きまぐれ観劇日誌
RENT Japan Tour 2006

@東京厚生年金会館

来日公演

RENT '07
RENT '06

その他

'09
'07
'06
'05
'04

11月25日(土) ソワレ

キャストによる抽選 当選!

東京公演千秋楽。やっぱり最後だからリピーターも多いようで、RENTのTシャツを着ている人の多いこと…。ブレイクスルーシートの抽選券発行が始まり、列が無くなった頃に抽選券をもらう。この時点で既に87番。ラストだけに倍率高そうだ。
そして抽選開始に、なぜか「抽選者を発表します」とのアナウンス。当選者じゃなく抽選者? するとなにやら階段上がすごい盛り上がっている。よく見えないがどうやらキャストが抽選をするようだ。RENT HEADS達の盛り上がりもすごく、当選者が現れる毎に拍手と掛け声。そして…87番、当たった! 階段の上に行ってまず握手。緊張して誰だったかよく覚えてない。87番のプレートをもらって窓口へ。1階1列33番。当選も4番目ということで、ど真ん中のひとつとなりという素晴らしい席。ラストにしてついに入手できた! 早くも興奮気味。
座ってみると、最前列からステージまで結構距離があり、近すぎる事もなくすごく観やすい。さすがに字幕は見づらいがもはや関係ない。
まずバンドが出て来て早くも盛り上がり。そしてロジャー登場。大きな拍手と掛け声。始まるぞ。マークらが登場して大きな拍手。始まった。ステージ上のスピーカーのためかセリフははっきり聞こえるし、もちろん役者の声そのものもダイレクトに聞こえる。そしてタイトル曲、 RENT 。バンドの音質はあいかわらずだが、近いだけに残響が少なく聞こえて良い。そしてなんといってもボーカルがはっきり聞こえるのがすごくいい。これだよ、この迫力だよ、期待していた RENT は。こんないい席でないと満足できるサウンドが楽しめなかったという事が残念にも感じたが、そんな事より「今」を楽しもう。だって RENT なんだから。アンサンブルが加わり、まさにミュージカルの楽しさ、そして迫力。終わるとすごい拍手、掛け声、口笛。すごい盛り上がっているぞ!
One Song Glory ではロジャーの熱が伝わってくるし、 Light My Candle ではドラッグの小さな袋もきちんと見える。すごいぞ。 Today 4 U 、エンジェルの登場ではすごい盛り上がり。でもなんだか今回のエンジェルは、歌は歌えているのだけどなにか弱く感じてしまう。ドラムのリズムもいまひとつだし。そしてミミ。 Out Tonight では声の迫力がすごい。その直後の Another Day でもロジャーとぶつかりあう熱さに感動。
Christmas Bells もひとりひとりのボーカルがきちんと聞こえる。ほんと、聴きたかったのはこれなんだ。ミュージカルなんだから歌がセリフとして聞こえないと。最後の最後できちんとした Christmas Bells が聴けた。ラストには大きな拍手と掛け声。
そしてモーリーンのパフォーマンス。もちろん思いっきり MOOOと叫ぶ。客席も MOOO でいっぱい。モーリーンも本当に嬉しそうに Thank you! と叫ぶと、盛大な掛け声と拍手。すごい盛り上がり。
もちろん La vie Boheme では最初から手拍子。すげー楽しい。そして1幕終了。もちろん大きな拍手。

休憩時間にワイン。あ、ビールがあったんだ。ビールにすればよかった。
さぁ2幕。ビアノの音が聞こえた瞬間に大きな拍手。全キャストが目の前に一列に並んでいる。このシーンだけで感動してしまった。何度も聞いた Seasons of Love が歌われ…おや、早くも手拍子が始まってしまった。違うだろ、まだだろ。でもソロに入ったところから手拍子は弱まり… そして「 It's time now 」からしっかり手拍子して、「 Measure in Love 」 で手拍子ストップ。それが約束。その後のソロの披露では大きな拍手。そして終わってからもすごい拍手と掛け声。最高の Seasons of Love だった。
その後もテンション高いまま突っ走るという感じの Happy New Year 。さらに Take Me or Leave Me でモーリーンとジョアンヌのパワフルな声に圧倒され、 Without You でのミミの歌声に感動し、コリンズの I'll Cover You から Halloween, そして Goodbye Love までの一連のドラマには涙。とにかく熱さが伝わってくる。これが RENT というものか。もしかしたら自分はまだ RENT の表面だけしかわかっていないのかもしれない。
What You Own の美しくパワフルなマークとロジャーの歌声に拍手を贈り、あっという間に Finale に入ってしまった。あぁ、終わってしまう、クリスマスベルが鳴り、マークが冒頭と同じメロディーを歌い… ミミが、ロジャーが…。そしてマークが歌い始める。終わってしまう…。Finale B。エンジェルが出て来て拍手。
そして最後の No Day But Today. とにかく拍手を贈る。すごかった。素晴らしかった。いきなり総スタンディング。掛け声が絶えない。カーテンコールでのいつもの Seasons of Love のイントロには盛大な拍手。しかし歌が… Five hundred twenty-five thousand six hundred minutes … から始まった。フルコーラスだ! やっぱり最後だけに特別な事をやってくれて感動。すごい拍手と掛け声。
バンド演奏が終わり、普通ならここでおしまい。しかし手拍子は鳴り止まず…しかしキャストが出てくることなく、スタッフはステージを片付け始める。すると2階席から声が。RENT HEADS達が歌い出した! 最後の、Finale B 。しかもきちんと奇麗なコーラスで。1階と2階とに分かれていたRENT HEADS達が一緒になって歌う。すごいぞ。ほんとにすごいぞ。一緒に歌いながら手拍子。これにはスタッフ達も驚いたようで、観客席の写真を撮っていた。次に Seasons of Love. もちろん手拍子しながら歌う。ほんと、すごい。これがRENTのパワーだったのか。

