きまぐれ観劇日誌

CATS 2004〜 東京キャッツシアター公演

四季

'09
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'04

'04〜 CATS
'07〜 WICKED
'09〜 CATS

2009年5月3日 (日) マチネ

東京千秋楽。当初の千秋楽は抽選で外れたが、延長された千秋楽の空きチケットは普通に先着となり入手できた。1階12列75番。
キャストは前回とほとんど同じではあるが、なんといっても早水グリザベラが楽しみだ。
芝マンカスの堂々たる声に率いられる猫達。いよいよ千秋楽という感じがする。余裕たっぷりの声は本当に素晴らしい。小松ドッツの元気な声、荒川タガーの雰囲気もいい感じだった。拍手もいつもより濃厚な感じがいい。村バストファージョーンズ、いい声。グロールタイガーが楽しみ。チェランペル、前回感じた押さえ気味という印象はなく、いい感じのランペルを観せてくれた。対する百々マンゴもいいバランス。
濃厚な舞台。あっという間にシーンが進み、早水グリザベラ。しっとりと深い歌声。これだよ、グリザベラは。2幕のメモリーも楽しみ。
2幕。ベテランという雰囲気の秋ロラムに紹介される村ガス。いい声。グロールタイガーでも豊かな声を披露。秋グリドルボーンとのデュオはパワフルなバリトンとソプラノが素晴らしかった。劉スキンブル、リズミカルに、そして汽車を作ったところでも楽しそうな雰囲気。西村ボンバル、前回にも見たからだろうか、今回はそれほど違和感を感じることなく楽しむことができた。大人の雰囲気がいい感じ。金子ミスト、オープニングでも音程を外していたので、もう歌は期待しない。
ほんとにあっという間にラスト。早水グリザベラの歌声が素晴らしい。南シラバブのソプラノ。この2人が重なった美しさには本当に感動した。涙でグリザベラの姿がはっきり観れなかった。そしてエンディング。あぁ、終わってしまう。いつもと同じようにエンディングが歌われ、…終わってしまった。盛大な拍手。

カーテンコール。握手の前にグロールタイガー船のセットが下りてきた。千秋楽の文字。荒川タガーが千秋楽である事を簡単に告げ、そしていつものように握手。秋ロラムと握手できた。そしてロングラン千秋楽と言えば恒例、レーザー光線。音楽と共に様々なメッセージが映し出され、そして猫たち一匹ずつ、その名をレーザー光線で披露。そしてさらに握手。今度は金子ミストと握手できた。その後も拍手は鳴り止まず、総スタンディングでタガー締めでThe ENDのプレートが出ても関係無し。ラストに全員が出て、そしてグリザベラが最後にお礼をして、そしておしまいとなった。

4年半。予想以上のロングランだったし、実際、CATS史上最長のロングランとなった。終わってみてから、今回のロングランは今後の布石のような気もした。五反田から横浜へ、そこには土地の契約上の引っ越し以外に千秋楽の理由が無いようにも思えた。さらに次なるステップを、四季は考えているのかもしれない。そして、その新たなるステップに期待したいと思う。まずは五反田公演、ありがとう。

2009年4月18日(土) マチネ

本来前楽になるはずだった公演。1階11列37番。とりあえずセンターブロック。そこそこな席ではある。千秋楽も近づき、特別カーテンコールも始まり、いよいよおしまいという印象が強くなってきた。
まずは芝マンカス。芝さんがCATSシアターに帰って来てくれた。最初の「生まれたのか」の声だけでうれしくなってしまった。ほんとうにいい声だ。その後の「ジェリクルキャッツを知っているか?」という言い方も独特だった。笑わせてくれたのはスキンブルナンバーでのヤクザな奴。オーバーなリアクションを、芝さんのようなベテランがやるからこそ面白いのだろう。
小松ドッツ、頑固なおばさんという雰囲気。元気にゴキブリを仕切る声がなかなか面白い。荒川タガー、ちょっと軽めだけどそれなりにいい感じを出したタガー。タガーナンバーのラストの「ごむ〜」が長めだったのはサービスかな。
チェランペル、初めて観るランペル。起伏を押さえ気味の歌い方で、ちょっと慎重派のコソドロという感じだろうか。ランペルの大きなアクションに声がちょっと引っ張られてしまうようなところが残念だったけど、それなりに聞かせてくれてとりあえずは満足。
渋谷ガス、堂々たる感じを感じさせてくれない。声も迫力なし。以前もそうだったが、今もそのままだ。秋ロラムの歌声がもったいないくらいに感じてしまった。劉スキンブル、リズミカルでいい感じ。汽車を作った後ではもうすこし伸びやかに歌ってほしかったかな。有永ディミータ、西村ボンバル、なかなかいい感じだった。西村ボンバルは自分が持っているボンバルの雰囲気とはちょっと違っていたけど、これはこれでなかなかいいなと思った。岩崎ミスト、低音のミスト。ダンスの身軽さは金子ミストのほうが上だろうけど、やっぱり歌をしっかり聴かせてくれるのも重要だ。ひさしぶりに安心したミストナンバーを聴く事ができた。
南シラバブの綺麗なソプラノのあとに木村グリザベラ。なんだか厚みも深みもない、普通にメモリーを歌っているだけのグリザベラだった。とても残念。

そしてまずは普通のカーテンコール。握手は渋谷ガス。そして特別カーテンコール。芝さんが司会となって挨拶。まぁ、いかにも四季らしい挨拶。そしてダンス。楽しいね。タガー締めは2回やってくれた。最後には「the END」と書かれたプレートをレンジの上においておしまい。

