Japana Sociala Forumo

シンディの祈り

記述 シンディ・シーハン
クロフォードから発信するコード・ピンクのブログより

翻訳 井上利男/TUP速報540号(05年9月5日)

8月29日

昨夜、キャンプ・ケイシー1でおこなわれたキャンドルライトのヴィジルに私は参加できなかったが、抗議運動に対抗する側の人たちがやって来て、こちら側と一緒に私たちの殺された英雄たちのために祈りを捧げたと聞いた。美しく、生を肯定する雰囲気だったと聞いている。

これこそキャンプ・ケイシーが私たちのためにしてくれること。苦い怒りを、実りある正当な怒りに転化してくれる。憎しみを愛に変えてくれる。人びとをもろともに新しい愛に誘い、成熟した絆を固めてくれる。本来なら出会うことはなかった他人同士を仲立ちし、生涯のソウルフレンド[魂の友]にしてくれる。傷ついた心を癒し、傷ついた魂を治してくれる。

キャンプ・ケイシーが私の傷ついた心と魂を癒してくれたことを私は知っている。イラクで惨事に遭った帰還兵が、これまで抱えていた悪感情が今は癒されたと言っていた。キャンプ・ケイシーのありふれた一日。

8月6日、溝のなかに座りこんだときのことを白状しなければ。

──ねえ、いったい何やってるの? 8月のテキサスではないの? ハリアリ[刺すような痛みを与える蟻]やガラガラヘビ、ツツガムシだらけの溝じゃないの? バケツにウンチするの? 落雷をかわし、熱射病を凌げって言うの?──と思ったのだ。

だが、終わりまでこれに耐えなければならないと知っていた。イラクの人びとやアメリカの兵士たちは、私たちよりもずっとひどい状況にいると知っていた。ピースハウスにたっぷり水があり、たまにシャワーが使えさえすれば、生きていられると考えた。

だけど、まったく思いがけなかったのは、これがだんだん好きになったこと、私に寄せられる愛と支援の大きさに圧倒され、キャンプ・ケイシーを離れるとなると落ちこんでしまうだろうということだった。私は去りたくないが、キャンプ・ケイシー運動がひきつづき育つためには、私たちはクロフォードを離れ、人びとのもとへキャンプ・ケイシーを届けなければならないと知っている。

今夜、私は、よかった時のことやそれほどでもなかった時のこと、ここクロフォードで起こった奇蹟を振り返って書こう。その前に、私の人生で最良の「休暇」と最高にすばらしい経験にまつわって、ある人物、ジョージ・ブッシュに感謝したい。

ジョージ、8月6日に私に会ってくれなくて、ありがとう。キャンプ・ケイシーにきっかけを与えてくれて、ありがとう。この休暇が開けてから、あなたのお宅[ホワイトハウス]までキャンプ・ケイシーに押しかけて来てほしくないことは分かってるから、私たちの兵士たちをすぐに故郷に呼び戻すように提案します。

そして、だれよりも私の息子にありがとう。平和と正しさを求めて活動するように、人びとを奮い立たせるような人生を生きてくれて、ありがとう。私をあなたのママに選んでくれて、ありがとう。愛の化身であってくれて、ありがとう。キャンプ・ケイシー運動のインスピレーションであってくれて、ありがとう。

あなたの仲間たち全員が故郷に連れ戻されるまで、お終いにしないと私は約束する。まだ生れていない、あなたの姪っ子や甥っ子、世界の子どもたち皆のために、私は戦い、その子たちが、あなたや仲間たちがされたように、堕落した国家指導者に間違った使役を課されたり、虐待されたりしないようにすると約束する。

ケイシー、あなたを愛してる。

Cindy Sheehan, "Good By to Crawford, But Not to Camp Casey The Peaceful Occupation of Crawford -- Day 24," CODEPINK Blog From Crawford.
http://www.codepinkalert.org/article.php%3fid=451

編集/安濃一樹
ヤパーナ社会フォーラム
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