいリセット方法で面白いですね。ちなみにリセットといっても設定されたデータ等が消える訳ではありません。

経験則なのですが、買った当初はこうしてリセットしなければいけない事態が頻発します。さらにこれでも直らず、いちいちUSB端子を差し直さなければいけない事態も頻発します。これといった解決方法が無いのですが、どういうわけか長く使っているうちにいつの間にか直ってしまう事が多いようです。これについてはMini Keyboardを持っている友人と話したのですが、おそらく人間の方がジェスチャー操作に慣れて来て、機械に対して変なことをしなくなるからではと言う結論に達しました。それが事実かどうかは分かりませんが、とにかく最初の一、二ヶ月はそういうものだと思ってのんびり使ってみて下さい。今は私もその友人も、めったにリセットする事は無いです。快調そのもの。もちろん最初はリセットの嵐でしたよ。

らくちん!親指クリック

ユーティリティ上でのThumbClick設定画面

通常のマウスの場合、ポインティング中、つまりマウスを動かすことによって画面上のポインタを動かしている間中、スイッチはずっと上がったままの状態になっています。ですから目的の場所に到達し、クリックしようとする時、そのまま押し下げればクリックできます。しかしiGestureの場合、目的地に到達したら、二本指を一旦持ち上げてからパッドに押し下げるという二段階の行程となってしまい、慣れてくるとだんだんうっとおしく思えて来てしまうのです。

そこでThumb Clickihg機能を使ってみましょう。上図のようにこれをオンにしますと、ポインティング中の二本指はパッドに付けたまま、親指をタップすればそこでクリックできるのです。そしてまたパッドに付けたままの二本指を動かせば、ポインティング作業を続ける事ができます。一旦これに慣れると、もう元に戻れなくなるぐらい快適ですよ。

ただしこの方法は、親指をタップする時思わず二本指が動いてしまい、ポインタがずれてしまう事もあります。なので、通常の二本指タップも併用するといいでしょう。上記の設定をしても二本指タップはそのまま残りますから、どちらの方法でもクリックする事が可能です。

また一つのアイデアとして、TouchStreamのみになりますが、左手の二本指タップにクリックを割り当ててしまうという方法もアリです。この方法であればクリック時にポインタの場所がずれる事はありません。さらに、左手の三本指タップにダブルクリックを割り当てれば、もっと楽になる場面があるかもしれません。デフォルトではどちらの設定もブランクのままですから、試しにやってみても何の損もありません。

"Neutral"と"Spread"を意識する

ユーティリティ上でのneutral表示画面

ユーティリティ上でのspread表示画面

上の図を見て下さい。MyGesture Editorから切り抜いた図なのですが、全く同じ四本指でもspreadとneutralの二つの設定がある事が分かります。つまり、同じ指使いでも、「手を普通に開いている状態」と「手を大きく開いている状態」とでは、まったく別のジェスチャーとして認識されてしまうという事です。

マニュアル通りに操作してもなかなかジェスチャーを認識してくれないという場合、だいたいはこの指定を無視している場合が多いのです。特にspread指定のジェスチャーでは、意図してしっかり広げる事が重要です。なかなか認識してくれないからといって力を込めてパッドを圧迫する必要はありません。力を入れれば認識してくれやすくなるかのように錯覚するのは、力が入るようにすると自然と指が少し開くからかもしれません。普段からあまり力を入れないで操作する癖をつけた方が良さそうです。力を入れると転がり抵抗が増えますから、スムーズな操作ができなくなってしまいます。実際、ほとんど触るぐらいの弱い力でセンシングするようになってます。

パームレストを使ってみよう

iGesture MiniKeyboardと市販のマウス用パームレスト。パームレストは透明なブルーで、どことなく今風。

写真は友人のiGestureMiniKeyboaedですが、市販のマウス用パームレストを手前において使っています。これがあるとかなり操作が楽になります.TouchStreamには標準で付属していますが、これがすごく調子いいので、友人にも勧めてみました.ポインティングが楽に、正確になったとのことです。

ただの真っ黒なパームレスト。

TouchStreamには付いてるんだから、iGestureシリーズにも付けてほしいな…と思っていたら、いつの間にリリースされてました。オプションだけど純正のパームレスト。たぶんTouchstreamに付属のものと材質的に同じものでしょう。フィット感は保証しますが、わざわざこのためだけに高い送料払って輸入する価値があるかどうかですね。しかしなんていうか、結構細かい商売もヤりますねFingerWorksさん。

ポインティングとドラッグ

パッド上で、親指が既に下端に到達しているので、人差し指を上端に触れようとしている図。

iGestureは物理的な大きさが限られていますので、ドラッグしている途中にパッドの端っこまで来てしまったということがよくあります。でもどうしてもドラッグを終了したくない場合は、次のような方法で続けることができます。

まず、iGestureは動き始めの指使いしか認識していません。ドラッグは三本指で行うことになってますが、一旦ドラッグが始まってしまえば、あとは二本指だろうと一本指だろうとそのままドラッグを続けられるのです。だからはじっこまでいってしまっても、別の指に「持ち替えて」、そのままドラッグを続けることができるのです。

