ヨーロッパの麻疹廃絶計画
ルーマニアやイタリアは(失礼ながら)なんとなくわかるが、英国、ドイツ、スイスなどの正真正銘の先進国も麻疹発生国となっている...は、スイス
(13),
英国
(10),
ドイツ
(9),
スペイン(7),
イタリア
(6),インド
(5),
パキスタン
(4),
タイ
(4),
中国
(3),
エチオピア
(3)
となっている。
オンラインのランセットに、ヨーロッパの麻疹廃絶計画について載っていた。EUでは2010年までに廃絶となっていて、我が日本は下のポスターのように2012年までに廃絶となっている。しかし、ヨーロッパの状況はなかなか厳しいように見える。麻疹廃絶のキーは、当然のことながらワクチン接種しかない。その接種がEUの各国でそれほどの接種率に達してない地域がある。目標は95%の接種率。しかし、状況は厳しい。麻疹発生の主な国は、ルーマニア、英国、ドイツ、スイス、イタリアである。ルーマニアやイタリアは(失礼ながら)なんとなくわかるが、英国、ドイツ、スイスなどの正真正銘の先進国も麻疹発生国となっている。もっとも日本も世界に冠たる麻疹輸出国で、悪名高い先進国ではありますが、、、ヨーロッパでは2006年から7年の二年間に約1万2千人の麻疹患者が発生し、そのうちの1万に余りが上記5カ国から発症している。そして5人に1人が20歳以上の成人発症となっている。 ヨーロッパのこの約1万2千人のうち、輸入麻疹は200人余りで、ヨーロッパ域内からが約6割、残り4割がアジアからの輸入麻疹症となっている。2007年の輸入先?は、スイス
(13), 英国 (10), ドイツ (9),
スペイン(7), イタリア
(6),インド (5), パキスタン (4),
タイ (4), 中国 (3),
エチオピア (3)
となっている。さらに、(過去の例から)ベルギーやデンマーク、英国に旅行に行く前には、麻疹ワクチンの予防接種を受けてから行くのが良いとされている。 ちなみに我が国は、年間推計で10万人から20万人の麻疹患者が発生している、、、、WHOからすれば発展途上国を通り越して我が国は後進国扱いだろう。麻疹は極めて伝染力が強力で、マスク等の効果はほとんどない。不顕性感染はなく100%発症する。予防はワクチン接種しかない。生後12ヶ月で1回目のワクチン接種を行うのだが、それ以前では母親のIgG抗体の効果が赤ちゃんにあるので生ワクチンの効果が減じてしまう。さらに小学校就学前あたりに2回目のワクチン接種が望ましい。
Posted: 日 - 1月 18, 2009 at 10:40 午後
|