放浪記 @帝国劇場
2009年5月9日(土) 昼
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| 森さんから観客全員へのプレゼント |
2000回記念公演。そして森光子さんの89歳誕生日。
言うまでも無く前人未到の記念公演。多くの取材陣が、そして多くのVIP招待客が訪れ、観客の興味も半分はジャニーズをはじめとするVIPへという雰囲気。開演直前には様々な著名人、芸能人が劇場に入り、騒然。
そんな、まだざわざわした中で開幕のアナウンス。劇場内の雰囲気とは関係なく淡々と開演のアナウンスが流れ、そして音楽が。客電が落ち、幕が開き、大きな拍手。そして主役、芙美子登場。もちろん大きな拍手。
とにかく森光子さんの台詞の言い回しがいい感じだ。一幕で押し入れから出て来る時の「ただいま〜」といったお茶目な言葉から、二幕、カフェーでの強気で大胆で、そして飄々たる言い回し。クビになる事なんか全然恐れちゃいない生意気な態度、それがごく普通かのように、全然強がっている気配もなく出てきたり。聞いていていい気持ちにもさせてくれる。二幕冒頭、カフェーで踊るシーンでは、さすがに年齢を感じさせずにはいかなかったという感じ。
三幕、尾道のシーン。このシーンが印象に残るという人も多いらしい。自分もこのシーンが好きだ。なんといっても雰囲気が美しいし、そしてラスト、子供へかける声が涙を誘う。「私も幸せになるから… 」 感動せずにはいられなかった。
四幕を経て、そして五幕。このあたりになるとその役柄とともに、今の森さんの年齢にもピタリとはまってくる。もちろん役の年齢よりはずっと上だが、そんな事は全然感じさせない。貧乏な人には「ばかやろうって言っておやり」っていうセリフがいいなぁ。そして斎藤晴彦さん演じる菊田一夫の台詞の言い回しがまた、笑いを誘いつつも重さを感じさせてくれる。ラスト、山本陽子さん演じる京子のセリフから幕までの時間が長く感じたこと…そして幕、大きな拍手。
いつものように客席全員に目を配る挨拶の後、特別カーテンコール。主役の中からまず3人が挨拶、そして客席にいる招待客が挨拶。中でも和田アキ子さん、号泣しながらの言葉には観客も涙。挨拶というよりは、森光子さんの凄さを心から語ってくれた言葉だった。そして89歳の誕生パーティー。招待されたジャニーズの面々も紹介。そして最後に森光子さんからの挨拶。「あいつより うまいはずだが なぜ売れぬ」という生意気な川柳を公開し、そして、これからはそんな気持ちは無しで…と、謙虚な挨拶。
そして特別カーテンコールも終了。2000回公演も幕を閉じ、そして普通に、2001回公演から、いままでのように続けられて行く事だろう。
ひとつのステップかもしれないが、おおきなステップを、演劇界ではなかなか観れないであろう、偉大なるステップの瞬間を観る事ができた。そしてそれだけでなく、放浪記という芝居の深さにも、今までよりももっと踏み込めたような気がした。2000回という事の抜きにしてももちろん楽しめた舞台であり、もう一度観たいと…そう思った舞台だった。
エクウス @自由劇場
2007年7月14日(土) マチネ
二度目のエクウスはステージシート。どんな雰囲気なのか楽しみだ。
開演10分前にロビー左横の通路に案内される。通路の壁には整理番号が貼られていて、自分の番号の前に並ぶよう指示される。自分は15番。どうやら番号が小さい順に1列目から入るようだ。2人連れ以上の人は席が別れる場合には他の席と入れ替えるかどうか訪ねられる。融通の効いた対応だ。
そしていつくか注意点を聞いてステージへ。2列目、上手側から4番目。ステージがこんなに近いのに普通の客席の前方と違ってステージを見下ろす形になるため、とても観やすい。
キャストが出て来て、そして始まった。オープニングのシーンが目の前で繰り広げられる。輝くマスクが本当に奇麗だ。そして日下ダイサートの語り。客席側を無くともちろん後ろ姿になるため、普通より声は聞こえにくくはなるものの、それでもしっかり聞こえてくる。むしろ役者と一緒に自分たちも客席を向いているということが面白く、まさに舞台との一体感を感じる(というか舞台の上なのだが)。
キャストは前回とはフランク役が変わっていた。今回は山口さん。どちらかというと前回の織田さんのほうが威厳というか頑固さが感じられ、特に2幕ではフランクに合っているような感じだ。
日下さんは残念ながらあまり調子は良くないのか、途中で咳が出てしまったり、そしてプロンプタのお世話にもなってしまっていた。それでも重量感ある語りはさすがベテラン。そして望月アラン、見事だ。細かな顔の表情までよく観ることができたが、ほんとに怖いくらいだった。
