宇沢弘文 その3


 第2回目のレールム・ノヴァルムは  社会主義のもとで、人々の自由は失われ、市民の基本的権利は完全に無視されえ、多くの人々はまさに塗炭の苦しみを味わった

 宇沢氏のことはネットでも調べられるのであまり詳しく語る必要はない。でも、私は レールム・ノヴァルム のことは述べておいたほうが良いと思う。

 第1回目のレールム・ノヴァルムは1891年に法王レオ13世から出された。これは全世界の司教に通達する回勅であり、第2回目が1991年に法王パウロ2世から出された。その第2回目の作成に参与したのが宇沢氏である。

 1回目のレールム・ノヴァルムの副題は 資本主義の弊害社会主義の幻想であり、 2回目のそれは 社会主義の弊害資本主義の幻想。1回目と2回目では 弊害と幻想が入れ違っている。

 第2回目のレールム・ノヴァルムは  社会主義のもとで、人々の自由は失われ、市民の基本的権利は完全に無視されえ、多くの人々はまさに塗炭の苦しみを味わった。しかし、安易に資本主義に移行しても問題は決して解決されない。社会主義でも資本主義でもない何かが必要であり、それがヴェブレンの唱えた制度主義であると宇沢弘文氏は結論づける。


Posted: 土 - 1月 22, 2005 at 11:46 午後         |


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