きまぐれ観劇日誌

レ・ミゼラブル 2009年帝国劇場公演
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東宝

'09
'08
'07
'06
〜'05


'06 M.A.
'09 Les Miserables
'07 Les Miserables
'06 Les Miserables
'05 Les Miserables

'08 Miss Sagion
'04 Miss Saigon

四季

その他

2009年11月14日(土) ソワレ

早くもMy楽。1階L列35番。
ひさしぶりの今ジャベ、いいねぇ。熱い。すごく熱い。特にバルジャンとの最後の対決、このやりとりには観ていても力が入ってしまう。素晴らしいジャベールを観せてくれた。山崎ファンティーヌ、以前に気になっていた「夢やぶれて」のラストも、今回はそれほど気になる事無く普通に楽しむことができた。
安崎テナ、いつもどおり安崎さんとしての個性のあるテナ。森クミさんとの相性もなかなかいいのではないだろうか。その森マダムテナはもちろん言う事なし。堂々たるマダムテナで笑わせてくれる。
山崎マリウス、これもいい感じ。もうちょっと熱さを感じさせてくれても良かったかな。坂本エポ、やさしいエポ。これはこれでいいのかもしれないけど、もうちょっとだけ強がった感じも欲しいなぁ。神田コゼ、最初の「不思議ね」ではいいかな…と思ったものの、やっぱり高音が弱い。あと、ラスト泣き過ぎ。ちょっと冷めてしまう。

ということで、まだ公演も1週間あるし、普通に終わったという感じ。なんかあっという間の今年のレ・ミゼラブルだった。やっぱり、2ヶ月間、そしてキャストも前半だけだったり後半だけだったり等、なんだか忙しいスケジュールで、そしてあっという間に終わってしまった。
次回、もうすこしじっくりとやってほしいなぁ。

2009年11月8日(日) ソワレ

1階F列13番。結構サイドだけどいい感じに見える席。
今回も別所バルジャン+岡ジャベ+笹本エポ+菊池コゼという組み合わせ。
今井ファンティーヌ、ちょっと固いような雰囲気。でも聴きやすいし、しっかりした雰囲気は別所バルジャンと合っているような感じでいいかも。「夢破れて」のラスト、「二度と私には」の最後は優しく歌ってほしいと自分は思っているが、今井ファンティーヌの歌い方は気に入った。
三谷テナ、クセのあるテナ。まぁテナはそれぞれの役者ならではのクセがあってそれでいいとは思うけど、要はそのクセが自分にマッチするかどうかだろうか。どうも三谷テナのクセはちょっとマッチしない。もっと、歌うべきところは音符から外さずに歌ってほしい。森マダムテナ、いつもながらにいい雰囲気。宴会乞食での(歌の部分での)アクションが迫力あって好きだ。
藤岡マリウス、なんと言えばいいのかよくわからないけど、もうちょっと個性がほしい。原田アンジョ、悪くは無いけどカリスマ性がもうちょっと欲しい。やっぱり歌声で若者をぐいぐいと引っ張ってもらいたいものだ。

そして本日は最後のファン感謝デー。みんなで歌おう「At the End of the Day」って、これ歌うの?
発声練習の後、歌へ。結構早口で、しかも「ドラムのように歌うように」ということで、なかなか難しい。途中の転調もマイナーからメジャーへと、わかりやすい転調ではあるものの微妙なので果たして正しく歌えたのかどうか。そして高い声。ギリギリだった。でも、なんといっても、とても楽しかった。こういった練習(いや、これ以上のものを)しっかりやって、そして舞台で毎回披露してくれるのだなぁと、あらためて役者の努力の素晴らしさを観た雰囲気。ほんと、楽しくいい経験だった。

2009年11月7日(土) マチネ

1階L列16番。今回でエポニーヌはコンプリート。
別所バルジャン+岡ジャベ。2度目の観劇と同じ組み合わせだ。別所バルジャンの歌い方には賛否があると思うけど自分は好きだ。しっかりした雰囲気がなかなかいいと思う。今回も誠実な雰囲気のバルジャンを楽しむことができた。そして岡ジャベ。熱く冷酷なジャベールがガツンと来る。いいバランスのジャベールというところか。
そして笹本エポ。玲奈ちゃんらしい元気なエポ。そして以前よりもずっといい感じがした。エポニーヌがどのように演じられるべきなのか、それは役者なり、観客なり、さまざまな解釈があると思う。その中のひとつのエポニーヌ像なのだろうか。恋には負けながらも強く生きる、そんな雰囲気が興味深かった。
菊池コゼ、ひとつひとつのフレーズを丁寧に歌ってくれる。ソプラノはパワーがあるとまでは言えないものの、しっかりと歌ってくれているので安心して聴くことができるし、そして歌声そのものも綺麗だ。いい雰囲気。
そして今回は吉井ガブローシュ、これがなかなかいい。歌だけでなくアクションにキレがある。しっかりといい演技をしてくれていて好感。将来、マリウスとかアンジョとか、ぜひプリンシパルとしてレミゼの舞台に立ってくれればうれしい。