2009年3月8日(日) マチネ

1階5列42番。11/11の記念日以外では久しぶりに「回転しない席」ということで、今までかなり贅沢な席で鑑賞してきた。しかし今回も、5列ということで悪い席ではない。前に横に、猫達がやってきてとても楽しい席だ。
まずは前回と同じ荒川マンカス。しっかりと聴きやすい声で好感。小松ドッツ、前回観た時は「比較的おとなしい」なんて書いてたけど、今回は全くそんな感じはしなかった。ネズミやゴキブリを高らかな声で仕切っていたのが楽しかった。川東マンゴと石栗ランペル、この組み合わせも2回目、いつもの石栗ランペルはもちろん、川東マンゴもなかなかいい雰囲気で楽しませてくれた。織笠グリザベラ、初めて観るグリザベラだ。オープニングでの声はなかなかいいな…とは思ったが、1幕ラストのメモリーはそれほど深みが感じられなかったのがちょっと残念。
南シラバブ、透き通った可愛らしい声。いいねぇ。秋ロラムもお姉さんっぽさがあって良かった。田島ガス、できればもうちょっとパワフルなグロールタイガーの声を楽しみたかったというのが本音ではあるが、まぁいいかな。嶋崎スキンブル、これでもうすこしリズムを正確に刻んでくれたら最高。このスキンブルナンバーでの武藤タガーのアクション、それを真似るメス猫のアクションに笑ってしまった。
団ディミータと増本ボンバル、最高。特にボンバルリーナは今までこれといったボンバルリーナを楽しめた事はほとんどなかったが、まさに、これだよ、ボンバルリーナはという声、歌い方でしっかりと大人の歌を聴かせてくれた。
金子ミストは相変わらず。
そして織笠グリザベラ、メモリーの前半はそれほどいいとは思わなかったが、シラバブとのデュエットでその深みのある声に驚いた。そしてそこからはただ圧倒され、そして涙が出た。いいグリザベラだった。感動した。そして前回と同じ、チェ・デュトの豊かな声でしめくくり。

楽しかった。今になって新しいグリザベラを楽しめるとは思わなかった。増本ボンバルもうれしかった。

握手はランペルとミスト。ミストの、一人でも多くの人と握手を…というような雰囲気はなかなか良かった。

2009年2月15日(日) マチネ

1階1列27番。何度かこのサブセン最前で観劇したが、今回で回転席での観劇は最後になる。最前ならではの迫力を存分に味わっておこう。
久しぶりの荒川マンカス、独特の声。ちょっと軽めな感じだけど、聴きやすくて好感が持てる。鈴木ドッツ、このドッツも久しぶり。若干低めの声はおばさんという雰囲気になかなか合っている。それでいて元気なのがいい。武藤タガー、ちょっと軽めだけどいい感じだった。楽しいタガー。
百々マンゴと石栗ランペル、石栗ランペルが可愛らしくていい。百々マンゴも悪くないけどちょっと石栗ランペルに負けちゃってるかな。
2幕、五所シラバブは初めて。透き通った声の可愛らしいシラバブ。これはいい感じ。寺田ガス、ガスでのささやくような歌い方は独特のものがある。グロールタイガーではやっぱり声量が欲しいなぁ。センチメンタルジャーニーでファルセットになってがっかりしたのは前回と同じ。谷内ロラム、メリハリのある明るい声がいい感じで、お姉さんという雰囲気が好感。グリドルボーンも可愛らしく演じてくれてうれしい。嶋崎スキンブル、今回は特に気になるところもなくスキンブルナンバーを楽しむことができた。リズミカルで楽しい雰囲気が良い。有永ディミータ、西村ボンバルも前回と同じ。なんか、もうちょっとパワーのある歌声を楽しみたい。金子ミスト、聴きづらく、ひどい。なぜこんなミストを出演させつづけているのだろう。
佐渡グリザベラ、いい雰囲気だった。ひと味違うメモリーではあるけれど、歌そのものの深みをしっかりと聴かせてくれることには変わりない。そして美しかった。
チェ・デュト、ほんとに貫禄あるデュトだ。最後にしっかりとした重量感を持って締めてくれた。

いい観劇だった。サブセンターでは上手、下手両方から何度か最前で楽しんだ。どちらかと言うと上手側のほうが好きだったが、今回で下手側のほうが好きになった。逆光がすこく美しい。もうこの席で楽しむ事ができないのが残念だ。

