加速する幼稚化
こちらとしては、言葉だけで説明するとスピードが早くなり過ぎる時に、わざとホワイトボードに書いて時間をとって理解を求める程度だから 字が汚い と言われてもちょっと違う...社会人のための研修会に行く機会があるのだが、ある時、準備担当係のひとが来て、「今日の講義のスライドのCDを下さい」と言う...ものわかりの良い大人が多いので、すぐになんとか委員会を作って、会議のスピードを速める為にと、配布資料を配る..しかも、ガイドラインやマニュアルに禁止していない部分は道義的に問題があろうとも勝手気ままにやって良いものらしい。...
道義や仁義はガイドライン、マニュアルの前に敢えなく撤退というもので、加速する幼稚化 とは我々全体のことらしい
少子化時代の大学について日経で連載されている。「大学激動」というタイトルで、全入時代の大学をルポしているようだ。21日の火曜日は 加速する幼稚化 という副題である。要するに手取り足取りしないと駄目な学生が多くなったということ。まあ、それはそうだろうとは思う。私は悪字である。ホワイトボードに余り字をかかない。こちらとしては、言葉だけで説明するとスピードが早くなり過ぎる時に、わざとホワイトボードに書いて時間をとって理解を求める程度だから 字が汚い と言われてもちょっと違う。 でもあんまりアンケートでうるさく言われるので、プリントにしてしまった。そしたら今度はプリントが多いから両面コピーして綴じやすくしてくれみたいなコメントまで頂いた。俺は文房具か?って感じもする。ところが、これが別に大学生だけではない。社会人のための研修会に行く機会があるのだが、ある時、準備担当係のひとが来て、「今日の講義のスライドのCDを下さい」と言う。貸すと、なんと全スライドを印刷資料にして受講者に配布していた。ある時は、そのスライドのCDをそのまま下さいと受講者から言われたこともあった。 講義を聞き、スライドを見て理解してノートをとるなんてことは前世紀の遺物みたいなナラワシなのかもしれない。別に大学生に限らず、いい大人もそうである。まあ大学生も大学生なら教員も教員、大人も大人ということかもしれない。 今はなんでもかんでもガイドラインやマニュアルの時代である。IT化のおかげであっと言う間に印刷物が出来てしまう。ものわかりの良い大人が多いので、すぐになんとか委員会を作って、会議のスピードを速める為にと、配布資料を配る。コピーやワープロのなかった時代はどういう会議だったんだろう。そしてなんとかガイドラインやなんとかマニュアルが沢山出てくる。 しかし、いつから大人はガイドラインやマニュアルがないと動けなくなったんだろうか。しかも、ガイドラインやマニュアルに禁止していない部分は道義的に問題があろうとも勝手気ままにやって良いものらしい。ガイドラインで規定してないことはなんでもござれというために、ガイドラインを作っているような気もする。道義や仁義はガイドライン、マニュアルの前に敢えなく撤退というもので、加速する幼稚化 とは我々全体のことらしい。決まりがなければ動けないとは幼稚園並の世界かもしれないし、悪党はガイドラインやマニュアルに規定してないことは何をしても良いと解釈する。都合の良いひとが都合よく生きる為の社会が今の社会かもしれない。
Posted: 水 - 2月 22, 2006 at 11:46 午後
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