投稿日時:2009年11月04日 08:38
Flip4Mac® Pro
Windowsの世界では、WMV(Windows Media Video)というビデオフォーマットが普通に使われております。インターネットにおいてもDRM(デジタル著作権管理)を有し、ストリーミングでも多く使われているのでご存じかと思います。Macの世界ではどうか。Macの世界ではMicrosoftが完全に開発から手を引いてしまっていますので、今後、WMV(Windows Media Video)のDRM(デジタル著作権管理)対応の製品は出てこないものと思われます。Microsoftは今後、Network向けDRM(デジタル著作権管理)としてSilverlight 2/3という方向に向けようとしています。これは、Macに対してもDRM保護がかかったコンテンツ提供が行われようとしています。ただ、比較的WMVのDRMの方が柔軟性があり、なかなか大手が採用していないという問題点も指摘されています。GyaoがSilverlight対応!というニュースが流れましたが、全然「対応した」というレベルになっていません。チョットは期待してたんですけどね。
以上が前置きでございまして、MacでWMVビデオコーディングをまったく見ることができないかと言いますと、そうではございません。「Flip4Mac®」という、コンポーネントをインストールすることで、閲覧環境は何とかなります。もしくは、VLC media playerを使うことで、DRM保護がかかっていないコンテンツは閲覧できます。WMVビデオコーディングってヤツは、なかなか厄介者でして、というか、コンテナフォーマットであるAVIという拡張子を持ったファイルを見たことがあるかも知れませんが、この中にもWMVビデオコーディングを収めることが可能です。従って、AVI拡張子をもっているからといって、マックにおいてはFlip4Mac®もしくは、VLC media playerを使わないと見ることができないAVIファイルも存在することになるんですね。AVIコンテナフォーマットは、良く言えば柔軟性がある。悪く言えば何でもあり。のコンテナフォーマットでして、まぁいろんな内容を詰め込むことが可能です。どれほど苦労したことか…。
愚痴ってもしかたないのですが、WMVビデオコーディングは、基本マックにおいて、別フォーマットに書き出すことが出来ませんでした。VLC media playerを使えばできるじゃないかと仰る方もいらっしゃるかと思いますが、音声と動画のフォーマットの組み合わせでは、書きだした動画から音声が消えているとか、色々問題がありました。どちらにしても無償(VLCはドネーションを希望しています)ですので、無理もないといえるかと思います。
Windowsユーザーから、WMVファイルをもらうことしばしば。しかし、使いにくい。ずっと我慢していたのですが、どうもこのところこらえ性がなく、「ええぇい、書き出し出来るんならPro版にしてしまえ!」とやっちまいました。Flip4Mac®の方ですね。今は、Flip4Mac® Proです。ここ重要です。これ自慢したかったんですから。もう一回書きます。Flip4Mac® Proです。
| Feature Overview | Player | Player Pro | Studio | Studio Pro | Studio Pro HD |
|---|---|---|---|---|---|
| FREE | $29 | $49 | $99 | $179 | |
| “Telestream Flip4Mac WMV - Overview”から平成21年11月4日(水) 引用 | |||||
| Play Windows Media using QuickTime | |||||
| Import WMV for conversion to QuickTime formats | |||||
| Export WMV using fixed preset encoding profiles | |||||
| Create custom encoding profiles | |||||
| Export High Definition and 2-pass encoding | |||||
この表のように、Flip4Mac® WMV Components for QuickTime™は実をいうと様々な種類があります。會澤が選択したのは、Flip4Mac® Pro(しつこい)です。
さて、WMPファイルを読み込んで、早速、書き出しを試してみました。はい、当然書きだし可能です。ところが、出来上がったファイルが、やけに小さい。WMPフォーマットと、今回書きだしたH.264では圧縮方法が異なりますので、小さくなったり大きくなったりすることはもちろん考えられますが、それにしても小さい書き出せることは書き出せるのだけど、一度再生した部分しかエンコードされていないようなのです。QuickTime Xで実験しているのですが、QuickTime Xはファイルを先読みします。特に私がもらった(そして実験に使用している)WMPファイルは、1280×720/13,050bps/1.14GBっていうバカでかいHDサイズでして、これをiPod Touchクラスに変換してやろうという目論見なのです。それぐらいで十分ですもの。
なかなか癖のある書き出しなので、まだちゃんと完成を見ていません。書き出し速度も当然かかりますので、これは偉いことに手を出したものだと、我ながら頭を抱えています。結果出たら追記します。
Posted by kaizawa | Permalink| | TrackBacks