握手はディミータ、グリザベラ。最後にグリザベラと握手できて嬉しかった。

2008年11月11日(火) マチネ

恒例の大入り袋はシール。

11月11日。この公演の4周年ではあるけれど、それよりも大きな25周年。チケットはなんとか入手できたという感じ。2階5列33番。1年前の11月11日と同様、2階最後列からだ。
やっぱり今まで最前列で楽しんだからか、迫力がいまひとつ。あれ、最初の「ドン!」って音ってこんな程度だったっけ?と思ってしまった。
そして結論から言ってしまえば、残念なことに決して満足できる舞台ではなかった。
まず西門マンカス、いわゆる四季節が聞きづらく、セリフはまるで棒読みのよう。小松ドッツ、初めて観るドッツだが、比較的おとなしいドッツ。もっと元気に騒いでくれたほうがいい。武藤タガーは軽めにこなしているという感じ。ちょっと弱い。もう少し堂々とした雰囲気があってもいいかな。川東マンゴも初めてかな。残念ながらあまり印象がない。石栗ランペルは可愛らしいコソ泥っぽさが良く出ていて好感。いいランペルだ。
2幕、南シラバブはいつものように綺麗な声が好感。金平ロラムも初めてかな、欲を言えばもう少しお姉さんっぽい張りのある声ならばと思わなくもないけど、でもいい雰囲気のジェリーロラムだった。グリドルボーンでのソプラノは見事。対する寺田ガス、ガスではいいんだけどグロールタイガーではもっと豊かな声量が欲しい。センチメンタルジャーニーの部分ではファルセットになってがっかりしてしまった。
嶋崎スキンブル、リズミカルでいい感じ。歌がちょっと危ない感じだったけど、すごくいい雰囲気で歌ってくれているので許せてしまう。有永ディミータ、西村ボンバル、なんかイメージが薄い。この2人はもう少しセクシーな大人の雰囲気で歌ってもらいたいものだ。金子ミスト、ひどい。リズムはいい加減だし、音程も外してる。このミストがこの舞台を壊してしまったという雰囲気。
奥田グリザベラ、最初は聞いていてそれほどでもないかと思っていたけど、聞いているうちになんだか歌声が心に響いて来る。南シラバブとのデュオからは感動的だった。そしてラスト、チェデュト。独特の、貫禄のある声。声量よりも説得力を感じさせてくれる。いかにも長老という感じのいいデュトだ。

ラスト、いつもどおりのカーテンコールの後に特別カーテンコール。歌のあに武藤タガーがまず挨拶。その後舞台後ろに白い幕が広がり、83年初演からの劇場のスライド。ダンスの後でもう一度握手。ここでカーバと握手できた。最後はもちろんタガー締め。でももちろん1回で許してくれるわけがない。3回くらい締めがあったかな。

25周年という大きな節目の公演ではあったが、公演の内容そのものはごく普通、いや、ちょっと期待外れとも言えるものだった。

2008年8月23日(土) ソワレ

1階1列72番。前回と同じブロック。
今までとはキャストがかなり変わっている。どんなCATSを見る事ができるか楽しみだ。
まずは西門マンカス、前回のようにセリフに不自然さを感じることはほとんどなく、落ち着いたいい雰囲気だった。なかなか好感の持てるマンカスだった。高島田ドッツ、これは今までも何度も観ているドッツだが、いつもどおり元気なドッツを楽しめた。ドッツナンバーだけでなく他の曲でもはっきりした歌声が聞こえてくるのが気持ちいい。金田タガー、若く、やんちゃな雰囲気さえ感じさせるタガー。タガーとしての風格のようなものはちょっと薄いかもしれないが、それなりのタガーらしさをしっかりと観せてくれた。もちろん歌声もなかなか。上条ランペル、初めて観るがいい感じ。元気に飛び跳ねるようなイメージ。楽しいランペルを聴かせてくれた。
そして佐渡グリザベラ、このグリザベラはとても意外だった。ひょっとしたら佐渡さんの声を生で聴くのは初めてかもしれない。その声の高さからか、まだ若いグリザベラという雰囲気。今までに観て来たグリザベラとはかなり違うが、こういうグリザベラもありなのかもしれない。
2幕、種井デュトの深い声を楽しみ、そこから入る久保田シラバブ。これも初めて。可愛らしく綺麗な声がとてもシラバブに合っていた。いいシラバブだ。嶋崎スキンブル、これも初。とてもリズミカルで軽快に歌ってくれた。歌っている時の笑顔もいい雰囲気だ。坂田ディミータ、これも初。なかなかパワーのある熱いディミータで好感。対する西村ボンバルも初だったが、こちらはパワーよりも妖しい雰囲気で勝負してくる女性というところか。こういうボンバルもいい。岩崎ミスト、結構大柄なミストということろが今までとはかなり印象の違うミストではあったが、クセの無い歌声で結構気に入った。
そして再び佐渡グリザベラ、やはり今までと違う。違和感を感じつつも、これももまたメモリーだよなぁと思いながら。シラバブとのデュオでもそのコントラストは低めで、それがいいのか悪いのかもわからない。でも美しいメモリーであることは間違いなかった。ラストに拍手も出ることなく静寂な緊張感が流れ、感動的だった。

もちろんタガー締めでおしまい。握手はデュト。

2008年5月10日(土) ソワレ

回転席。1階1列75番。この席もまた2度目。
非常に贅沢な書き方ではあるが、振り返ってみると前回にこの席に座ったのが初の最前列で、その後は11/11という記念公演以外は全て回転席だ。なんだかこれだけ前方の席という事に慣れさえも感じてきてしまっている感じがする。
実際、オープニングでも初めて最前列に座った時ほどに感激することは無かった。しかし、その後のダンスを見ていると、じわりじわりとその迫力を、最前ならではの迫力を感じてくる。やはり舞台間近はいい席だ。
西門マンカス、セリフの不自然さに違和感。やはりマンカスは堂々と落ち着いた雰囲気であってほしいので、不自然だと不安定にさえ感じてしまうので残念。鈴木ドッツ、いいねぇ、元気でありながらしっかりとおばさんっぽい。福井タガー、安定して安心できるタガーらしい豊かな声量を聴かせてくれた。
武藤マンゴと石栗ランペル、前回と同じ組み合わせだが、やはり武藤マンゴがちょっと負けてしまっている。石栗ランペルは楽しそうに歌ってくれて観ていても楽しい。
そして久しぶりの早水グリザ。素晴らしい。まず1幕ラストのメモリーではいかに自分が輝いていたかを表現するような歌い方が見事だった。
2幕、青井デュトは初めてかな。丁寧に語りかけてくれるような優しい歌い方に好感。南シラバブも可愛らしく応えてくれる。熊本ロラム、以前にジェミマで聴かせてくれていたけどジェリーロラムは初めてだ。いかにもお姉さんという雰囲気でなかなか良い。金森グロールタイガーの余裕のあるバリトンともマッチしていていい雰囲気だった。
岸スキンブルは久しぶりかな。リズミカルで声もいい感じ。増本ディミータはパワーのある歌声が見事。それに対して高倉ボンバルはちょっと弱めになってしまうのが残念かな。金子ミスト、やっぱりもっと元気な歌声を聴きたい。
そしてなんといっても早水グリザベラ。1幕のメモリーとは微妙に違う雰囲気でメモリーを披露してくれて涙がでた。これがCATSだと思える瞬間。ラストに青井デュトが丁寧に歌い上げておしまい。

