今年は、結局この回で最後となってしまった。キャンセル待ちに並んでいたら売って頂けるという方がおられて購入。1階G列13番。今回手放したチケットがG列14番だったから、その分が戻ってきたという雰囲気。ありがとう。前回はスピーカー前だったが、やっぱりセンター寄りだと違う。スピーカーからも聞こえるけど、しっかりと役者からも声が聞こえてくる。これがライブだ。
別所バルジャン、うーん、やっぱりこのくらいのバルジャンの雰囲気が好きだ。山口バルジャンは力を入れる「自由をくれたのだ」もソフトに歌ってくれる。今ジャベール、しっかりとした強いジャベール。こういうジャベールもなかなかジャベールならではの堅苦しさが感じられていい。自殺シーンで歌詞を間違え、飛ばしてしまった事が本当に残念。
佐藤テナ、堂々たるふてぶてしさ。イヤしさもあって好感。瀬戸内マダムテナ、瀬戸内さんらしい歌いっぷりがいい。そしてこの佐藤テナと瀬戸内マダムテナ、裏切りのワルツでの大胆なコゼットいじり、ちびコゼの結夏ちゃんもぐったりとした雰囲気がいい味。笑わせてくれました。
泉水マリウス、しっかりした真面目な学生のマリウス。しかしコゼットに対する想いはしっかりと伝わって来る。岸アンジョルラス、いい声だ。リーダーシップをしっかりと感じさせてくれた。かっこ良くって好感。
笹本エポニーヌ、いいねぇ。恵みの雨では、ラスト近くの歌い方には泣けた。
この回は笹本エポの千秋楽ということで、カーテンコールに挨拶。結局今回の公演は笹本エポしか観られなかなったけど、もっともっとエポニーヌを演じてほしいと思う。
総じて、今日は熱かった。レ・ミゼでこんなにも泣いたのも久しぶりだ。いろいろあったからかもしれないけれど、それでもいい。しっかり泣かせてくれるこの作品に感謝したくさえもなった。ありがとう。
あっという間に終わってしまった2006年のレ・ミゼラブル、来年にでも帝劇に戻ってきてガツンとやってくれ。
いよいよ今年のレ・ミゼが、初めての日生バージョンが始まった。
もう何度も観ているこの作品だが、劇場に入り、正面に映し出されているコゼットのシンボルを観ると、いつも、なんだか嬉しくなる。今年もまた観られるぞ。でも今年は短いんだよなぁ…
1階D列7番。サイドだけど結構観やすい。まずは初の日生劇場ってことで、そのあたりチェックしてしまう。帝劇より舞台も袖も小さめなのか、バリケードのセットがちょっとはみ出し気味。あとは、これは日生だからなのかわからないけど、途中に降りてくる紗幕が、なにか模様があるような雰囲気。何も無い真っ黒のほうが好きなのだが…。
音は…サイドだから、もろにスピーカーから聞こえてきた。日生は音がいまひとつという言葉を聞かれるが、センターで観たらどんな感じなのか興味深い。
山口バルジャン、個人的には山口バルジャンって苦手なのだけれど、なんだか今回はそれほど気になることはなく観る事ができたような感じ。ただ、プロローグでの「自由をくれたのだ」は、これも個人的には、もっと自由を感じるように歌ってほしいと思うのだが…。鈴木ジャベール、淡々とした冷酷なジャベール。これまた個人的な意見としては、もっともっと堅苦しさ故のドジっぽい人間臭さがほしいとも思う。
井料ファンティーヌ、奇麗な声。前は歌い方が好きじゃなかったんだけど、それも今回はそれほど気になることはなかった。エンディングはしっかりと泣かせてくれた。コングテナルディエ、なかなかイヤシさがあって良い。アドリブも押さえ気味。下水道でバルジャンを見つけた時のリアクションがちょっと好きになれない。田中マダムテナ、これまたなかなか良かった。マダムテナはとにかく個性が強いキャラだから、もうちょっと田中さんらしさをガツンと出してくれてもいいんじゃないかなぁ。
岸アンジョ、いい雰囲気。いい声。なんだけど、なにかカリスマ性が小さいというか、なぜかちょっと寂しく感じてしまった。岡田マリウス、見事。素晴らしい。声もいいし、好青年を演じてくれた。コゼットとのデュオも奇麗に歌ってくれた。その剱持コゼット、安心して聞けるソプラノではあるけれど、剱持さんの声が、個人的にイメージしているコゼットの声とはちょっと違うように感じた。もうちょっとソフトな雰囲気がほしい。笹本エポニーヌ、見事。ちょっと強い気を持ったエポニーヌを堂々と演じてくれた。もうちょっと弱さを出してくれてもいいんじゃないかと思うけど、今後に期待。
あとは、ガブの桝井君、よかったね。バリケードで弾を入れた袋を投げ、それがきちんと届いたか確認する責任感。泣けました。春山リトルコゼ、奇麗な歌声だね。将来に期待。チケットを手配してくれた史桜さん、うーん、さすがに私には気付いてくれなかった。当然か。
観ていて、今回の公演はチケットを3枚しか買ってないという事に、失敗した、と思った。もっといろいろ観たい。やっぱり自分はこの作品が好きなんだと、あらためて感じた。