Sun - May 16, 2004

宇宙の幾何学模様


Hubbleの新しいイメージ。宇宙において自然な形というのは本来円形(球形)のはず。ところが...

いつもお世話になっております。Hubbleさんでこんな映像が!
何で四角になるんでしょうねぇ。そこが不思議。我々から観測するとこうなると言うだけで、本来は違うのかもしれない。そこんところは百歩譲ったとしても、ではなぜこんな風に見えるんだろう? まるで、他の知的生命体が実験でもしているプラントみたいに見えませんか?

宇宙。それは最後のフロンティア。

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Mon - May 3, 2004

惑星に海の可能性


惑星に海が存在することは、(今のところ)生命発生の第一条件とされている。その海が太陽系外惑星にも存在する可能性があることが示された。う〜ん...

元記事は読売。でも、私がこの記事を知ったのは「Orbium 」さんとこ。
恒星の質量や、恒星と惑星の距離の関係から、様々なタイプの惑星の比率を、大型コンピュータで計算。惑星の約半分は、岩石型だとの結論を得た
さらに全惑星の10%以上は、地球の10分の1から10倍の質量をもち、また恒星からの距離が地球と太陽の距離と同等であると分析、海を数十億年間維持できる温度、大気の条件に当てはまると結論づけた。
まず、生命の定義として、地球型の生命を念頭に置いていること。細胞膜を持ち、自己複製などの特徴を持つ生命の誕生には「海」の存在が不可欠であるというのはまぁ定説。

そこから我々が思い浮かべる「動物」や「知的生命体」が生まれるまでまたさらに複雑な条件が存在する。また、先に述べた細胞膜を持ち、自己複製機能を持つ。生物(と呼んでいいかどうか不明)が生まれる必要条件であっても(海の存在は)十分条件にはなり得ない。

生命がこの地球上だけであるという悲観的なことは言いたくないが、他の生命とのコンタクトが可能であるとは思わない。あくまでも可能性論の域を出ない論議。地球外生命の存在というのは”確認”されることのないものだと認識していたりする。

會澤は夢のない奴だとお思いでしょうか? イヤね、こんなのもありかなと思うんですよ。海のないところからでも生命が生まれる可能性もあるのではないか。ただ、今私たちが思い浮かべる”地球型”の生命ではないかもしれない。私が愛してやまない「スタートレック」などには、実体をもたない、生命体が度々登場します。宇宙を漂うガス生命体。液体状の生命体。すごいところでは『意志』だけが独立した形で存在する生命体。宇宙は様々な生命を許容するのではないか。もしかしたら、我々とはコンタクト不可能かもしれないけど、宇宙は我々が考える以上に生命に満ちあふれているのじゃないか。残念ながら、距離という監獄の中に我々は閉じこめられている。それだけなんじゃないか。

人間は多知識を蓄積してきました。しかしながら、まだまったく未知の領域も存在します。最近、単細胞生物の塩基配列の全解析ができた!というニュースが聞かれます。塩基配列が解析できても、その塩基配列が何故生成され、どのように働くのかと言うところはまだ未知数のところが多いのです。まして、人間のような極めて複雑な生命のメカニズムは要約手がつけられたところ、と言うのが現実です。加速度的に解析が進んでいますが、私たちが生きている時代に解析が可能になるとは思えません。これまた悲観的かな?

近いところでは火星に海(地球の海とは違うものであった可能性もあります)の存在がほぼ確実視されています。ただ、維持できた期間が限られていた。そのため、生命が発生する”確率”は小さくなる。もっと長く海が維持できていたとしたら、現在地球で見られているような生命が生まれていたでしょうか? 想像は豊かであっていいです。それが人間の特性。そこから『小説』みたいな偉大な文化も生まれたわけですなぁ。

なんか最初のところからずいぶん脱線しました。まぁいいっか。

Posted at 04:30 PM     This entry only & Comments/TrackBack  

Sat - April 24, 2004

壮大なる玉突き


銀河同士が相互干渉した結果、何とも不可思議なリング上の銀河ができあがった。

ハッブル宇宙望遠鏡14周年を記念して公開された美しいイメージ。

ふたつの銀河が衝突し、ひとつの銀河がもう片方の銀河を通過したことで銀河の集散が乱され、リング状の銀河になった。なるほど理屈では判りますが、ものすごいことです。
私たちの地球(そして太陽系)もひとつの銀河に属しています。太陽系と最も近い恒星系までの間隔も数十光年の距離があります。銀河といっても、我々人間のスケールでいえば、スカスカの空間です。しかし、そこにもうひとつの銀河が近づいてきて衝突する。人間はどうなるでしょう。
銀河の形状が崩れてリング状になる。当然いくつかの恒星系は致命的なダメージを受けることが予想されます。恒星同士、惑星同士の衝突ということはスカスカの銀河を考えると可能性は低いかもしれません。しかし、直接影響を受けなかったとしても、重力バランスの変化はかなり大きな影響を与えるものと思われます。惑星が恒星を離れて彗星化してしまうなんてこともあり得るかもしれません。