いい観劇だった。握手はタガー。

2008年1月19日(土) ソワレ

回転席。1階1列27番。この席からは2度目。
野中マンカス、初めて観るマンカスだ。独特の雰囲気があり、落ち着いた、優しく語るような口調がなかなかいい。リーダー的な雰囲気もいい感じ。磯津ドッツ、歌も雰囲気もなかなかいいドッツ。安心して観られた。マンゴ&ランペルは武藤&石栗。やっぱり武藤マンゴがいまひとつ。ちょっとリズムを外してしまうのが残念。石栗ランペルはいい感じで楽しい。
福井タガー、いいねぇ。タガーナンバーだけでなく他のナンバーでも艶のあるバリトンを披露してくれ、聴いていて楽しい。
石井デュト、石井さんのデュトは嬉しい。ベテランならではの貫禄が感じられてくる。南シラバブ、可愛らしい声が奇麗。金森ガスは初めて観るが、アスパラガスでの老人のような雰囲気がなかなか良かった。それに合わせる秋ロラムもいい雰囲気。そしてグロールタイガーとグリドルボーンでもパワーのある歌声を聴かせてくれた。劉スキンブル、これも初めて観るが、楽しそうないい雰囲気。汽車を作った時ののびやかな歌声がなかなか良かった。
レベッカディミータと松下ボンバル、レベッカディミータも初めて。訛りが抜けきらない歌声はちょっと辛いが、叫ぶような歌い方はなかなか面白かった。松下ボンバルはもうちょっと声が出ていればと思う。ちょっとこの2人は合わないような感じがした。金子ミスト、前回よりはひどいとは思わなかったものの、やはり歌はいまひとつ。
そして奥田グリザベラ、いいねぇ。深みのあるメモリーに涙が出た。感動。

なかなかいい観劇だった。握手はディミータとグリザベラ。やっぱり最前列ならではの迫力は素晴らしい。

2007年11月11日(日) マチネ

11月11日。3周年。最近2階席には空席が多いが、さすがにこの日は満員。2階5列70番、2階席の最後列。
荒川マンカス、マンカスでは初めて観たが、なんだかちょっと軽い。もっと堂々たるカリスマ性を感じさせてくれるマンカスを聴きたい。高島田ドッツ、いつもながらの楽しいドッツナンバーをしっかり楽しませてくれた。武藤マンゴ&磯谷ランペル、磯谷ランペルがなかなか良かったかな。武藤マンゴももうちょっと軽快ならいいのにと思う。
阿久津タガー、最高。タガーっぽい軽さと重さをしっかり表現してくれているような感じ。タガーナンバーでの面白さも最高。
2幕、種井デュトの深みのある声から、南シラバブの可愛らしいソプラノ。遠山ロラムと、なかなかいい雰囲気が続いて楽しい。岸スキンブルも歌いっぷりがとても楽しくリズミカル。そして今日はコアなファンが集まっているからか、客席の手拍子のタイミングもそろっていて面白かった。
有永ディミータ&遠藤ボンバル、なんか、普通。なにかもっとインパクトが欲しい。金子ミスト、ダンスはいいのだけど、歌は最悪。とにかく聴きづらいし、リズムも外してしまうし、はっきり言って下手だ。
そして重水グリザベラ、重量感あるメモリーを聴かせてくれた。ラストに拍手が出る事もなく、静かな雰囲気を味わう事ができた。

そしてカーテンコール。ハンドベルを持ったグリザベラが登場。そしてそのハンドベルの音はメモリーへ。阿久津タガーが挨拶。ここ五反田で3周年、日本公演初日からは24年。しかしその中でもひとつの公演地で3年は初めてとのスピーチ。この先いつまで続けられるのかわからないが、最近では休日でかなり空席があるし、さらには品質の低下も感じなくもない。まぁ挨拶では今後ともと観客に対して挨拶をしたものの、今後とも何度も観たくなるような作品になる努力をしてほしいと思う。
カーテンコールは、その後にダンスのあと、グロールタイガーの船のセットが降りてきて大きな3の文字と垂れ幕。手拍子は止まずに総スタンディング。そういえばCATSで総スタンディングも久しぶりだ。タガー締めも2階目でようやくおしまい。

