国立トレチャコフ美術館展
どこまで行っても1000円高速道路で、盛岡まで行きました。目的は岩手県立美術館の国立トレチャコフ美術館展(東京の次は盛岡でした)。ロシアの音楽と絵画には興味があります。
どこまで行っても1000円高速道路で、盛岡まで行きました。目的は岩手県立美術館の国立トレチャコフ美術館展(東京の次は盛岡でした)。ロシアの音楽と絵画には興味があります。今回はロシア独自に発達したリアリズムから印象主義へというテーマなんでしょうが、どうも、これはロマン主義(派)なんだろうと。西ヨーロッパの流れとはいつも時代が遅れて流れるのがロシアの芸術です。そしてロシア独特のアンバランスな貴族文化が融合して独自の流れとなるような気がします。リアリズムから印象主義という流れと解釈するには、いつまでも写実的過ぎます。 光の描き方が巧みです。白い雪原、広々とした草原、森の木漏れ日など、巧みに明るさ光りを描いて奥行きを見せる画法には脱帽です。白い壁のユトリロが素晴らしいと思っていましたが、ロシアには凄い画家がいたと思わざるを得ません。東京に行くと必ずよる西洋美術館よりもトレチャコフ美術館展の方が素晴らしいです。光の描き方、水面に映る風景などは究極の写実主義で、西ヨーロッパではここまで進む前に印象主義に飛躍したんでしょうが、ロシアでは写実性を残したまま内面性を描くために写実的でありながら写実ではないロマン主義に流れて行ったような感じです。 感動する作品が多いのですが、なかでも気にいったのはレービンが自分の娘を描いた「秋の花束」でした。実際の絵を見ると眩しく生命感溢れる若い娘が描かれていて絶句です。
Posted: 土 - 6 月 20, 2009 at 04:05 午後
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