数キロの彗星が地球に衝突すると地球はかなり大きなダメージを受けるといわれています。同じ程度の恒星や、太陽以外の恒星が近づいてきたとしたら…
おそらく人類はどうすることもできないんでしょうね。そんな映画がありましたね。


それにしてもすごい画像です。

Posted at 03:33 PM     This entry only & Comments/TrackBack  

Tue - April 13, 2004

天動説でもOK?



新聞でもやってましたが、Orbium さんのところにもエントリーがあります。

概要としては小学校の4/5年生に「地球が太陽のまわりを回っている」のか「太陽が地球のまわりを回っている」のかと尋ねたところ、約4割が「太陽が地球のまわりを回っている」と答えたというもの。
TVみててもその手の話題やCGが出てくることもあると思うんですが,全く興味ないのかな? だとしたらかなりさびしい。
「地球はリーダーだと思っていた」Orbiumより
かつて、地動説は世間を騒がすとして裁判沙汰になった。なんて話も関係ないんだろうねぇ。
ガリレオが地動説を言い始めたきっかけは、天体のひじょうに不思議な動きを説明するためだったといわれています。逆行といわれる天体の動きは、根気よく空を観察することができれば見ることができます。まるで、天体の動きが逆になるような、不思議な動きです。
仮に、この動きを天動説で説明しようとすると、地球のまわりを太陽が公転円と呼ばれる軌道を回る必要があります。ひじょうに不規則。しかし、当時の宗教の中では、人間の存在が特別なものである必要がありました。特別な人間。というのは、神の御子である人間ということを意味し、神は万能である。だから、太陽でさえも普通では考えられない軌道をとるのだ。となるわけです。何ともすごい考え方です。

この辺の話はどこで教わるのでしょう?理科? 私が教わったのは先生からではありませんでした。両親が買ってくれた百科事典だったと思います。私にとっては百科事典はとってもおもしろい読み物でした。
活字離れ、などと言われていますが、本当に活字から離れているのはその父親であり、母親だったりすると思いますぞ。科学に興味がない子供であったって別にかまわない。ゲームなんぞではなく、小説を読んで涙してくれても良いんだわね。子供の頃から、いろんな本を読む習慣がなければ自分の興味がどこに向くのかそれすら分からなかったりするんだろうな。
夢はなんですかと聞かれて、本当に太陽のまわりを地球が回ったいるのかどうか、宇宙飛行士になって確かめたい。そんな子という子供が「天動説」を答としたグループの中に一人ぐらいいて欲しいなぁ。

宇宙空間で、天体を観測してみれば、きっと「天動説」でも「地動説」でもないって感じると思いますよ。自分自身が中心!

いや、ホント。そう感じるはず。それはそれでいい。

Posted at 11:21 PM     This entry only & Comments/TrackBack  

Sun - March 28, 2004

質量とは何か(その1)


なんか壮大なthemeになってしまって恐縮以外の何者でもないのですが...

誰が唄っている歌の歌詞だなんていいませんが...
体重計乗って「なんじゃこりゃ なんじゃこりゃ!」
ダイエットなんて意味ねぇな。
私たちはよく「重さ」という言葉を使いますね。重さ=質量。必ずしもそうではありません(※)が、そう思ってもいいです。
では質量って奴はどこから来るのでしょうか? 物質を作り出している「物」によって重さが違うのは”なぜ”なんでしょう。

例えば、鉄でできた10センチ角の立方体があります。プラスチックでできた同じ大きさの立方体があるとして両者の重さはおそらく違います。なぜでしょう。

私たちが”重さ”というと体重計などの計器を思い浮かべると思います。これらの計器に先に述べた2つの立方体を乗せると重さを示す指針は確かに違います。では、この計器はなんの違いを指針に示しているのでしょう。小学生の高学年ぐらいになった子供であれば「重力」のことを口にするかもしれませんね。「重力」ってなんでしょう。
じゅうりょく【重力】
  1. 地球上の物体が地球から受ける力。万有引力と地球の自転による遠心力との合力。地球上の場所により多少異なり赤道付近で最小となる。
  2. 万有引力に同じ
  3. 大きな力
三省堂 大辞林 第二版
そうか、重力から受ける力が違うから重さが違うんだ! じゃ、なぜ違うんでしょう? 物の材質が違うから。答になってないですねぇ。なぜ材質が違うと地球から受ける力が違うのでしょう。

