日経 やさしい経済学 から
親の貧富が子供の教育を差別化するのは、機会不平等の典型 デバイドが拡大すれば 結果として 強者の寡占が起こり、最終的には 皮肉なことに 市場万能主義の根拠とされる完全競争市場の効率性なりたたなくなり、「市場」の暴力化を招く 市場が暴力化するとどうなるかと言えば、佐和氏の言をそのまま引用すれば 個人間、国家間の所得格差の果てしなき拡大、公的な医療・教育の荒廃、資産価格の暴騰と暴落、通貨危機、自由市場における一人勝ち現象 ということになる
余丁町散人さんの真似をして、feed
meterを付けてみた。なんだかよくわからないがオモチャということで付けた。iBlogはなんだかよくわからないセッティング方式だと思っていたが、ナビゲーションエディタで何でもかんでも入れ込めばそれなりに表示されるようだ。マックはもともと考えなくて良いのだから考えすぎは良くないということらしい。 感じた通り 思った通り 操作すれば良いといのがアップルの考え方でそれが真っ当なんだろう。パソコンに合わせて思考し、操作するというのではいつまでもパソコンは普及しない。一頃騒がれたデジタルデバイドは拡大しているような気がする。操作できるひとはどんどん上手くなり、出来ないひとは相変わらず出来ない。上手いひとはどんどん進化するので、デジタルデバイドは拡大の一途なのかもしれない。 パソコン教室大手のアビバが産業再生機構の支援
というニュースには少し驚いた。しかもこの会社は創立以来25年 四半世紀もたっている意外に古い会社だったのにも驚いた。結局、教育訓練給付金制度の見直しで潰れたわけで、そういう給付金の効果は大きいのか、、、と。 デジタルデバイドを埋めるようなアビバ あるいは 教育訓練給付金制度などがカットされる時代とれば、デバイドは拡大するだけなのか?その拡大で取り残されるのは取り残される方の自己責任というヤツなのか? 日経新聞の「やさしい経済学」の連載は、宇沢弘文氏の次は京大 佐和隆光氏である。連載シリーズは 「市場経済と第三の道 」となっている。読み方は色々あるだろうが、このシリーズは 74年にノーベル経済学賞をとった ハイエク 以降の経済理論と実際の経済の変遷を解説しているようで興味深い。 ハイエク理論を体現したのが英国サッチャーであり、サッチャーリズムそのもので、米国ではレーガン レーガノミックス。どちらも失敗に終わったとなっているはずだが、日経新聞のコラムでも未だに今の英国の繁栄や米国の繁栄は それぞれ サッチャーやレーガンの遺産だと言うのだから 皮肉である。佐和氏の解説にはもちろん否定的なスタンス。ちなみに クルーグマンも もちろん レーガノミックス あほかいな? というスタンス。 失敗していても ハイエクやフリードマンの経済理論は それでも右派を惹き付ける 魔力があるんだろう。まあ、それを言えば共産主義も同じかもしれない。何を失敗と見るかによって、ハイエクやフリードマンの理論の評価は違うのだろうけど、問題は 佐和氏の言う 市場の力が暴力 と化す ことが 最大の欠陥だろう。英米両国で起きたのは、富の増分の大部分が富裕層に分配され、最貧層には、ほとんどしたたり落ちなかったこと、、、、 結局、デバイドは拡大するだけ拡大したわけ。サッチャーリズムの英国で起きたことは、良い医療、良い教育を受けようとすれば、経済的に恵まれている必要がある。親の貧富が子供の教育を差別化するのは、機会不平等の典型 デバイドが拡大すれば 結果として 強者の寡占が起こり、最終的には 皮肉なことに 市場万能主義の根拠とされる完全競争市場の効率性なりたたなくなり、「市場」の暴力化を招く。 市場が暴力化するとどうなるかと言えば、佐和氏の言をそのまま引用すれば 個人間、国家間の所得格差の果てしなき拡大、公的な医療・教育の荒廃、資産価格の暴騰と暴落、通貨危機、自由市場における一人勝ち現象 ということになる。まあ 簡単に言えば あの世界大恐慌だわね。 二番目の 公的な医療・教育の荒廃 って、今の日本に起こりつつあることかもしれない。混合診療の問題や 国立大学の独立法人化 、、、アビバのことを パソコン教室が潰れたのか と単純に見ることは出来ないかもしれない それは 明日の大学かもしれないね ああ暗い暗い
Posted: 木 - 1月 20, 2005 at 10:37 午後
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