2007-12-02T21:17:26
(OVA)ICE
監督もいらっしゃいますから、本来ならば「BACCANO! -バッカーノ-」あたりを紹介するべきであろうとは思いますが、なにぶんにも最近のマイブームにはかなわないと言うことで、「ICE - アイス」を3巻続けてみてみました。マイブームとの関連性ですか?声優としてAKB48のメンバーが出ていると言うことです。ハイ!
まずきついことから。素人を声優に起用するのはいけません。今回参加メンバー(えれぴょん、コリス、とも、Nなっち、今井優)は、ほぼ素人。コリスは子役としてドラマなどにも参加してましたから女優さんとして素人とは言えないかもしれませんが、声優さんという特殊な仕事。特に今回メンバーがもらった役は相当に重要なものです。Nなっちのムラサキはかなり上手にやっているなぁという印象でしたが、ともはちょっと...ストーリー的にもともがやったアオイというの相当難しい役回り。これはともにはきつい。えれぴょんのやったユキはほぼ主人公に匹敵する役回り。彼女のキャラクターとマッチしている部分はあるものの、いかんせん声優としてのテクニックには...
どうしてもこの辺の評価は厳しくなってきます。原作の秋元氏はマルチプラットフォームのコンテンツプロデューサーですからAKB48のプロモーションだと考えれば(世間のこの作品に対する評価もそうなっているんじゃないかな)無理もないところですが。OVAとして考えると、評価を下げることになりますね。残念な気がします。
んで、ストーリー的にも相当難解。未来と現在をつなぐ狂言回しの瞳は時空超越と言うことで無理がありすぎ。精神だけが行き来するならいざ知らず、最後の病院のくだりはなくても良いのかな。現代への継承というテーマを考えたんだろうなぁ。単性受胎というのがICEの正体ですが、遺伝子組み換え即、エイリアンというのもチト無理もあるかな。キサラギもちょっと不気味すぎ。
ただ、にもかかわらず3巻通しで見ることができたのはなぜでしょうね。最近あんまりOVAは見てませんでしたが、結構引き込まれて見せてもらいました。秋元マジックの術中にはまったためか、自分で言うのも何ですが、定かではありません(自己分析できない)。おもしろかったと言うべきでしょう。評価以上に感じるものがあったって事でしょうか。まぁ、だからこうしてエントリにしているわけですね。
人類の行く末ってものに悲観するのが正解なのか、楽観して良いのかそれはわかりません。滅亡に向かっているっていう認識はあまりにも...とは思いますが、人が歩んでいく道が本当にバラ色なのかはわかりません。監督の小林さんという人はガンダムシリーズのキャラクターデザインなどを手がけた人だそうです。ガンダムの世界観はこの作品のそれとは異なりますが、ともに破滅に向かっていくわけですね。愛があり、救いもありますが悲しいですね。
「人は毒になってしまった」ユキの言葉ですが、人は自然のガン細胞なのか。そうかもしれないと思いつつ、そうではないと信じつつ。雑文失礼。
Posted by kaizawa | TrackBacks