2007年09月18日 21:54
違和感-MACPOWER休刊へ寄せて
MACPOWERはMacintoshを使い始めた頃に知り合い、いろいろと教えてもらった相棒であり、先生であり同志だった気がする。そんな同志が意を分かち、疎遠になるにはやはり寂しさが伴った。そしてかつての同志がその姿を消す。以前のエントリでその話を書いたので、今また蒸し返すのはちょっと嫌な気がしているのだが、そのお知らせを読んで違和感を感じた。
MACPOWER休刊のお知らせ から2007年9月18日に引用国内におけるMacカルチャーの黎明期、成長期、発展期、成熟期、爛熟期、 すべての時代を読者の皆様と共に歩んできたわけですが、今年1月の「Macworld Conference & Expo/San Francisco 2007」において、Appleの社名からComputerがなくなり、同社の新しい主力製品として「iPhone」が登場したことにより、連綿と続いたひとつの時代が確実に終焉を迎えたように思います。今後、Appleは音楽やコミュニケーションを事業の主軸に据えた、新しい局面へとシフトしていくことでしょう。
そうした時代の大きな変化を見るにつけ、弊誌も自らが担い続けてきた使命の完了を予感し、18年間の歴史に、ここでひと区切りを打とうと決心した次第です。
MACPOWER誌がリニューアルされ、コンピュータ・カルチャー雑誌へと変貌を遂げた時点で、會澤はコンピュータ雑誌としてのMACPOWER誌は終わっていた。Appleの社名からComputerという単語が抜けたことはMACPOWER誌の先見性を見て取ることができる事実だったと思う。Appleはコンピュータを売る会社から、コンピュータを使って作り出される「何か」へターゲットを移していくぜ!という意思表示だったと思っている。そしてそれは、MACPOWER誌が先んじてマックを中心とした作品群へスタンスを移したのだと思っている。少なくとも編集部への會澤の評価はそうなっている。しかし、評価が高くてもそれは會澤の欲しかった「コンピュータ雑誌」ではなかったわけで、購入にはつながらなかった。
MACPOWER誌のコメントの中には「コンピュータ雑誌」終焉を見て取れますが、非常に違和感を感じました。すでにそれはリニューアル時点で宣言していたではないか。
休刊に向けての詳細はわかりません。わかりませんが、結局売り上げ部数が伸び悩んだことがもっとも大きな原因だったでしょう。推測ですけど。回りくどい言い訳ではなく、「売り上げが伸びませんでした。残念ですが休刊します」でよかったのではないだろうか。そんなこと天下のアスキーが言うはずはないことは重々承知の上です。何か言い訳めいていやだなぁ。そう思ったわけです。
Macの雑誌がまた一つ減っていきます。とっても残念です。雑誌という形態がすでに過去のものになっているのか。ネット上で記事が読めるサイトが増えていますが、ペーパーメディアが全てネット上へ移行されるわけはないと思っています。コストが圧倒的にかからないというメリットは出版社にとって非常に大きなものかもしれませんけど。
活字離れなどといわれて久しいですね。かくいう私も、以前に比べて積ん読本の新規購入冊数はずいぶん減ってしまいました。しかし相変わらず、突然熱病のように活字が恋しくなることがあります。パソコン上で読めるものもあるやもしれませんが、やっぱり文庫で読みたかったり、ハードカバーが恋しかったりすることがあるんですよ。雑誌にしても同じ。ネット上の方が情報は早い。でもやっぱり活字で見たいときがある。雑誌がなくなってしまうのはとってもとっても寂しい。MACPOWER誌がそうそうに復刊するわけもなく、これもやはりシェアの少なさのなせる技かもと思うとこれまたやっぱり寂しい。おじさんの戯言でした。
by J's Garage(2007-09-18T22:47:50-05:00)
私も15年くらい前は、毎月、MacLife、MacPower、MacJapanと3冊買って読んでいました。なにも3冊も買わなくてよさそうなものですが、情報源が限られていたし、それぞれ読むところが違って、発売日が待ち通しかったですね。
by 會澤(2007-09-19T00:08:08-05:00)
インターネットが今ほど盛んでなく、なおかつまだパソコン通信というのも割高だった時代は雑誌が情報収集の主たるものでした。
次々と廃刊されて、何とも寂しいのです。
by J's Garage(2007-09-19T02:07:05-05:00)
iMacを買うことになって、MacPeopleを読んでいます。MacFanはなんとなく好きじゃないので。
Posted by kaizawa | TrackBacks