例えば上の写真では、上から下にドラッグしている途中に指が下端に達してしまった場合を想定しています。まずドラッグしている三本指はそのままに、親指を加えてパッドに当てます。次に元の三本指を離し、人差し指をできるだけ上の方に伸ばし、パッドにタッチさせます。そうしたら親指は離し、上の方にタッチさせた人差し指一本だけでドラッグを続けることができます。

Slide Motion設定を使おう

スライドモーション設定画面。本文参照。

Slide Motion設定には気の利いた設定項目がいくつかありますが、画面がちょっとわかりづらいところにあるので紹介します。

上の図は標準のテキストアロージェスチャーの、右矢印の設定画面です。まずRight(Left) Hand Gesture-Text Pointing-RightでEvent設定画面を表示させます。ここまでは特にマニュアルを読まずとも普通に表示できるでしょう。次、図の右上にあるSlide Motionボタンを押してください。すると図のような設定画面が出てきます。

図中のOne Shotは読んで字のごとく、どんなに手を動かしてもイベントを一回しか発生させないためのチェックボックスです。通常のキーボードショートカットはほとんどこの方が都合いいはずです。

その下にあるFast Shotというのは、速く動かしたときはイベント発生を一回だけに限定、ゆっくり動かしたときは手の動きに合わせて連続的にイベント発生させるチェックです。例えばこれをテキストカーソルに割り当てるとします。すると、パッと手を速く動かした時は一文字だけ移動するようになります。もっと遠くまで動かしたい時は、ゆっくりとジェスチャーする事で速く遠くまで飛びますし、スライドを加速させればそれに比例してカーソルも加速します。指使いやスライド方向はそのままに、出だしの動きを二通り使い分けるだけで一文字単位の動きから一気に飛ぶような動きまでコントロールできるわけです。

ちなみにその上にある、「Motion Speed/Sensitivity」の欄にも注目してください。手の動きに対してどれだけ敏感にイベント発生させるかを設定する欄ですが、1から13までの設定があり、かなり柔軟にカスタマイズできそうな感じです。ちなみにマウスポインティングではここの値がなんと130もあります。それぐらい広範囲の設定ができないと、すべての操作をジェスチャーに割り当てることは難しいのでしょうね。

TouchStreamーいきなり打つ前に

もしTouchStreamで日本語を打つなら、BackSpade Auto-Correctのチェックを最初に外して下さい。これは自動入力の一種ですが、日本語環境では百害あって一利無しです。イライラしてTouchStreamを壁に投げつけるかヤフオクに出すかする前に、必ず忘れずに。Feature Selectorの中の「Typing」にあります。ついでに、Vadiable-Speed Typematicも必要ないでしょう。キー押しっぱなしで連続入力する機能ですが、結構誤動作が多いように思います。

TouchStream練習方法

TouchStreamがやって来た!でも述べました通り、最初は、これでもかって言うぐらいにまともに打てません。ここは一つ腰を据えて、昔使ったタイピング教本でも引っ張りだして来て一から練習してみましょう。そんなものないという人には、OSX用ですが、OgiharaさんTypistがおすすめです。お遊び系が多いタイピング練習ソフトが多い中、きわめてマジメで、膨大なドリル量を誇るフリーソフトです。私も感謝して使わせてもらってます。

練習に関しましては、やはりキーボードを見ない事、これが重要です。幸いにしてホーム列、すなわちA-F, J-;にボッチが八つ付いていますので、それを頼りにホームポジションを探します。SpaceとBack Spaceにもボッチが付いていますから、ここも忘れずに親指を合わせて下さい。パッドの上をすりすりしながら探す事になるわけですが、この時必ず、五本の指を同時にパッドに着地させてからスリスリを始めて下さい。でないと、何かのジェスチャーだと勘違いされて誤動作してしまいます。

もう一つの留意点として、キーがほとんど縦に一直線に並んでいる事を意識する事が重要です。普通のキーボードは、どういうわけか知らないのですが、斜め階段状に並んでます。例えば同じ人差し指で打つはずのU-J-Mでも、下に行くほど右側に寄っているわけです。しかしこれがTouchStreamの場合、ほとんど垂直に近い並びをしています。だから普通のキーボードに慣れた手だと、うっかりするとMを打つつもりが句読点になってしまったりします。私の場合、これを克服するのが非常に厄介でした。

また、標準のパームレストはあると楽ですけど、スピードに関しては無い方が出ます。適宜外したり付けたりして好みを見つけるのがいいでしょう。

一週間ほど練習すると、何とかメールを打てるぐらいにはなると思います。そこまで行ったら、ぜひ日本語入力関連のショートカットを割り当てましょう。日本語もードと英語もードはもちろん、それぞれの入力の仕方にあったショートカットを割り当てると、まるで日本語入力のために作られたキーボードかと錯覚するぐらい快適です。私の場合はカタカナへ変換とひらがなへ変換の二つを追加しています。そうそう、標準で割り当てているエスケープキー用のジェスチャー、これは日本語を打つなら絶対覚えないと行けませんね、

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