終わった。100%満足と言えるようなものではなかったけれど、この千秋楽公演はブレイクスルーシートという運の良さもあって今までの不満を一掃してくれた雰囲気。素晴らしい歌声に感動。そしてRENTを楽しむ事そのものを改めて教えてもらった。
RENTってすごい作品だ。ありがとう、ジョナサン。

11月25日(土) マチネ

東京前楽。盛り上がるかな。1階15列2番。一番端で、見え方は23日マチネとほぼ同じ。すぐ前が通路だから結構観やすい。
もう音には期待していなかったが…おいおい、ひどいぞ。まず RENT でロジャーの声がぶつぶつと途切れる。次の One Song Glory でも同じ。最初にきちんとチェックしておけよ。これ以上がっかりさせないでくれ。 Light My Candle の途中でスタッフが出て来て、演じてる途中でロジャーのワイヤレスマイクを交換? して、それからはOK。しかしその後に照明も間違えて突然客電が点灯したり…。エンジェルは Today 4 U でスティック落としてしまうし…完璧な舞台は望めないのか。
ただ、音は結構改善したようだ。ギターの音がきちんと聞こえるし、アンサンブルの歌声もうるさく聞こえることはない。ようやく Christmas Bells での Cops は最初からマイクがきちんと ON になったし、そのあとのアンサンブルも前回に比べれば全然ちがってすごく聴きやすかった。最初からこうだったら良かったのに。
マイクで悩まされたロジャー、やっぱりリズムがいまひとつだったかな。ミミやジョアンヌはパワフルな声を存分に発揮してくれて最高。
2幕。感動的なナンバーが多い2幕はボーカルをしっかり聴かせてほしいので、音が良くなったのはやっぱりうれしい。 Take Me or Leave Me でのモーリーンとジョアンヌもパワフルだし、 What You Own でのマークとロジャーは熱く最高。

そしてエンディング。ラストではいきないスタンディング。カーテンコールでの Seasons of Love を待たずに総スタンディングになり大きく盛り上がった。やっぱりラストに近づいたからか、それとも音が良くなったからか。

11月23日(木) マチネ

ブレイクスルーシートを狙ったがハズレて、普通に当日券。1階13列2番。今までとは反対側のサイド。字幕とスピーカーでバンドやライフサポート等の部分が見えない。もうちょっとスピーカーを横にセットしてくれればいいのに。
なんか、今回のツアーは役者の歌は結構いいのに、それが活かしきれていないような気がする。もっと丁寧にやってくれればいいのに。例えば冒頭、マークがコリンズに鍵を落とすシーン、以前はこのタイミングが絶妙で、マークが落とした鍵をコリンズが受け取るように、しっかりとつながって見えた。でも今回はマークが落とすシーンもなんとなくわかりにくいし、コリンズに落ちるタイミングも合ってないし。
そして繰り返しになるが、やっぱり音。「RENT」ではすごくこもった感じで迫力が無いし、アンサンブルが加わって様々な歌詞を同時に歌う部分ではそれぞれの音量バランスが悪いし。さらに Christman Bells の Cops ではまたしてもマイク ON が遅れるし…。こんなんじゃ舞台版RENTの魅力があまり伝わらないのではないだろうか。 映画版のほうが良かった、と思っている人も多い事だろう。
前回ちょっと残念だったロジャーは今回はそれほど気にならず。マークやミミと歌う熱いボーカルはなかなか良かった。エンジェルはリズムは良かったけど、やっぱりちょっと迫力が弱いかな(これは音のためかもしれないけど)。
そしてモーリーンのパフォーマンスが変わった。ラストの「 MOOO! 」で、モーリーンはギャラリー役を越えてステージ端に出て、昔のように観客に向かって Moon! を呼びかけるようになった!  しかしギャラリー役も MOOO! と言っている為か、観客からの声はあまり聞こえなかったのが残念。多分千秋楽では観客からも MOOO! が出るだろう。
ラストはいつもどおり、 Seasons of Love で総スタンディング。そのあとのバンドで大きな手拍子。そうなんだよな、ここでもわかるけど、ギターの音が弱いんだよな。あんなにノッて演奏しているのによく聞こえない。もったいない。
失礼ながら次の事を考えてしまった。たぶん日本での次の公演は2008年の東宝版になるだろう。劇場も新しい事だし、東宝の事だからクオリティーの高い舞台を期待できるだろう、そんな事をもう考えてしまった。

