■ケーキの郷愁。



ケーキが食べたかったので駅前で買って帰ったわけですが、まあ、そんなにおいしいってこともなかったです。
いや、まずいってわけじゃなくて、ただ「☆ケーキ☆」という言葉がかつて持っていた輝きと喜びを味わうというわけでもなく、静かに食べちゃったな、という。

でも、ぼくが子供の頃は、こういうケーキだって、すっごいご馳走で、ほんとに嬉しくて踊り出したくなってたよ。
なんでぼくはこんなにもひねくれてしまったんだろう。どんなケーキだっていいじゃないか。
ちゅーかこれだって100円やそこらじゃなくって、高くはなくてもある程度のお値段はするわけですよ。
きっとちょっとした出張か何かで東京に来てこれから新幹線で帰ろうってお父さんが、子供にお土産として買って帰るんだろうな。そして遅くまで待っていた子供たちが、「おみやげおみやげー☆」って飛び跳ねて喜ぶわけですよ。箱を開けると夢のようなケーキたちの饗宴。むさぼるようにかぶりつき、あるいは大事に大事に少しずつ、食べる子供たち。

だけどそこで、「まあ悪かないけど、普通だよね」なんて子供が言い出したら。
ぼくは死にたくなると思います。

ほんと、なんでぼくは、こんなにひねくれてしまったんだろう。なんで素直にケーキだケーキだと、喜べないんだろう。

Posted: (水) - 11 16, 2005 at 12:37 AM   怪獣_飯(仮)            


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