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銀河創世


ロマンにあふれた記事がありました。
サイエンス - 近くに「銀河の卵」、20万光年の大小マゼラン雲付近
銀河系の隣にある大小マゼラン雲の近くで、新しい銀河が生まれつつあるのを名古屋大学などの研究グループが発見した。地球から20万光年という観測しやすい距離で「銀河の卵」が見つかったことで、銀河誕生の謎の解明が進みそうだという。27日から和歌山市で開かれる日本天文学会の春季年会で発表する。
すごいでしょ。20万光年なんて言えばウルトラマンのふるさとM78星雲より近いですよ(蛇足ながらM78星雲というのは実在します)。実は銀河構造って言うのは謎が多いです。よく知られた話では銀河構造が均一でないということが言われます。あるところには銀河が多く集まっているような部分が存在したり、逆になぜか銀河がほとんど観測されない部分が存在したりする。銀河の中心には巨大なブラックホールが存在する。なんて話もある。イヤ、もっと言うと、銀河同士が衝突して銀河ブラックホール同士が近づいて超巨大ブラックホールが形成されるなんて言う話まである。
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話がそれましたが、星の誕生というのはなんともスケールの大きなプロセスで、こういう話を聞くとワクワクします。そもそも宇宙空間というのは真空であるといわれますね。しかし、実際には様々なガスが部分的には存在します。かつて星であったものがその寿命を終え、爆発した名残であったり。何らからの原因でガスが引き合う環境であったり。画像はNASAのギャラリーの中にあるもので、「ガス雲の中で今まさに新星が生まれた瞬間」というようなイメージの画像です。これが実際に起きていることであるというのはまさにロマンだと思いませんか。そしてそれが極近くでも観測可能であると。すごいでしょ。

ガスといえど、一定の質量を持てば互いに引きつけ合う力を持ち得ます。そこで濃度が次第に高まり、ガス同士の引き合う力によりより大きな引力が形成される。そしてそれが斜面を転がる雪玉のように大きくなり、ある一点を超えると自重により発火()して恒星が誕生する。スッゲェはしょった説明ですが、イメージとしてはそういう感じです。
ここでいう発火というのは通常僕らが眼にする発火とは異なります。恒星内で起こっている核融合反応に外なりません。
恒星の誕生ということだけでなく、それが数多く誕生している領域が発見された。それも我々の銀河からそう遠くないところで起こっている。そこには多くのガスが存在していると言うことですね。その起源を考えると実に不思議な気分になります。

人の営みなど宇宙の瞬きよりもずっと小さなもの。それなのに、互いに争い・傷つけ合う。それが人の業であれば悲しい業だと言わざるを得ませんね。残念だけど。

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