楽しかった。しかし、今後がちょっと心配。

2007年9月22日(土) ソワレ

念願の最前列ど真ん中。1階1列51番。とても楽しみだ。
オーバーチュアー、タントミールが真っ正面を向いてうずくまっている姿にまず感激。やっぱり正面は良い。青山マンカス、なかなか聴きやすい声ではあるもの、もうちょっと堂々たる雰囲気が欲しいかな。次のネーミング、おやま、センターブロック前には猫は来ないんだね。ステージ上でマンカスが歌うだけ。ちょっと拍子抜け。高島田ドッツ、元気な雰囲気が結構好きだ。ダンスも正面ならではの楽しみ。奇麗なフォーメーションを楽しむことも出来た。田邊タガー、いつもながら軽快なタガー。でもそろそろもっと堂々たるつっぱり猫も楽しみたいものだ。武藤マンゴ&石栗ランペル、石栗ランペルがなかなか良し。武藤マンゴはちょっとそれに負けてたかな。
2幕オープニングの種井デュト、おぉ、深みのあるいい声。そして前回と同じく紺野シラバブ、可愛らしいソプラノだけど、もうちょっとはっきりと歌ってほしいかな。秋ロラムもなかなかいい感じ。しかし田島グロールタイガーがちょっと弱かったのが残念。秋グリドルに負けてしまっていた。
岸スキンブル、リズミカルで、そして歌い方がなかなか良い好感の持てるスキンブル。有永ディミータ&遠藤ボンバル、うーん、声は出ているけど、なんか普通。よくわからないけどなにか足りない。金子ミスト、他のシーンではなかなかいい声だったのだけど、ミストナンバーではちょっと聴きづらかった。でもダンスは切れも柔軟性も素晴らしく、見事なダンスだった。
重水グリザベラ、なかなか良かったぞ。久しぶりにメモリーで涙が出た。最後に拍手が出ることもなく、静かで切ない雰囲気から自然に天上への旅に流れる雰囲気を味わうことができた。そしてラストの種井デュトがしっかり聴かせてくれて感動。

いやぁ、最前列ならではの迫力と、やはり舞台上では猫達は中央前方に来る事が多いので、目の前で演じてくれる迫力がすごかった。

握手はドッツとグリザベラ。最後にはしっかりタガー締め。

2007年6月16日(土) ソワレ

回転席。1階1列27番。最前列で下手側からの観劇。
オープニング、前回と同じ青山マンカス。なんというか、普通に歌っているという雰囲気。ちょっとリーダーっぽさというものは感じられないかな。鈴木ドッツ、ドッツナンバーよりもその次のバストファージョーンズのナンバーでの歌が印象的だったかな。なかなか元気な歌声が良い。荒川タガー、軽く元気なタガー。個人的にはもうすこし重量感のある歌声のほうが好き。タガーナンバーのラストでは結構ふざけて笑いをさそっていた。百々マンゴ&磯谷ランペル、百々マンゴはなんか印象薄いかな。磯谷ランペルは結構軽めの泥棒という雰囲気。やっぱりもうちょっとクセがあってもいいんじゃないかと思う。
2幕オープニングでは客席から笑い声。どうやらJG-Lの空席にタガーが座ったようだ。その次のシーンが重量感あるナンバーなだけに、ここで笑いを誘うのはちょっと勘弁してほしい。紺野シラバブは初めてかな。ソプラノが奇麗でラストに期待。田島グロールタイガー、低音が見事。遠山グリドル、パワフルなソプラノ。グロールタイガーとのデュオで拍手をあおるような手つきをしたからかもしれないけど、歌の途中で拍手が出た。ラストでも大きな拍手。
岸スキンブル、リズミカルで元気なスキンブルに好感。団ディミータは大人っぽい雰囲気でパワーもあり良い。南ボンバルは高音が弱くてパワーがいまひとつ。杜ミスト、うーん、やっぱりこの声は好きになれない。ダンスはなかなかいいんだけど。
重水グリザベラ、もう少ししっとりとした雰囲気が欲しいかなと思わなくもないけれど、まぁ、結構好きなグリザベラだ。そして健三デュト、どっしりした歌声に感動。
ラストでは紺野シラバブに見つめられ、こちらも負けずに見つめて大きな拍手。そうしたらにこっと笑ってくれた。ネーミングではあり得ない笑顔がうれしい。

握手はディミータ。タガー締めでしっかり盛り上がっておしまい。

2007年4月14日(土) ソワレ

初の回転席センターブロック。1階2列56番。スロープ横でもありまさにCATSを体感できそうだ。
しかしオープニング前に回転席から2階席を見るとかなりの空席。S席は1/3位しか埋まっていないようだ。団体かとも思ったがそうではなかった。空席状況を見ても、最近の公演でさえC席以外の売り切れはほとんどない。特にS2とAに◎が目立つ。大丈夫だろうか…。
オープニング。青山マンカスを観るのは初めてかな。目の前で歌う。さすがセンターブロック。やっぱり各ナンバーでメインとなる猫がこっちを向いて歌ってくれるのは観ていて気持ちいい。悪くはないけど、まぁ普通かな。スロープ横という事でネーミングも楽しみであったが、高倉タントに少し見つめられただけでおしまい。久しぶりの高島田ドッツ、いいねぇ。若く元気なおばさん。ナンバーのラストもしっかり正面から楽しめたのが嬉しかった。キムタガーも初。いやぁ、吠える吠える。堂々たるつっぱりで個性的なタガーだ。連れ去られた女性は無表情で迷惑そうな雰囲気。おいおい、楽しもうぜ。百々マンゴと王ランペル、これもいい雰囲気。王ランペルも以前観たほどに気になるような事はなく楽しむことができた。
遠山ロラム、なんだろうなぁ。中域がもっとガツンと出ればいいんだよなぁ。ソプラノの声量はあるのでグリドルのシーンは村グロールに負けず見事。
岸スキンブルも初。これまた個性的なスキンブル。列車が好きなだけでなく歌う事がすごく楽しいという雰囲気まで伝わってくるいい雰囲気のスキンブルだった。遠藤ディミータは声は出ているけどなんか普通。松下ボンバルは弱くてものたりなかった。杜ミスト、うーん、やっぱりこの声は苦手だなぁ。ダンスはいいんだけど。南シラバブ、やっぱり子猫という雰囲気ではないけど、ソプラノは透き通って奇麗。グリザベラの歌にもマッチする。そして奥田グリザベラ、なかなかいい雰囲気、熱いメモリーだった。