11月18日(日) マチネ

1階9列47番。ちょっとサイド気味だが見切れる事無くなかなかいい席。
バンドが出て来て…ノリは昨日ソワレよりちょっと低いかな。そしてオープニング。昨日はマイクがオンにならない事が多くあったが、おいおい、いきなり最初のマークのセリフで声が出ない。すぐに出るようにはなったけど出だしでこんな具合というのは残念。
音は昨日よりいい。席の違いが大きなとこだろう。しかしあいかわらずボーカルが聞き取りにくいところもある。なんか、ミキシングがすごくいい加減な感じだ。
やっぱり今回いいのはコリンズ、ジョアンヌかな。ロジャーは熱い歌声を聴かせてはくれるのだが、ちょっとリズムを外すことが。ソロならいいけど2人での掛け合いだとやっぱりリズムは外さないでほしい。エンジェルは雰囲気はいいけれど、見せ場であるはずの Today 4 U の迫力がいまひとつで、さらに自慢であるはずのパーカッションもリズムの正確さがいまひとつでキレがない。モーリーンも、なぜだろ、パフォーマンスでの迫力がいまひとつ。終わってから思いっきり拍手というほどのものではない。
そしてオープニングでがっかりさせてくれた音響が、さらにひどかった。この舞台ではオープニングのRENTから、複数の役者が別々の歌詞を歌うシーンがある。いかにもミュージカルぽっくって面白いのに、そのバランスがいい加減なのだ。だからすごく汚く聞こえてしまう。それが顕著だったのが Christmas Bells の後半。もう、ただ色々な音がごちゃごちゃと鳴っているだけで、誰が何を言っているのかもわからないどころか、そのリズムも不明確になってしまっていた。そして役者さえもリズムが不明確になってしまったのだろうか、Copsの「FA LA LA LA LA」の部分は半小節くらい遅れて完全にハズして歌っていた。歌になっていない。こんなひどいのは初めてだ。その直前のCopsのボーカル「 I'm dreaming of a white christmas 」ではマイクがONにならないし。好きなシーンなだけにすごく残念。
2幕からはそれほどひどい部分もなく、ロジャー、マークらが感動的な歌声を聴かせてくれ、なかなか良かった。昨日同様、 Seasons of Love では総スタンディング。昨日よりカーテンコールは少なかったけど、大きく盛り上がっておしまい。

11月17日(土) ソワレ

今年のツアーのMy初日。予定ではブレイクスルーシート狙いだったが前売を購入。R席1階14列56番。ちょうど「入り口」の部分のセットが字幕装置の影に隠れて見えない。それ以外は特に問題ない席。
バンドのメンバーが出て来て、まず拍手。いいノリだ。そしてキャストが出て来てもう一度拍手。いよいよ今年のRENTが始まった…そんな感じ。マークの語りから始まり、Tune upが始まる。ここから先はもう何度も聴いたサントラと同じ。そしてタイトルソング、RENT。う、なんだか想像していた雰囲気と違う。音が良くない。残響が大きくこもった感じで、ひまひとつ迫力が感じられない。ちょっとショック。さらにはオペミスだろうか、キャストが喋りだしてもマイクからの音声が出てこない事もしばしば。こういう事が重なるとすごく残念に思えてしまう。
でも、やっぱりこの音楽はいいなぁ。キャストもそれなりに歌えている。特にコリンズ、ジョアンヌあたりが良かったかな。映画版ではミミがちょっと弱かったけど、迫力あるOut Tonightを聴かせてくれた。
演出も少しずつ変わっている。意外だったのがモーリーンのパフォーマンス。今まではモーリーン1人だけが観客に向かってパフォーマンスしていたが、今回はギャラリー役がいる。だからモーリーンはギャラリーに向かってパフォーマンス。だから、観客の「MOOO!」が無い。盛り上がるシーンなだけにちょっと残念。
ラストは大きく盛り上がり、Seasons of Loveでは総スタンディング。なにやらバンドのメンバーが妙にテンション高く、客席を駆け抜けていく。終わっても手拍子が鳴り止まず、また出てくるか…と思ったら再び出て来たのはバンドのメンバー。
とりあえず1回目はおしまい。音響的にちょっと不満ではあったが、やっぱりRENTはいい。


Home | Stage Top