2007年02月21日 21:10

ゼロ金利解除以来の利上げ

日銀の定例会議で短期目標金利を0.5%に設定する旨の決議・発表がなされた。これまでの0.25%からみれば2倍。とはいえ、極々わずか。金利収入をあてにする向きにはさほど大きなメリットにはならない。むしろ、住宅ローンなどの金利を払う立場の人たちにとってはかなり苦しそう。

銀行金利というのはこの金利アップによって直ちに変更されるような性格のものではない。相変わらずの低金利であることは違いなく、とても金利をあてにはできない。だからこそ一般家庭の余剰金が大量に投資信託に流れ込んでいるんでしょうな。史上空前の投資信託ブーム到来といったところです。書店にも多くの本が並びますからね。會澤宅でもわずかながら投資信託を持っています。総額で200万足らずですからそう大きなものではありません。それでも銀行に預けているよりも利回りは大きいですね。妻名義のものは定期分配金が受け取れるタイプのもので、2ヶ月ごとに数千円が振り込まれており、奥チャマは満足しているようです。

私はといえば、今年一年は投資元年という位置づけで(大袈裟)いろいろ体験させていただいております。現在はFX(外国為替保証金取引)に絞ったかたちでの取引を続けております。先週は円が思いのほか高い水準で取引され、かなり安い水準での買い注文を保有していた會澤は居心地の悪い相場でした。大きく勝負して高いマージンを得られる反面。勝負所を間違えると大きな損失(ロス)を被るのがこの手のものの定石。先週末などは含み損が8万円以上にまでふくらんでおりました。元金を25万円に設定しており、100万円に持って行くのが当面の目標。急ぎすぎて取り返せない損失を被るのはゴメンですので、ゆっくりある程度の時間をかけての取引としています。現在は情報量の多い、米ドルに重きを置いておりますが、多少余裕が出てきたら他の基軸通貨にも分散投資していこうと思っています。かなりゲーム感覚で楽しんでおります。

ふと気がつけば米ドル円のレートがまた円安の方向に大きくふれています。また悩みどころですねぇ。もっと円高に振れるはずとの目論見を持っていた人が多くいたようで、その目論見はずれの反動が一気に吹き出している感じです。先日も書きましたが、日本のファンダメンタルズから考えるに120円台後半というレートはきわめて正常なレベル。と思ってます。


日銀幹部の頭の中にはこのままの低金利では景気を刺激するための金利操作という日銀の奥の手が効きにくくなっているというのが頭にあるようです。確かに、0.25%が0.5%になったからといってさほどのインパクトはありません。米国などは5%台の金利になっていますので、これを4%台に切り詰めたら大きなインパクトが出てきます。現在の日本の金利水準は低すぎて刺激材料にならない。というのが現実です。

とはいうものの、日本という国が発行している借金である国債は償還に際してこの金利が大きくものをいってきます。現在の市場金利が1%未満という現状では2〜3%の金利設定であっても国債を買って、銀行金利以上の金利を得たいという心理が働きます。しかし、市場金利が上昇すれば設定金利を据え置くことで両者の差は小さくなり、国債を購入するメリットが見えなくなってきます。当然そうなれば国債金利設定も切り上げねばならず、金利上昇分の支出が大きくなってくる。難しいものです。

現在の景気は一般消費者が実感されるものではありません。企業の好成績が景気を強く押し上げているだけに過ぎないわけです。この状況で金利を上げていくことは、住宅ローンなどへの悪影響ばかりが目立つ結果になるのではないか。どうもそういう気がしてなりません。


くだらぬことをウダウダと書いてしまいました。


Posted by kaizawa | TrackBacks