ブタフルへの誤解?
今回の新型ブタフルですが、不思議なことに感染者は子供ばかりと以前、大学若手の先生と話していたのですが、私がみたブタフルももう100人以上ですが、20歳以上は4人だけ。36、32、28、21歳という年齢です。不思議だねと話したのですが、この感染パターンが本来の感染の姿かもしれません。つまり、もともとインフルエンザは子供の病気なんだと。
今回の新型ブタフルですが、不思議なことに感染者は子供ばかりと以前、大学若手の先生と話していたのですが、私がみたブタフルももう100人以上ですが、20歳以上は4人だけ。36、32、28、21歳という年齢です。不思議だねと話したのですが、この感染パターンが本来の感染の姿かもしれません。つまり、もともとインフルエンザは子供の病気なんだと。
季節性インフルエンザの予防接種をしながら患者に聞くと、中高年はたいてい若い時にかかったきりインフルエンザに感染した覚えがないと言います。若い世代は数年スパンで言えば、ほぼ100%かかっていると言います。おそらく中高年では過去に感染し自然免疫があるんだろうと思います。ワクチンがどれほど効果的かわかりませんし、大抵の人は毎年打つわけでもない。おそらく、過去の感染による自然免疫で多くの中高年は感染しないのだと思います。
であれば、インフルエンザは過去の感染による自然免疫獲得前の若者の病気ということなりますし、あるいは免疫力の落ち始めた高齢者の病気だとも言えます。WHOでは古いタイプ?のH3N2はブタフルに駆逐されつつあると述べています。これからはH1N1の時代になるのでしょう。WHOのDr.
Fukudaは warned against complacency, saying the agency is concerned
about patterns of complications and death, particularly among the younger age
groups that are typically less affected by seasonal strains.
としていますが、この後半が気になります。つまり今まで季節性インフルの感染が少なかった若年層が気になるということ。
おそらく、季節性インフルの既感染によって部分的な免疫が獲得されていて、新型が出てもそれほど容易には感染しないし、重症化も防がれるのかもしれません。90歳以上にはブタフルの免疫がありそうだと発表されていますが、それ以下の中高年でもそんなに簡単にブタフル感染は起きていません。よってワクチン対象者は子供と免疫力の落ちつつある高齢者、基礎疾患を持つものとなります。日本のシミュレーション、いや欧米のインフルエンザ感染拡大のシミュレーションにはその概念が欠けているでしょう。子供のワクチン接種を前倒しは結果的にリーズナブルな判断でしょう。でも、こういう感染パターンはもっと早く予想できたんじゃないのかね???現場の臨床家はそう気がついていたでしょうに、、、
Posted: 土 - 11月 7, 2009 at 05:52 午後
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