※ 重さ=質量が必ずしも等しくない。言葉のあやのような問答ではあるのですが、例えば同じ”物”を月に持って行ったときに重量計が指し示す重さは等しくありません。地球と月とでは重力そのものが違う(実は引き合う相手の質量の違いだったりします:ここにも質量が出てきたりします)ためです。あんまり細かく考えると訳わからなくなりますのでサラッと流してください。

※ 書いている私自体が専門家ではありませんので間違いは多々あるはずです。こんな続き物のエントリーを書いていいものなのか不安ですが、次回のエントリーにはこのエントリーへのリンクを張ったりしてみようと思っております。


書きたい内容が多岐にわたることが考えられます。加えて、長くなると思いますので、続編については期待せずにお待ち下さい(って今回の内容ものすごく思わせぶりな終わり方だなぁ)。

Posted at 02:46 PM     This entry only & Comments/TrackBack  

Fri - March 26, 2004

私が大好きな銀河



左側のナビゲーションバーにハッブル宇宙望遠鏡へのリンクを張りました。非常に素晴らしいサイト(英語ですが)ですのでどうぞご覧になって下さい。
非常に美しいかたちをした銀河ですよね。ハッブルの紹介の中にも「ソンブレロ銀河」の名称ででています。「ソンブレロ 」ってわかります? つば広の帽子のことですが、ホントそんな感じですねぇ。
宇宙には本当に芸術家がいるのではないかというほど素晴らしい銀河が多くあります。なぜこんな形になったんだ? 疑問が興味を持つきっかけでした。

子供の頃、土星の輪は金属製でめっちゃ固いんだろうと思っていました。今にして思えば、そんなことはあり得ない。内周部と外周部では受ける力が大きく異なりますから、あれほど大きな輪を作れたとしても回転しはじめたとたんにバラバラになりますわね。
でも、不思議だった。子供心にですが、今見たって不思議な形が多くある。

宇宙、それは人類最後のフロンティア。

Posted at 11:03 PM     This entry only & Comments/TrackBack  

Tue - March 23, 2004

宇宙空間に高温ガス



宇宙って奴は無茶をしてくれる。通常宇宙空間っていうのは非常に冷たい空間になっている。にもかかわらず。である。

X線観測衛星CHANDRA by NASA

銀河同士(銀河ですよ!恒星系ではないのです)がすれ違う際に、双方が持っていたガスを引き合うかたちで両者の間に尾を引くかたちで残った(おそらく移動中)もの。おまけにこのガスの温度が数百万度に及ぶというのだから驚きですね。このガス雲の中にはひょっとしたら恒星系が含まれるかもしれません。その恒星系に生命が存在したとしても絶滅の危機に陥るのは必須。突然(といっても数世紀に渡るのでしょうが...)恒星系内の宇宙空間に数百万度に及ぶガスが漂流してきたとしたらどうするでしょう?
太陽系だとしたら、我々に何ができるんでしょうね。きっと何もできない。数世紀をかけ、恒星系を脱出する計画を立てるでしょうか?脱出したところでガス雲は数万光年にも及ぶと思われる。絶望的ですね。

温度が高いってことはどういうことでしょう。非常に密度の高いガスであるということを意味しますね。冷たい水の中に熱湯を注いだ場合、両者が混じり合ってぬるま湯になりますよね。宇宙空間っていうのは非常に冷たい。そこに熱いガスが注がれると、エントロピーの法則でしたっけ? 均一になろうとする。それも運動が小さい方向に。つまり冷たくなる方向に向かって進もうとする。
にもかかわらず、熱いガス雲が生じているというのはすごい。ガス雲の中に熱を生成する反応が起きている可能性がないわけではないと思うけど、そうでないとしたらそのガス雲は想像を絶するエネルギーのカタマリになる。絶句。

宇宙全体が持つ質量の試算がある(それ自体すごい試算だね)。計算してみると、目に見える物質の総量は試算の数%にしかならないのだそうだ。今回発見されたようなガスなどがその試算の中に組み込まれることによっていったい何%にまで増えるのだろう。
詳しく調べていないけど、試算の値は空間が広がり続けるのか、いつか広がるのをやめ、収縮に転じるのかのちょうど境目の量なのだそうだ。ビッグバンによって始まったとされるこの宇宙が、再び収縮に転じ、ビッククランチをおこすとしたらそれはどんなモノになるんだろう。無論人などと小さな存在はチリ以下の存在になるのだろうねぇ。

にもかかわらず争い続けているのは...

