いよいよアイーダ東京公演が始まった。その初日。さすがに初日チケット入手は困難だったがなんとか入手、2階A席7列3番。
劇場に入ると緞帳にロゴがあるだけのシンプルな雰囲気。オケピもない。この劇場でオケピ無しとは思わなかった。
幕が開く。蜘蛛女のキスのような開き方が印象的。そのときはまだこの四角が象徴となっていることなど思わなかったわけだが。
まずは五東アムネリスが歌う。予想外に現代的な雰囲気。これからどうなるのか。
渡辺ラダメス。好青年という雰囲気がなかなかいいが、濱田めぐみのパワフルな歌と張り合えるようなもっと豊かな声量も欲しかったように感じた。その濱田アイーダ、序盤はそれほど「濱田さんらしさ」を感じなかったが、少しずつそのパワーが増してくるのを感じる。そして□ではやられた。みごとな声。素晴らしかった。
中嶋メレブ、ばりばりの四季節。特に濱田さんのセリフはすごく自然なだけに、なおさら不自然さを感じてしまう。体が弱ってまではっきり明瞭な声をしっかりと発声してくれるなんて、聴きやすさを通り越してがっかりしてしまう。
飯野ゾーザー、WICKEDで何度も味わったこの声だが、独特な雰囲気でオズの魔法使いと被ってしまう。もちろん悪くは無い。いい雰囲気だ。WICKEDでは無かったダンスも披露してくれて楽しかった。
そしてエンディング。そうか、こうつながっていたのか…最後の最後のシーンで涙が出た。そしてその幕の閉じ方もなかなか良かった。
大きな拍手。カーテンコールが繰り返された。
幕間ではロビーにティム・ライス氏の姿が。日本初公演では無いにしても、やはり東京公演の開始というのはこれだけ意味のあることなのだろうか。