2004-05-07 21:13:00

火星に水:あったっておかしくないよね

水星やら金星やらにかつて水が存在したって言われれば「ホントかよ!オイ!!」って感じになるんだけど、火星にあったって言われてもそれほど驚くに値しないと”個人的には”思っている。

火星の映像 by ハッブル宇宙望遠鏡

地球がそうであったようにかつては高温であったはずの火星に水が存在することは理論的に言ってもおかしなことではない。今回の「火星の水」報道はチョットずれたスタンスで話が進んでいる。

水が存在したことがすごいんじゃなく、水が存在したことの証拠が見つかったことがすごいんですよね。これまでは「理論的」に存在が予測されていたわけで、それが「現実」に存在したという証拠にはならない。今回の火星探査で水の存在の証拠がでたことは「現実」に存在したことの間接的な証明になるわけで、これはすごいこと。


一部の報道は先走って「火星に生命の存在の可能性」という見出しが踊ったりしたけど、それはまた別の問題。水の存在=生命の存在にはならない。まぁ、”可能性”だから間違った見出しとは言えないけど...

生命の誕生ってのは何を持って生命とするか?!ってところで変わってくる。人間のような文化を創り出せるような高度な(言い方が悪いかなぁ:バクテリアの等級が低いって言ってるわけじゃない。進化の分化が進んだというような意味で使ってる)生命は言うに況わんや、初期の何らかのエネルギーを吸収して自分の生活エネルギーに変えると言ったレベルの生命なら”可能性”はあるかもしれない。でも、それすら低いかもしれない。

ただ、僕らが思っているようなエネルギー消費型とはまったく違うかたちの生命の存在って言うのはあるかもしれない。逆にそういう生命体(生存システム)を持っている生命体なら現在も存在したっておかしくない。存在しないだろうけど。

人は酸素を体内で燃やして(酸化の際に出る熱を利用してるんですよね?:うろ覚え)エネルギーを作り出している。しかし、海底の底では人間にとって有毒な火山性ガスをエネルギー源にしているバクテリアが存在する。火星上でそのようなエネルギー源がまったく存在しないとは言えない。ただ、問題なのは火星の環境が地球と比べておそらく大きく激変し、安定した環境が保たれた時代が短かったと考えられる点。生命は数十年数百年のオーダーでポッとできたりしない。もっとスパンの長い期間が必要。その長い期間が火星にはなかったことが問題。現在が安定している時期に当たるんでしょうね。生命が生まれたのは波打ち際の泡の中だって言われている。同じような生命誕生が火星で起こったことは考えにくい。生命はいなかったのじゃないかな。

生命が存在しようがしまいが、火星に人間の”機械の目”が届いた。実際に動いている見えているってことがすごいこと。

「宇宙それは人類の最後のフロンティア」


Posted by kaizawa | TrackBacks