Posted at 11:06 PM     This entry only & Comments/TrackBack  

Fri - March 19, 2004

医療が進むべき道



「脳の神経細胞新生のスイッチ役RNAを発見」

あまり詳しくはないけど、いわゆる再生医療へのアプローチのひとつと理解しています。
先日は猿を使った実験で、女性の卵巣を腕に移植しそこでの卵巣の活動を発揮させることに成功した旨の記事もありました。いったいどこまで行くのか、何を求めているのか。不安になるのは私だけでしょうか?

日本ではあまり聞きませんが、人生の終点である「死」を正面に見据えて活動する”ターミナルケア”とか”ターミナル(末端)医療”なる医療も存在します。
現代医療においては治療の道が閉ざされている。または治療後、普段の生活に戻ることが困難になるような”生かす”ことを前提にした医療とはまったく違うアプローチによる医療。最後は家族と痛みや苦痛を取り除いた上で過ごしたい。そんな患者の気持ちの上に成り立っている医療がターミナル医療です。
どちらが正しいとか正しくないなどというつもりはありません。ただ、私が余命幾ばくもないと宣せられた時選びたいと思うのはターミナル医療の方です。
命の問題を考える時、普段は意識しない「神」の存在を意識せざるを得ないのは私だけでしょうか。神によって生かされているという言い方をする場合があります。人は人のチカラだけで生きているのではないのではないか。そう思うのです。その神が釈迦という名であってもキリストという名であってもそれはどうでもいいこと。”何か”によって生かされている。

人は”何か”の領域に手を染めようとしています。それが是か非か、僕らの子供たちの時代には見えているでしょうか。

Posted at 08:26 PM     This entry only & Comments/TrackBack  

Wed - March 17, 2004

セドナという名の小惑星



太陽系の外周部に大型の小惑星が観測された。惑星というには小さすぎるというのが“識者”の意見だが、なるほど、月と比較しても大差ない大きさや、極端に大きな楕円軌道を描く点からいっても小惑星のひとつというのが正しいところだろう。

という醒めた意見はこのぐらいにして、すごいなぁと思うのはこの天体が“惑星“、“衛星“のたぐいの天体であるというところ。つまり、多くの天空の星々と違って自分で光っている物とは異なるというところ。約130億キロ(感覚がおかしくなるね)の距離を太陽の光を受け、それを反射して地球に返ってくる光を観測しているという。すごいと思いませんか?往復260億キロ!! イメージがわかない!

冥王星も楕円軌道を描いている天体。天王星の描く軌道の内側に入る場合もある。「水金地火木土天海冥」という覚え方で太陽系の配列を覚えた人もいるかもしれないけど、最後のところが、「天冥海」になることもあるわけですね。
冥王星は今回発見された「セドナ」と同様、惑星の範疇に入れるべきではないという意見も多いらしい。覚え方が変わるのはよくないから、冥王星は“惑星“ということにして、「セドナ」は小惑星。そういうことで、ヨロシク!

思うのはこれらの星は別に“今“誕生したわけではないこと。ずっとそこにあったんだよね。僕らが知らなかっただけ。それだけ。

Posted at 08:41 PM     This entry only & Comments/TrackBack  

Wed - March 10, 2004

ハッブルが宇宙最遠の姿を撮影成功



宇宙最遠の可視光線イメージ。
宇宙でもっとも遠くに見える銀河のイメージ。これは、つまり目で見えるもっとも”過去の”イメージなわけですね。光は極めて早い(究極的に早い:光の速さはいかなる速度も超越する:空間すらもゆがめるほどに...)それでもこのイメージの中に見つけることのできる光源の中には数億から百数十年もかけて地球に届いた光も含まれている。そのスケールに言葉もありませんねぇ。

宇宙の果てにはなにがあるの?子供に聞かれた時に”正確に”答えることは今の僕にはできませんし、あらゆる人が答えることができないかもしれませんねぇ。
学説の中には、人が生まれたのはこの宇宙を観測するためだ。というすごい物もあるそうです。

このスケールの大きな話。大好きです。

Posted at 08:06 PM     This entry only & Comments/TrackBack  
興味のアンテナ:クオーク凝縮
火星に水:あったっておかしくないよね
宇宙について


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