多民族国家とフランスと少子化


 ワールドカップサッカーでのジダンの頭突きは人種差別発言が絡んでいるのではと話題となっているが、フランスチームとイタリアチームを見ると歴然とするのが、そのメンバーの人種。... イタリアもドイツも白人チームで多民族的ではないが、どちらも出生率は低い国(クローゼは母がポーランド人でドイツ代表で出るか?... ところで、スポーツ競技会はオリンピックが原点で、もともと戦争ではなくスポーツ競技で国の勝負を決めようというもの。... 婚姻関係を前提としない育児支援制度があり、かつワールドカップサッカー代表チームに、サントス選手やロペス選手がどんどん入ってくるような国にしないと人口はつるべ落としになる(いやもうなった)。

 ワールドカップサッカーでのジダンの頭突きは人種差別発言が絡んでいるのではと話題となっているが、フランスチームとイタリアチームを見ると歴然とするのが、そのメンバーの人種。フランスはもう多民族国家なんだという事実。一方、イタリアには少なくとも黒人選手は居ないし、多民族国家ではないだろう。米国は言わずと知れた多民族国家。UKも黒人選手が多く居る。(UKとは英国のことだが、いつも表現に困る。イングランドが英国なので、英国という表現ではイングランドであってUnited Kingdom 連合王国 ではないはず。だからUK。今、ジョニ黒を飲みながらこのブローグ書いているが、ウイスキーと書いてあって原産地はちゃんとスコットランドとある。英国ではない。)

 20年も前にオーストラリアに住んでいた時は、イタリア人街に住んでいた。その周辺の市場も銀行も酒屋もイタリア語が通じる。チャイナタウンでなく、イタリアン。つまりイタリアからの移民が多かった。フランスは移民が来る国なのか、あるいは帝国主義時代に植民地を多く持っていた結果なのか、ともかくフランスは完全な多民族国家。昨年からフランスは落ち着かないが、多民族国家のエネルギーの現れかもしれない。ジダンはそういう意味で多民族国家としてのフランスのヒーローなのだろう。イタリアもドイツも白人チームで多民族的ではないが、どちらも出生率は低い国(クローゼは母がポーランド人でドイツ代表で出るか?ポーランド代表で出るか?迷ったらしいが)。

 少子化対策とか言うが、結局は失敗するだろう(なんせ子育ては大変だ、経済的に大変だ)。今のやたらと名前だけは長い次世代育成支援対策法だって肝腎の日本人の多くの人は知らない。これは10年間の時限立法で、内容を見るとまさに国歌総動員令(国歌でなく国家総動員令だが、まあ効果のない掛け声だけなら国歌総動員令ではある)のような感じがするが、効果は???どうだろう。日本の場合は、まず婚姻関係を前提とした出生であること、そしてほぼ単一民族であること(この表現は難しい、アイヌ民族も居れば在日もいるから単一とは言いがたいが)。日本では婚姻関係を前提にしないと育児支援制度が不十分であり、そして婚姻関係があってもそもそもその育児支援も微々たる国はそれほどない。結婚相談所の㊜マーク(マル適マーク)を作って少子化対策なんて発想自体が古い。デキチャッタ結婚も結構だが、デキチャッタだけでも結構とすべき。

 ところで、スポーツ競技会はオリンピックが原点で、もともと戦争ではなくスポーツ競技で国の勝負を決めようというもの。確かに暴力はいけないが、歴史的には戦争の代替え行為としての競技会なんだから、ギリギリまでテンション上げて行くのが当然。だから頭突きも出る。婚姻関係を前提としない育児支援制度があり、かつワールドカップサッカー代表チームに、サントス選手やロペス選手がどんどん入ってくるような国にしないと人口はつるべ落としになる(いやもうなった)。

 

Posted: 火 - 7月 11, 2006 at 11:53 午後         |


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