2007年07月22日 13:47

ゴミは持ち込まないでください(怒)

中越沖地震の被災者を狙った振り込め詐欺が早くも出始めているらしい。どういう感覚なのだろう。


さて、この記事は全国ニュースなどでは報じられていない。

避難所にあるテントで21日午後4時ごろ、日本テレビ系列の取材団の男性が集音マイクを無許可で取り付けようとしていたことが分かった。

新潟日報 NIIGATA NIPPO On Line から2007年7月22日に引用

かねてより、このブログでマスコミをマスゴミと表現してきた。これはですね、取材を受ける側のことを一切考えずに取材する一部のマスゴミを批判しているつもりです。そして、取材合戦とか、スクープ合戦とかいう名の下に、情けない行為をするものがいる。災害が起こったときにその様子を取材して放送することは意義のあることだと思うし、間違いではない。しかし、そこに例えば「おもしろおかしく」「より刺激的に」といったショーアップの要素を加えようとする風潮があることに非常に疑問を感じる。

現地のローカルFM局が震災発生から24時間態勢で地震の情報。コミュニティの情報。行政・ボランティアのサービス情報を流し続けている。そこは事実を淡々と伝える迫力があり、ショーアップの要素が入り込む余地はない。それでも、被災者から絶大な支持を受けている現実がある。マスコミの報道とは本来そういうものであり、マスゴミのそれとは一線を画している。


行政の側の問題点は数多い。前回の中越地震から進展していない部分もある。しかしながら、当然前回を教訓に改善されている点も数多い。評価は一通りの対策を経てからで良いと思う。ただ、現実問題不自由な生活を余儀なくされている被災者のことを考えないマスゴミがいることはマスゴミ全体で考えていただきたい。

こういうゴミは持ち込まないでいただきたい。そして、持ち込んだ側のマスゴミはこういった行為を行いましたとトップニュースで伝えるぐらいの反省をしていただきたい。猛省を期待する。

このエントリに頂いたコメント。この表示は随時更新されます。

by HiTsu(2007-07-22T08:11:14-05:00)

こんな、輩が未だにいるんですね。。。

人の不幸を金儲けに。。。。。(^_^;)

by Magician@宇都宮(2007-07-22T11:21:31-05:00)

ゴミ過ぎる…orz

日テレってどうもこういう強引な手法を用いた

報道バラエティが多いという印象が強いのですが。

単に私の思い込みかも知れませんが、少なくとも

1億3千万分の1の国民はそう感じている訳です。

日テレは勿論、他局もコレをいい反省材料とすべきですね。

by 會澤(2007-07-22T12:16:31-05:00)

情けないよね。どうしてだろう。

本当に、報道って演出なんてホントは必要ないのね。そう思う。

by t0mori(2007-07-23T03:14:43-05:00)

これは作る側からしたら寧ろ逆でしょうね。

報道が演出で数字が取れるなら、集音マイクなんか取り付けないで演出で見せ切ってみせる、とディレクターは思うことでしょう。事実はそうではなく、「現場の生の声」とか刺激的な「事実」が咽から手が出るほど欲しいから、こういう愚かな行為が往々にして起こり得る訳です。

演出に自信を持っていて、それで視聴者の興味を引けると確信出来るなら、こんなことはしませんよ。

by 會澤@会社(2007-07-23T03:37:04-05:00)

“刺激的な「事実」”っていうのがどうもねぇ...

FM局の話を少し書きましたが、事実は退屈だったりします。それでも必要とする情報なわけですわね。

結局「数字を取る」ことが「事実をつたえる」こと以上に優先されてしまっていると思っています。報道以外の分野に関しては、数字優先でいいと思いますが、報道はバラエティ化して欲しくない。そう思います。

by 會澤@会社(2007-07-23T03:40:58-05:00)

百歩譲って通常報道番組にバラエティ化が許されるとしても、非常時はそういうのを廃して報道して欲しい。

避難所が存在する時期はおもしろくなくとも、事実を伝えることを最優先にしてほしいと思います。

by t0mori(2007-07-23T08:07:07-05:00)