04年の観劇記で「それをステージシートの観客が見て、それを普通の観客席の観客が見る」と書いた。しかし実際ステージシートに座ってみるとむしろ逆にも感じられた。舞台と、その舞台を観る一般客という劇場全体をステージシートの客が観ているのだ。とても面白い雰囲気だった。
エクウス @自由劇場
2007年7月7日(土) マチネ
1階3列20番。サイドブロックなのでこれが最前列。いい席だ。
まだ始まっていないにもかかわらず、劇場内では誰一人話す人がいない。シーンと静まり返っている。始まる前から普通の劇場とは違う雰囲気だ。そして客電が落ち、キャストが一人ずつ出て来てそれぞれのシートに座る。
まずは馬。独特のマスクをかぶり、アランに引かれてステージの中央へ。上からライトを浴びるとマスクが奇麗に輝く。そこにアランが寄り添う。神秘的な雰囲気。そして日下ダイサートの語りが始まる。いわゆる語りと、そして実際に起こっていた事が同時進行していく。日下さん独特の落ち着いた口調がとても聴きやすい。そして望月アラン、すごく難しい役なのではないだろうか。微妙な心の変化の表現がなかなか良かった。
ダイサートはほとんど感情の起伏が無いままに淡々と喋る。だからか、2幕でアランに攻めるように問う言葉が強烈に聞こえてくる。そしてアランは話す。薬のためなのか、攻められているからなのか。これが本当に治療なのか、わからなくなってしまった。それこそ、ダイサートの心なのかもしれない。
最前列ならではの、役者からの声がダイレクトに聞こえる臨場感が最高だった。重い作品ではあるが、いろいろ考えてみたくなる作品でもある。
解ってたまるか @自由劇場
2007年6月2日(土) ソワレ
現実にあった事件をモデルにした爆笑喜劇との事でなかなか興味があった。ブラックコメディーのようにしっかりと笑わせてもらいたい、そう思っていた。久しぶりの自由劇場、1階12列24番。
幕が開き、まずは捜査本部。うわ、いきなり四季節の言い回しにちょっと…と思ったけど(誰のセリフだったか不明)、その後は気になるような事もなかった。ライフルの音がちょっと安っぽく、もうちょっと緊迫感がほしいところ。絹川巡査部長役の藤川さんがいい味を出している。しかし、爆笑喜劇という雰囲気ではないな、まずはシチュエーションを淡々と語って、その後の爆笑のために溜めているのかな…とも思った。
舞台はライフル魔の部屋に移る。ここから爆笑になるのかな…。しかし、多少の笑いは出たものの爆笑という程ではない。え、ここって爆笑のシーンなの、と思うようなところも数々あるが、なにしろシチュエーションそのものがシリアルなだけに、素直に笑えない。客観的に見れば笑えるシーンだと思えなくもないのだが、舞台に引き込まれてしまって客観的になれないのかもしれない。それほどに緊迫感があった。そう、結論を言えば、確かに笑えるシーンはあったものの、爆笑と言えるほどに笑うことはできない作品だったし、実際劇場全体が爆笑に包まれたという事はなかった。しかしこれは「面白くなかった」という事ではない。舞台そのものはとても面白い。しかしシリアスであり、そしてこの風刺、皮肉が現在にも充分に通じる内容であり、ひとつひとつのエピソードを笑う事がちょっと失礼にさえ思えてしまうのだ。
1幕ラスト付近になると犯人と人質との関係が面白くなってくる。このあたりから爆笑となるのだろうか…そして2幕、文化人の登場。しかし笑いの状況は変わらずというか、ますますシリアスで皮肉に満ちてきている。ライフル魔が文化人の言葉を簡単に斬り落としてしまう状況なんて実に小気味いい。どんどん犯人の心理描写も面白みが増し、そしてラストに突入。
爆笑モノというほどではないが、それよりむしろ様々な皮肉が込められた犯人とその周辺の人物の描写がすごく面白かった。
ただ、原子爆弾ってのは、ちょっとシラけたぞ。
放浪記 @帝国劇場
2006年9月9日(土) 昼の部
今年の放浪記は帝劇。ということで発売日に並んで買った。1階S席XB列19番。初めて親も誘ったが、役者から声がダイレクトに聞こえてくるという前方の席のメリットを喜んでくれたようだ。
帝劇という大きな舞台でも、もちろん放浪記は放浪記だった。オープニングの雰囲気とか、幕が降りてからの舞台装置の転換とか、帝劇で見慣れた様々なミュージカルとは違った雰囲気が、いわゆる芝居っていう雰囲気が、なんだか良かった。2列目だったが、足下まで見えなかったのだけがちょっと残念。
言うまでもなく森光子さんの素晴らしさ。すごく軽い雰囲気で淡々とセリフを話すようでありながら、そのセリフの重さがしっかりと伝わってくることが、ほんとに素晴らしい。