握手はドッツ。タガー締めでは最前列の女性をステージ前に誘って手にキス。大きく盛り上がっておしまい。
どこから見ても楽しい舞台ではあるが、やっぱり正面から観ると迫力が違う。まさに包まれた感じのCATSワールドを体感できた。

2006年12月2日(土) ソワレ

初の最前列。1階1列75番。まず座ってみる。やっぱり目の前にさえぎるものが全くなくステージ見えるというのは気持ちがいい。迫力ありそうだ。
オープニング。目の前で、ステージ下で熊本ジェミマが歌う。うわぁ、なんか緊張してしまうなぁ。声もダイレクトに聞こえるし、すごい。
ドッツは前回と同じ鈴木ドッツ。いつもの良さだけでなくちょっとした小言とかも聞こえておもしろい。そして目の前でのタップも迫力最高。床面がしっかり見える最前列はタップを楽しむのにはすごくいい。ゴキブリ達の足ばかりを観てしまった。そして芝タガーはパワー炸裂。余裕のある声量はほんと見事だし、ミストナンバーでは一部でキーを外したアドリブっぽい歌い方。おぉ、四季の舞台で楽譜から外した歌い方するか。ベテランにしか出来ないことだろう。
磯谷ランペル、以前よりちょっとコソ泥っぽさが感じられて良かったかな。そしてちょっと目立っていたのがレベッカヴィクトリア。ヴィクトリアって小柄な印象があったけど、すらりと長い手足が延びる長身のヴィクトリアで、ダンスも美しい。今までに観た事のないヴィクトリアだった。そして奥田グリザベラ、うーん、弱い。2幕に期待しよう。
2幕。石井デュトは最高。南シラバブ、…申し訳ないけど似合ってない。声は奇麗でいいんだけど、子猫という雰囲気ではなかった。そして村ガスと木村ロラム。ひさしぶりの花代ちゃん。奇麗な声だし、それなりの大人の雰囲気もあるし、最高。木村グリドルのソノークイも見事で、村グロールのバリトンとの絡みも最高。良かった〜。
李スキンブル、なかなかリズミカルな歌い方で好感。あとは中間のドラムが無くなる部分とのメリハリがもっとあれば最高だっただろう。増本ディミータはいいねぇ。ディミータのベテランって感じで安心して聴ける。松下ボンバルはボンバルらしい大人の雰囲気がいまひとつで淡々としている。もっとセクシーに歌ってほしい。蔡ミスト、歌、弱い。ダンスは良かったけど24回転のラストの決め方がちょっとよろめいたように見えてしまったのが残念。
そして奥田グリザベラ、うーん、やっぱり、グリザベラらしい人生を背負った重量感というものがいまひとつ。難しいだろうけど、涙を誘ってくれる歌声を聴かせてくれ。
ラストはとにかく最前列ならではの迫力。ヴィクトリアに見つめられ、負けずに視線をそらさず目を合わせる。こんな緊張感も最前列ならでは。とにかくこの迫力はすごかった。
握手はタガーとデュト。タガー締めはタガーが通路に出て拍手をあおり、そのまま舞台に上がって三本締め。ミストのマネして灯りを消したら再び点灯、リモコンで消しておしまい。

CATSのような群舞は少し舞台から離れて観た方がいいかもしれない。でもCATSには前で観る魅力もある。なにしろ舞台との一体感が違う。目の前を、そしてすぐ横のスロープを駆け回る猫達の迫力、これがキャッツシアターの魅力だ。

2006年11月11日(土) ソワレ

今回の記念品。ちょっとシンプルすぎ!?

11月11日。2周年。1階13列34番。今までの中では最も後ろの席だろう。
芝マンカス、マンカスでは初めて観る。声量のある声がやっぱり見事。堂々たるマンカスという感じでなかなか良い。途中で舌を出したりなど、ちょっとタガーが入ったおちゃめな面も。でもちょっとゆったりした歌い方だったからか、一ヶ所飛ばしてしまったところがすごく残念。鈴木ドッツは前回と同じ。いかにも元気なおばさんという雰囲気の声で似合っている。福井タガー、これまた良い。声量もあり堂々たる雰囲気。この芝マンカスと福井タガーがなかなかいいなぁ、と思いつつ…。
王ランペルに趙マンゴ、決して悪くはないんだけど、なんかあんまり印象に残るようなマンゴ&ランペルではなかったかな。淡々と歌っているような感じ。そしてこれも初めての奥田グリザベラ、貫禄という感じではちょっと弱いけど、しっとりとしていてなかなかいい感じのメモリー。
…おいおい、まだ音楽が終わってないのに拍手か、ちょっと早すぎないか? さすがに記念日だけあって拍手の量も大きかったが、ここはグリザベラが去って、音楽が静かに終わるまでの静かな雰囲気を楽しみたいぞ。
2幕、やっぱ種井デュトいいね。いかにも長老。井上ロラムもいい雰囲気。このグリドルと村グロールのデュオはほんとにパワーがあって最高。李スキンブル、結構リズミカルな歌い方でいいなぁと最初は思ったけど、途中からなんだか普通になってしまったって雰囲気。でもいい感じの歌い方。
滝沢ディミータはやっぱり苦手。遠藤ボンバルはもうちょっとセクシーさが欲しいところ。そして杜ミスト、弱っ。ダンスは繊細な感じでなかなかいいんだけど、とにかく声が出ていない。ちょっと残念。
奥田グリザベラ、こういう雰囲気のグリザベラもなかなかいいかな。シラバブとのデュオではもうちょっと明確なコントラストが欲しいとも思ったけれど、でもなかなかいいメモリーだった。そして種井デュトのパワフルな歌声。