カーテンコールは総スタンディング。別所バルジャンが山崎ファンティーヌを抱き、それを嫉妬するかのように見る田中マダムテナの姿が面白かった。

2009年11月3日(火) ソワレ

1階H列44番。まぁ適度に離れた観やすい席というところか。
橋本バルジャン、若いバルジャン。前半はいいけど、2幕「年寄りじゃないか」とか言われても似合わないような元気さ。でもこれはこれでいいかと思う。歌い方とか声はなかなか気に入った。若い雰囲気から感じられるのか、熱いバルジャンでもあった。対する今ジャベール、これまた熱いジャベールだ。特に自殺の歌が気に入った。シルビアファンティーヌ、やっぱり「夢やぶれて」の歌い方だけがちょっと好きになれない。さらに今回は残念なことに音声までトラブルを起こしてガサゴソという音が入ってしまったのが残念。
新妻エポ、以前に感じていたちょっと強い感じも今回は感じることなく、すごく自然なエポニーヌを楽しむことができた。ソプラノの美しい辛島コゼ、そして小西マリウスとともに、いい感じの3人のプリュメ街を楽しむことができた。
安崎テナ、歌のうまいテナ。前回感じたオーバーな雰囲気は感じつつも、まぁこれはこれでいいのかな、という感じもした。下水道での歌はなかなかなもの。

カーテンコールの後にはトークショー&ライブ。今ジャベを司会に、小西マリウス、シルビアファンティーヌ、新妻エポ。今さんの司会のグダグダっぷりがなかなか面白く、それに合わせるかのような聖子ちゃんの普通っぽさが楽しい。ライブは小西さんによるOn My Own。これが意外でもあり、いい雰囲気でもあり、そしてそれを聴くシルビアさんと聖子ちゃん、ステージの床に座って小西さんを観ながら…というのもまたいい雰囲気だった。総じて聖子ちゃんがいい感じでリードしてくれていたかな。
楽しいひとときだった。

2009年10月31日(土) ソワレ

2回目は1階C列46番。サイドで1席だけ独立した席だ。そんな席だからだろうか、観ていて終始テンションが落ちることなく、そしてバリケードが出てからはほとんど涙が出っ放しとう状態だった。
別所バルジャン、きちんとした歌い方がとても聴きやすく、そして熱く優しいバルジャン。やっぱり別所バルジャンは好きだ。岡ジャベ、これまた熱いジャベール。岡さん持ち前の豊かな声量が本当に見事。
安崎テナ、悪くは無いのだけど、ちょっとわざとらしさというかオーバーというか、そんな感じがしてしまう。もうちょっと一貫したテナをやってくれればいいのに。山崎ファンティーヌ、これも悪くないけど、「夢やぶれて」はもう少ししっとりとした雰囲気が欲しかったかな。
泉見マリウス、いいねぇ。いい雰囲気だし声もいいし、「恵みの雨」でのラストは本当に悲しく歌ってくれた。坂本エポ、これまたいい感じ。クセもなく自然なエポニーヌをストレートに感じさせてくれる。坂元アンジョ、サカケンの歌い方ってあまり好きではなかったけど、今日はなかなか好感のもてるアンジョだった。これだったら坂元アンジョもいい。
そして神田コゼ、え、なんでストレートヘア!? いきなり違和感のコゼットだった。そして声は…最初の「不思議ね」では可愛らしい声でいいかな…と思ったけど、やっぱり高音がとても弱くフラフラ。密かに期待していただけにちょっと残念だった。

しかし冒頭に書いたように総じて感動的だったことはうれしかった。ラストも総スタンディング。いい観劇となった。

2009年10月17日(土) マチネ

今年は地方からスタートし、そしてようやく東京帝劇公演。そしてそれをようやく観劇。しかし電車が遅れ、残念ながら囚人の歌は見逃してしまった。1階R列12番。S席の最後列。
山口バルジャン、やっぱり好きになれない。ちょっとわざとらしさを感じてしまうような歌い方。好きな人はこの歌い方が好きらしいのだが自分は好きになれない。阿部ジャベ、いい感じに熱いジャベール。これは結構安心して楽しめるジャベールだ。気に入った。シルビアファンテーヌ、いいんだけど、「夢破れて」のラスト、「二度と私には」の部分はもう少し優しく歌ってほしかったな。
三谷テナ、濃いねぇ。そして森マダムテナ、森クミさんならではの雰囲気。でも、裏切りのワルツでの、バルジャンが椅子から立とうとするところを押さえるところとか、いくらなんでもやりすぎではないだろうか…。シリアスなシーンなのだから、笑いはもうすこし、さりげなさが欲しい。
知念エポ、最初はなかなかいいかな…と思ったけど、やっぱり、なんか、エポニーヌの雰囲気とは違う硬さが感じられる。もうちょっと自然に歌ってくれればいいのに。辛島コゼット、見事なソプラノ。いい声、いい雰囲気。そして山崎マリウスもいい感じの歌いっぷりだ。この2人は良かった。松原アンジョ、雰囲気としてはいいかもしれないけど、高音がきつかった。もうすこし余裕が、安心して聴けるアンジョであってほしい。

パリの直前、バルジャンとコゼットとのシーン、よく見えなかったけどバルジャンに何かアクシデントがあったようで、口元を押さえていて笑いが。勘弁してほしいなぁ。
祐一郎効果だろうか、カーテンコールは何度も続いた。いつもこのような雰囲気だったらいいのだが…。