他の役者さんも前回に観た時と同じ。中でも奈良岡さん良かったなぁ。芙美子のライバルという微妙な役でありながら、最後のセリフにすごい暖かみを感じた。米倉さん、大出さんの深みある役、そして斉藤さんの飄々としながらもこれまた暖かい雰囲気が良かった。
そしてラスト。ほんとにこの最後の挨拶には、観客であるこちらが恐縮してしまう。大きな帝劇の観客席すべてに御礼する森光子さんの姿には大きな拍手を贈らずにはいられない。ありがとう。
ブラックコメディー @自由劇場
2006年7月1日(土) ソワレ
当日券。人気公演だし劇場小さいし、当日券はあきらめていたが、7枚発売されていた当日券が 、昼に観たCFYの終演後でも4枚残っていた。1階11列18番。1階センターブロックが買えるとは思わなかった。
舞台の光を「逆」にするということはチラシ等から知っていたが、それがどういうことなのだろう、それがなぜ面白いのだろう、そんなことはわからなかった。しかし、薄暗い中で芝居が始まり、そして停電になった瞬間、その面白さが突然わかった。この部屋で何が起こっているのか、そのすべてを知っている人はまさに観客しかいない。普通でもお互いを探り合うだろう環境に、探り合うことすらできない、別の意味で探り合わねばならないシチュエーション、そしてそこに訪れるこれまた個性的な面々。とにかく面白かった。
キャストの雰囲気がまた良い。石丸ブリンズリー、あれ、石丸幹二ってこんな人だったっけ、アスペクツ・オブ・ラブで観た大人の雰囲気が強いのか、こんな面白い雰囲気が意外とピッタリはまっていて面白かった。坂本キャロル、これまた、あれ、坂本里咲ってこんな雰囲気だっけ、と思ってしまったが、これもまたはまっていた。中でも良かったのが八重沢クレアかな。妖しい雰囲気がこれまたピッタリ、そして声でも見事に「芝居」を見せてくれて、これまた笑わせてくれる。何が本当なのかわからないけどキャロルとクレアのどっちを応援していいのかわからなくなってしまい、それがまた面白い。
あっという間の1時間45分。さてここでその後どうなるか、というとことで幕。うぅぅ、悔しいなぁ。うまいなぁ。この続きをぜひ観てみたいと思うのだが、観客には皆が知らないことを全部観せたんだから、その後は見せないよ、という事だろうか。見事。面白かった!
舞台|阪神淡路大震災 @東京芸術劇場 小ホール
2006年6月23日(金) 夜
当日券。劇場前で「あ、こんなのやっているんだ」と見つけて、ふらりと入った。L列3番。後ろから2番目だが、ホール自体が小さいので問題ない。東京公演の初日だった。
開演前から、何やらラジオのような音がどことなく聞こえている。しばらくはそれが演出だとは思わなかった。そして開演。いきなり「ドーン」という爆音。驚く観客。懐中電灯のわずかな明かりと叫び声。すごい気迫。いきなり恐怖を感じた。しかしこの舞台は、そんな地震の恐怖を伝える舞台ではない。
「新聞やテレビでは伝わらない。けれど、演劇にはそれができる」…この作品のチラシにはそんなコピーがある。演劇というとどうしてもエンタテインメントと思ってしまうが、新聞やテレビでできない事を演劇が担うという事はどういうことなのだろうか。それは、観ればわかった。
この舞台で演じられる様々なエピソード…病院の様子、目の前の生存者を助けられない苦しみ、歪んだ食料配給、ボランティアや役所との温度差…どれも、新聞やテレビで確かに聞いたことはある。しかしそれらは記者が書いた文面を通して、アナウンサーの喋りを通して知ったものでしかない。舞台では、それがいかなることなのか、実際にどういうことなのか、言葉では表せないものを感じさせてくれた。もちろんそれは演劇を通して感じさせてくれるものであり、決して生ではない。被災者の中には、いや、こんなもんじゃなかった、という人もいるかもしれない。しかし、新聞やテレビで全然できなかった事を、単に事実を伝える事だけでなく人の心に訴えるべきだった事を、しっかりと訴えている事は事実だ。そしてさらに、これが映画やテレビドラマではなく、生の舞台というところにも意味があるだろう。やはり、役者1人1人が、観客1人1人の目の前でダイレクトに伝える気迫は、映画やテレビとは全然違う。舞台って、こんな役目もあったんだ…そう思った。
災害をネタにしたエンタテインメントか…実はチラシを初めて見た時にはそんなふうにも思ったのだが、大きな間違いだった。こんなに感動し、涙が出るとは思わなかった。しっかりと伝えていかなければならない舞台。観なければわからない舞台だった。
放浪記 @芸術座