カーテンコール。まずはいつものカーテンコール。握手はバストファージョーンズ。そして特別カーテンコール。 Happy Birthday の歌とともに、中央のタイヤには白い布がかけられ、そこにイチゴが置かれ、ケーキになる。そして2本のキャンドルが用意される。マンカス(だったかな?が)1本立て、グリザベラがもう1本立て…ようとしたところでガシャンという音と共にマキャビティー。逃げる猫達。いつも悪役なマキャも今回は拍手を浴びて笑いを誘ってくれる。放置されたキャンドルを拾ってケーキに立てる。その瞬間にいきなりホイッスル。タガーが、まるで警察に扮してマキャを捕まえるのか…と思ったが違っていた。そのホイッスルはサンバのオープニングだった。猫達は楽器を手にサンバを踊る。上から「2」という数字が降りて来て、その背景には垂れ幕。大きな拍手。…なにか挨拶があるのかと思ったけど、特に挨拶は無くBGMへ。
そして普通にタガー締め。まずは締めて…しかし当然これで終わるはずがない。止む事のない大きな手拍子。何度か全員が出て来ていつものカーテンコールのように挨拶。客電も明るくなったが、それでも手拍子は止まない。しばらくして…タガーとマンカスが、座敷ぼうきとモップを持って登場。そう来たか。笑いと拍手、掛け声。楽しいね。…それでも手拍子は止まない。しばらく手拍子が続いた後に全員登場。ここで総スタンディングとなった。挨拶の後にイチゴを持ち帰り、ようやくおしまい。
挨拶が無いのはちょっと意外だったが、楽しいスペシャルカーテンコール、楽しい2周年記念公演だった。

2006年10月21日(土) ソワレ

1階2列25番。1年ぶりの回転席を、今度は反対側から。
まずは趙マンカス、歌はいいとしてセリフの不自然な発音が気になってしまうのが残念。ネーミングではそれほど見つめられずに終わり、鈴木ドッツ。いいね。元気な声が最高。タップも目の前でやってくれて迫力最高。そして久しぶりの芝タガー。芝さんならではの声量で余裕のあるタガーが見事。ラストも面白く決めてくれて最高。
幸田マンゴも久しぶり。なかなかいいぞ。磯谷ランペル、歌は悪くなんだけど、やっぱりもうちょっと何かが欲しいと思ってしまう。そして重水グリザベラ、お、なかなかいいじゃないか。2幕のメモリーも楽しみ。
2幕、まずは種井デュト、重量感のある豊かな声がいいね。井上ロラムは2年ぶり。グリドルでの「ソノークイ」はもうちょっとパワーが欲しかったとは思うけど、グロールタイガーとのデュオではパワフルなソプラノに満足。
百々スキンブル、これまた久しぶり。元気でリズミカルな歌い方がいい。滝沢ディミータ、う〜ん、やっぱりあのビブラートは好きになれないなぁ。南ボンバルはやっぱり弱め。ディミータに負けてしまっている感じ。
蔡ミスト、ダンスはすごくいいんだけど、とにかく歌が弱々しい。なんて言ってるかわからないところも。もうちょっと頑張ってほしいなぁ。
そして重水グリザベラ、いいねぇ。重さを感じる。そこに乗る八幡シラバブ、2幕オープニングでのメモリーでは正直ちょっと不安にも感じたのだけど、ここではそんなこともなく、重水グリザベラとの美しいコントラストを聴かせてくれた。しっとりと歌い、種井デュトの堂々たる歌声でエンディング。

マンカス、ミストがちょっと残念だったかな…。握手はディミータ。タガー締めはラストが3本か1本か…って微妙だよね。そのあとにミストのマネでおしまい。

2006年8月19日(土) ソワレ

1階5列84番。ブロックのコーナー。お、グリザベラが早水さんだ。
まず前回と同じ田村マンカス。リーダーっぽい太めの声がなかなか似合う。ネーミングではシラバブに見つめられ、がんばって視線をそらさずこちらも見つめて戦う(ってなんだそりゃ)。ドッツは昨年3月以来の磯津ドッツ。いかにも元気なおばさんっぽい、元気でもあり落ち着いた雰囲気もある声がなかなか良い。
そして福井タガー。今までマンカスで何度か見て来たが、低めの声は堂々たるセクシーさといったところか。マンゴ&ランペルは前回と同じ百々&磯谷。やっぱり磯谷ランペルにはちょっとものたりなさを感じてしまう。なんだか淡々と泥棒をやっているという雰囲気。もっとクセがほしい。
そして早水グリザベラ。うわ、やっぱり、いい。深い。すごい。こりゃラストが楽しみだ。
2幕は健三さんの有り難いデュトから始まって、小粥シラバブ。いいねー。奇麗な声。いかにもシラバブっぽい可愛らしさがありながら、きちんと奇麗に声が出ていて好感。
そして初めての遠山ロラム、うーん、なんだか、ジェリーロラムって雰囲気じゃない。歌い方も変なクセがある感じ。田島ガスはなかなかいい雰囲気。で、グロールタイガー&グリドルボーンでは遠山グリドルもなかなか良かった。パワーのあるデュオに大きな拍手。
李スキンブルも初めて。スキンブルのナンバーはもっとリズミカルに歌って欲しいと思うのだが、ちょっと違和感。マキャビティーのナンバーでは飛田ディミータは良かったけど、これまた初めての松下ボンバルはいまひとつ。ボンバルはいかにも大人っぽいセクシーな歌声で魅了してほしい。
松島ミストのキレのあるダンスを魅せてもらって、そして早水グリザベラによるメモリー。それまでの人生の重量感を感じさせてくれる深く奇麗な歌声、素晴らしい。小粥シラバブとのデュオがまた奇麗。最高のメモリーに涙。

