リスク・コミュニケーション
大阪が安全宣言をして学校再開をしました。一方、京都では安全宣言を出してくれ?と政府に陳情したようです。前者は都市機能の回復を強調し、後者はこのままでは貴重な観光産業が壊滅的な打撃を受けると。大阪では生徒の誰一人も感染者が出てない学校も休校に至りました。京都では小学生に感染者が出てほとんど全ての大学?が休学になりました(大学です、小学生は大学に行かないはずですが)。例外は京都大学。
大阪が安全宣言をして学校再開をしました。一方、京都では安全宣言を出してくれ?と政府に陳情したようです。前者は都市機能の回復を強調し、後者はこのままでは貴重な観光産業が壊滅的な打撃を受けると。大阪では生徒の誰一人も感染者が出てない学校も休校に至りました。京都では小学生に感染者が出てほとんど全ての大学?が休学になりました(大学です、小学生は大学に行かないはずですが)。例外は京都大学。 知事らが直ちに英断をもって県下一斉休学をしたのが良かったのか?これから検証が必要でしょう。曖昧な「一定の効果」があったと早くも片付けられそうです。「一定の効果」とは、明確な効果はないけど、強いて言えば効果を否定する要素もない、という行政用語でしょう。本当にそうでしょうか?検証が必要です。 そして、今回のブタフルでは、政府行政機関において、リスク・コミュニケーションが問われたような気がします。WHOではアウトブレーク・コミュニケーションとしています。大阪の知事は、学校再開したが、これからも感染者は出る可能性もあると明確に述べていたようですが、ではなぜ一斉休校を要請したのでしょうか?かつこれからも感染者が出る可能性を正直に指摘しながら、学校再開宣言をしたのでしょうか?もう少し、(結論だけの)トップダウンではなく説明が必要と思います。アウトブレーク・コミュニケーションがうまくいかないと、経済的、社会的、政治的混乱が長引くとWHOのガイドラインも指摘しています。 私は、もう行政とは離れた身分ですが、行政機関に勤める公衆衛生医や保健師の皆さんには今回の大変さは重々同情し、感謝しますが、どうぞアウトブレーク・コミュニケーションやリスク・コミュニケーションという視点からも今回のブタフルを考えていただきたいと思います。恐らく、行政機関でもっともアウトブレーク・コミュニケーション能力を発揮できるのは専門職しかいないと思います。 Unfortunately,
examples abound of communication failures which have delayed outbreak control,
undermined public trust and compliance, and unnecessarily prolonged economic,
social and political turmoil.

Posted: 月 - 5 月 25, 2009 at 05:56 午後
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