2005年3月26日(土) 昼の部
ようやく芸術座に行った。言うまでもなく芸術座最終公演、一度は観たいと思っていた「放浪記」だ。売り切れだったが、当日券で入ることができた。下手側補助席1版。4列目の一番端。
森光子さん、若い。いや、可愛らしささえ感じさせられてしまう。ほんと、すばらしい。笑わせてくれながら、しっかりと泣かせ…すごく絶妙なのだろう。淡々と語るようであって、しっかりと伝わってくるから不思議にさえも感じる。ほんと、すばらしかった。
そのライバル、京子役である池内順子さん、これまた良かった。芙美子との微妙な関係を見事に演じてくれていた。これまた好感が持てた。
菊田一夫役である斉藤晴彦さん。どうも僕にとってはテナルディエのイメージが強いのだが、その独特な雰囲気を出しながら、軽いようで重みのある語りをしてくれるのがなかなか興味深い。
そして白坂役の米倉斉加年さん、福地役の大出俊さん、これまたいい味というか、印象的だった。
今までに観てきた舞台とはひと味違う芸術座の舞台。とても楽しい時間を過ごすことができた。最後の森光子さんの礼、まるで観客ひとりひとりに目を合わすかのような(実際、そうなのかもしれないが)丁寧な礼がとても印象的。思いっきり拍手しても、まだ拍手しきれないような、感動的なラストだった。
ヴェニスの商人 @自由劇場
2004年10月30日(土) ソワレ
当日券。会場直前に購入して、2階2列目。
シェイクスピアの喜劇。どのような雰囲気なのだろう。…とその前に、考えてみれば、普通のセリフのある四季の舞台は久しぶりだ。独特の言い回しにはやはりちょっと違和感を感じなくもないが、ベテラン勢のセリフにおいてはすごく自然で、しかも聞きやすい。これが、本物なのだろう。
一幕は、なんというか、背景の説明から、これから大きく動き出す前の静けさというか、淡々と語られる。正直、ちょっと眠くなってしまった。やばいぞ、このままでは。そして二幕。ここで大きく雰囲気が変わる。いきなり喜劇になった雰囲気だ。展開も、言い回しも、雰囲気も、とても面白い。いい芝居を楽しんでいるという雰囲気が味わえる。
個人的には、日下シャイロックよりも、坂本ポーシャと栗原バサーニオー、そして森実ネリサと青山グラシャーノーが良かった。言っちゃ悪いがシャイロックは彼ら・彼女らを輝かせる土台役にさえも感じてしまった。
ストレートに楽しめた作品。
ひばり @自由劇場
2004年6月19日(土) ソワレ
当日券。開演ぎりぎりに購入して、残りはS席が3枚。なかなか人気。
開演直後にすべてのキャストがステージに出てくるというスタイル。そして主役、ジャンヌダルク、野村玲子登場。
野村玲子を観るのはひさしぶりだ。独特のソプラノ調の声で(って、もちろん歌は無いけど)、喋る、喋る。とにかく長台詞の連発。それを難なくこなす。すごい。
休憩時間にロビーで誰かが「あの長台詞、結構大変なんですよ」なんて言ってたのを聞いた(なぜかこの自由劇場は、そんな関係者っぽい人が多くいるような雰囲気)。そうだよなぁ。素人から見ても、すごく大変そうだ。しかしそれを普通に演じているのがすごい。
そしてストーリーも、シリアスな裁判物の中、笑わせてくれたり、考えさせてくれたり、なかなか奥深く面白いものであった。見応え充分。拍手。
エクウス @自由劇場
2004年4月17日(土) ソワレ
なんとなく、劇場に行きたい、なんだか、面白そう。そんな気持ちで当日券。
「馬」という妙にシンプルなタイトル。内容は全然知らなかったけど、なんだか、面白そう。
ステージシートというものがある。空席があるのか…と思ったら、そこにキャストが座る。舞台中央にはまるでプロレスのリンクのように四角い…舞台? それを傍観するキャストが、自分の出番になると出てくる。なんというか…すごいシンプル。枠と椅子。精神科医がアランの中に入っていこうとする。アランはそれを拒むようでも、気にして欲しい様でもある微妙な状態。そしてそれをステージシートの観客が見て、それを普通の観客席の観客が見る。これは「観る」なのか「診る」なのか…そんな雰囲気。
そして2幕。アランとダイサートを「みる」立場だった観客席だが、アランとジルの全裸場面になると、通常なら決して消灯することのなかった観客席通路の足元灯まで消え、劇場は最小限の灯りだけとなり、二人の姿が微かに見えるだけになる。それはまさに厩舎の中。観客は突然にして「みる」立場からその中へと引きずり込まれてしまう。そして再び見る立場の前で、事が起こる。
何と感想していいか、難しくもあるような舞台だったが、ラストの精神科医の語りはとても興味深いものがあった。いろいろ考えてみたい作品。