2007年08月26日 20:20
中学生の宿題をお手伝い
中三の姪が私にHELPを求めてきた。むげに断るわけにはいかぬが、中三の宿題のお手伝いかぁ...できるか微妙。
さて、ちょっと思ったことがある。葉月(姪)の考え方が不足していたのか、教え方が違うのか。2次方程式の因数分解について。
まず、2次方程式の因数分解(整数解を持つもの)とは次のように教わると思う(ここでは、xに係数をかけていない簡略化したものを呈している)。
上記の式の、右辺が提示されていて、左辺のような式に変形せよという問題が出ている。ここで、葉月はどのようにしていて解いていたかというと、「ab」の部分を九九の知識を利用して引きずり出し、その中で「a+b」に該当するものを選び出して左辺を作り出していた訳ね。それはそれでやり方として間違っていない。しかしここで彼女の頭の中には“整数の素因数分解”の概念は存在していない。
因数分解と、素因数分解は密接に関連しており(少なくとも整数解が存在する場合には)、同時並行的に頭の中にあった方がよりわかりやすいと思う。事実、葉月は九九の一覧表を見ながら因数分解を行っていた。これでは応用が利かない。「ab」の部分を素因数分解し、得られた素数列の組み合わせを考えた方がより簡便であると思う。事実彼女にその旨を教えたところ、あっさり九九の表から卒業してしまった。
もちろん、整数を与えられ無意識に素因数分解して、「ab」に該当する整数解を求めることが可能ならばそれに越したことはない。しかし、そうではない場合、回り道になるように思えても整数の素因数分解を用いた方が良いように思う。アンチョコ的との批判はあるやもしれないが、整数の大きな特性である素因数分解という手法を覚えておくと何かと応用も利く。事実彼女はすでに素因数分解という手法を知っており「いったい何のために習ったのかわからなかった」と言っていた。知識のリンクがうまくいっていない良い(悪い)例。むろん教え方の問題なのか、彼女の理解の問題なのかは不明。
さて、続いて取り組んだのは地理。これはダメです。私この教科に良い思い出がない。
課題として出ていた問題を観てさらに絶句。世界白地図の中に各国の境界線が引かれ、数十個の番号が振ってある。それぞれの国名を答えよというもの。...わ・わからん。
ゴメンナサイ、インターネットを使わせていただきました。使わせていただいたのは「世界地図 - 世界の国々」これも白地図上をクリックすると国名が出てくるという格好のインターフェイス。本来ゲームですが、私も姪も全くわからずお手上げでした。
さて、それはそうと、それでもなかなかわからなかったのは、インドネシアの先端についていた丸印。私の記憶の中にも実は存在していませんでした。なんだろうと検索してみたら、「東ティモール民主共和国」そういえば、ニュースになったよなぁ。と葉月を含めてみんなで感心。授業でも「そういえば」やった。と申しておりました。
さて、続いて英語のプリント。幸いなことに簡便な英語の文章を読んで同じく英文の質問に答えよというもの。これなら教えられます。さて、英語の内容はともかくとして課題として出ていた英文に絶句。どっから引っ張り出してきたのか知りませんが、「男の子の両親は死亡。女の子は男をなぐさめるために懸命に子守歌を歌い続ける。しかし、男の子は絶命。女の子も翌朝にはもう動くことはありませんでした(要約)」というもの。救いはないのか!ウ〜ン、なんか不思議な気持ちがしました。
まだ残っているぞ。ガンバレ!
by あつし(2007-08-27T07:29:04-05:00)
宿題残っているとは大変ですね。もう1週間しかないですよ。もはや「休み」ではないかもしれませんね。ちなみに私は宿題はさっさと済ませるタイプでした。最高記録は中2で最初の10日で日記以外のすべての宿題を終えました。
因数分解は昔得意でしたが、今はできるかどうか微妙です。Xに係数付いたらやばいかも・・・。ただ僕もabの素因数分解はしていたように思います。
知識のリンクに関しては教え方でしょうね。多分先生は長年やっているから自然にやるのでしょうが、生徒は始めてなので気がつかないのでしょう。それを教えるのが先生の役目だと思うのですけどね。
ただ、場合によってはカリキュラムの順序も関係してきます。僕が高校の頃、微分積分の前に物理をやってチンプンカンプンでした。さきに微積をやっていたらもっと物理が得意だったかもしれません。
地理は高校のときは大得意でした。でも、今では全然覚えてません。使わない知識はすぐ廃れてしまいますね。
英語は中学レベルならなんとかなる気がしますが、高校になるともはや文法も怪しい感じがします。6年もやった割には身に付いてないなぁ。なにか良い勉強方法があったらもう一度再開してみたい気はあるのですけどね。
by 會澤(2007-08-27T14:20:16-05:00)
因数分解に関してというか、2次方程式の解を求める公式ってありましたよね。私は、中学生で習うもんだと思っていたら、ルートすらまだやっていない様子。ゆとり教育ですか?どうも間違っている気がやはりします。
学習の順序とは少し違うのですが、大学でフーリエ変換ってやります。アレはいったい何をするものなのかさっぱりわからず、身が入りませんでした。
高電圧物理や、宇宙理論などに興味を持ったときに初めてフーリエ変換の有用性に気がつき、あわてて勉強し直したのを思い出します。
by あつし(2007-08-27T16:02:18-05:00)
そういえば二次方程式の公式はありましたね。でも私のときでも習ったのは高校ですね。既に15年ほど前になりますが。ルートは中学だったと思います。中1位だったかな。
ゆとり教育は私も間違っていると思います。あれは先生の休みを確保するためのものだと思っていました。でも実際は先生も大変になったという話も。もしかして親と同じく土日を休みにするための施策だったのかもしれません。
by 會澤(2007-08-27T22:29:10-05:00)
ゆとり教育そのものの理念は間違ってなかったと思うんですね。詰め込みじゃなく、たの分野ももっと勉強してみよう。ってのは間違いじゃない。
ただ、問題だったのは理念先行で、現場がついていけなかった(いまも)。土日を休みにすることは、そこでもう一段学びの場を作りましょう。ということだったはずなのに、単なる休みになってしまった。総合学習という名の教科も先生方を困惑させた。何を教えればいいのだろう。ってね。
理念先行で失敗した例になってしまいましたが、間違いを正す勇気がこの国の役人には欠如している。時期尚早でした。そういって腹をくくる人がいない。責任を取らないのが悪い。
役人も政治家も悪いけど、それを黙認していた国民がもっと悪い。そう思います。
Posted by kaizawa | TrackBacks