何か誤解を生むような書き方をしてしまったかも知れませんが、この連中のやったことを擁護するつもりはさらさら無いですよ。バラエティ化が許されるとも思っていません。そう読めてしまったなら申し訳ないです。ただ一言あるとすれば、すべての『報道』と言う物がその個々の信頼性はともかくとして、一定の演出、バイアスがかかってる物だ、と言うことが自明(と言うか構造上の宿命と言っても良いかも)だと言うことを申し上げたかったわけです。単純に現場の映像をただ流している映像にだって、きちんと演出と言う物が存在します。おっしゃるような必要な『事実を伝える』内容であっても、です。

こういったモラルに欠ける出来事が起きる背景には、過剰な演出の必要性であったりとか、番組スタッフのモラル低下と言う問題以前に、根本にもっと構造的な欠陥があると僕は思っています。資本主義社会では有る一定のルールの元で抑制するか、個々のマスコミが業績と切り離すような構造改革をしない限り、逃れようの無い構造的な欠陥と言っても良いと思います。それでも社会主義国のマスコミよりは遥かにましなのですけど……。


余談ですが、ユニセフが世界の子供たちを救うのにほとんど貢献も機能もしていないのも、有る意味同じ欠陥かも知れないと思っています。

by 會澤@会社(2007-07-23T09:13:10-05:00)

t0moriさんのおっしゃることは分かります。何のニュースを取り上げるかという点ひとつにしても編集局のバイアスがかかっていますからね。ニュースバラエティというか、俯瞰だけして分かったつもりのニュース番組とか、訳知り顔のコメンテータなる職種に少々うんざりしているのできつくなってしまったかもしれません。

ニュース特番というようなものであっても視聴率を求められるんでしょうね。それが至上命題になってしまっては本来の姿からどんどん離れていく。


t0mori監督の仕事のようなものはそれこそ見てくれる人がいなければそこでバッサリ!というのは分かります(なんとも難しい仕事ですなぁ)。報道だけは蚊帳の外。とはいかないんでしょうけど...ニュース番組にはスポンサーをつけてはいけないとか、いうつもりはありませんがどうも縛られすぎている気がします。


余談については書きたいことがガッツリありますので別の機会に。

by yamatatz(2007-07-23T10:25:38-05:00)

 ニュース報道もテレビである以上はショウ番組ですね。たった一行のニュース原稿でも、たった一枚の写真映像だけでももちろん「演出」がなされています。演出の規範や責任は、企業だったり団体だったり、(社会主義国なら)国家政府だったり・・・。t0moriさんのおっしゃる通りこれは確かに構造上の宿命だと思いますが、近ごろは加えて制作スタッフに「何をどう伝えるか」という基本意識が希薄なような気がします。とりあえず真似できないようなスクープになりそうな材料を集めとけやっていう感じ。

 較べることは適切でないかもしれませんが、阪神大震災のときはインタビュアーやカメラマン、制作スタッフも被災していました。そのせいか、彼らが作ったニュースショウ番組では絶望的な映像の中に強い意識が映り込んでいましたが、一方、このエントリの話は別の意味での絶望感に襲われます。

by 會澤(2007-07-23T13:54:02-05:00)

「何をどう伝えるか」そうですね。他との差別化というような部分だけに突出してたのかな。

最近、放送禁止になった歌の背景を探るみたいな文庫を立ち読みしました(買えよ!)。自己規制の名の下にマスゴミが行ったこと。どうもうさんくさい部分ももちろんあったので話し3割ぐらいとして、方向がなんか間違っている気がして仕方がありません。


會澤もかなり偏っていると思います。このカテゴリは會澤の「オピニオン」です。だから會澤の意見としてお聞き下さい。なんか言いたいことがうまく書けないので、やめときます。自分の文才のなさに嫌気も差していたりして。へへっ!

コメントを書き込むためには、下の「Comments」リンクをご利用下さい。

Posted by kaizawa | TrackBacks