2009年04月05日 20:58
逆ハンドル
一般的に、車などでカーブを曲がるとき、曲がりたい方向とは逆の方向に一瞬ハンドルを切って、車の回転半径を稼ぐ手法のことですね。カウンターステアとか、言われます。
100年に一度の世界不況とか言われますが、日本もご多分にもれず、これまで小泉に始まった緊縮財政から逆にハンドルを切って、赤字国債も辞さずの方向に変わりつつあります。ドイツなどは先のG20で、これ以上の財政出動に消極的でした。“景気は回復させたいが、これ以上の財政赤字は国家問題になりかねない”という判断からです。急激な景気変動をもたらした要因とされ、実体経済以上の仮想経済を作り出したとされる投資ファンドへの規制という方向へ向かうかもしれませんな。
一部のマスコミは、資本主義の崩壊などと騒いでおりますが、そうだとしても結局資本主義という概念も発展途上だったと言うこと。ジタバタすることはありません。かつて社会資本主義が事実上崩壊したのと同じこと。そう考えれば、むしろこれからに期待でしょう。
心配なのは、各国が一斉に財政出動にハンドルを切ることで、将来の世代につけを回すようなシステムに切り替わっていくこと。そして一層、(いわゆる)途上国へのしわ寄せが行くことになるのではないかということ。
本来逆ハンドルは、通常の運転をしているときには必要ない技術。スピードが高すぎ、カーブを曲がりきれないときに使う手法です。しかし、もう一つの方法があるんですね。それは、ブレーキを踏むこと。十分に減速すれば、曲がれないカーブと思っても、反対車線にはみ出ることなしに曲がれるものです。
それでもカーブに入るタイミングを見誤ってブレーキが間に合わない場合もありますね。今回がそういったケースなんでしょうか。車っていうのはスピードの魔力にとりつかれると、ついついアクセルを踏んでしまうもの。普段から十分安全速度で走行していれば、急ブレーキも逆ハンドルも必要ないのですよね。
私もスピード出しすぎることありますけどね…
Posted by kaizawa | TrackBacks