握手はタガーとコリコ。ラストにはタガー締め。盛り上げて盛り上げて、締めて、最後にちょこっと顔出しておしまい。

2006年5月20日(土) ソワレ

1階5列26番。ブロックのコーナー。久しぶりのCATSだ。今までとはかなりキャストが変わっている。
まずは初めて観る田村マンカス、おぉ、どっしりとした太めの声がなかなかいい。リーダーシップを感じさせてくれる存在感の強いマンカスだ。そして前回と同じ鈴木ドッツ、低めの声のおばさんっぷりが良い。そして阿久津タガー、いいねぇ。なんというか、堂々たる軽快さってとこだろうか。いかにもタガーらしい歌声が見事。
久しぶりの百々マンゴと、初めて観る磯谷ランペル、欲を言えばランペルにもうちょっと強さというか、人を小馬鹿にするような元気さみたいなものが欲しかったかな。聴いていて気になるほどのものでもないけど、ランペルはもっとクセがあってもいいと思う。
そして金グリザベラ。ちょっとハスキー気味で、重量感のある声ではない。でも、過去の辛さに背を向けているような、すごく寂しいグリザベラだ。1幕のメモリーで涙が出そうになったのは初めてだ。
2幕、これまた久しぶりの健三さんデュト、いやぁさすが健三さん、最高のデュトだ。そして初めて観る小粥シラバブ、すごく奇麗な、透き通った声のソプラノ。シラバブはこうでなきゃ。秋ロラム、うーん、悪くは無いのだけど、なんかだものたりないような気がするんだよな…。もうちょっとお姉さんっぽさを感じさせてほしい。グリドルでも、ラストは良かったけど、もっとパワーが欲しい。キムガスはやっぱりちょっと苦手かな。
ユスキンブル、スキンブルのナンバーはもっとリズミカルでもいいんじゃないかなぁ。ちょっと弱い。蔡ミストは、ほんとに歌が弱い。なんて言ってるかよくわからないところもあった。
メモリーでの金グリザ、良かった。それまでの寂しさから、シラバブの透き通った声とのデュオを経て、まさに想い出が去ってしっかりと前へ進むグリザベラに変わりゆく…。素晴らしさに感動。涙が出た。

握手はランペルティーザ。スタンディングにはならなかったけどしっかりタガー締め。どんな締めか期待したけど、ありゃ、シンプルでしたね。

2005年10月22日(土) ソワレ

1階3列91番。久しぶりの回転席。まぁ、端の席だという事までは番号見ればわかるけど、一番端のブロックって2列が最前列だったんだ。おまけにスロープ横。しかも、スロープと座席の間に通路が無い。こりゃいい席だ。

始まる前に、とにかく猫出現チェック。スロープの真後ろからいきなりランペルティーザ。キリッとした表情を保ちながら、ゆっくりとステージへ。ほんとに猫みたいで可愛い。
回転の後、福井マンカスから始まるジェリクルソング。客席もダンスの動きでグラグラと揺れてすごい迫力。うーん、近すぎてどの猫を観ればいいのかわからない…ってのは修行が足りないって事だな。観たい猫を観ればいいんだ。

そして恐怖のネーミング・オブ・キャッツ、前の人が荒井シラバブの視線に捕われ…やばい、次に来るぞ…と思ったら、来た。30センチ位の目の前で、シラバブが僕の目をじーっと見つめながらネーミング・オブ・キャッツを語る。すごい汗に迫力を感じながらも、可愛い。ここで負けてはいけない。絶対に、一瞬も視線をそらすまいと、しっかりと荒井シラバブの目を見つめ続けた。テレというか緊張というか、とにかくすごい感覚だったが絶対に視線は外さなかった。そんな見つめ合いが静かに熱く続き、ようやくシラバブの視線は隣の人へ。あぁ、終わった。勝った(って何がだ?)。いやぁ、こんなに間近での「見つめられ」は初めてだ。その後他の猫から遠い距離から見つめられたが、口パクでネーミングを語って対抗(って何だそりゃ?)。しかし、なんだか、シラバブに釘付けになってしまった。つまり、負けたんだ(って何がだ?)

鈴木ドッツは前回と同じ。低めのパワフルな声でのおばさんぶりが見事。ゴキブリ達のタップも近くでみると迫力最高。そして田邊タガー。いいねぇ、軽さを感じさせながらもしっかりとした歌いっぷりが好印象。でも、僕は、目の前で勝手にスリッパとかパンダで遊んでるシラバブを追っかけてました…。
武藤マンゴに真鍋ランペルのペア、これはもちろん言う事なし。ダイナミックに動きながらしっかり聞かせてくれて楽しい。重水グリザベラ、1幕ラストのメモリーは、悪くは無いけどなんだか軽く感じた。

2幕、種井デュトの重量感はなかなか良い。それに続く荒井シラバブのメモリーが奇麗。続いて谷内ロラムと田島ガス。前回観た時と同じペアだ。谷内ロラムは…プログラムによるとライオンキングでナラをやっているのか。クレイジー…ではパッツィーもだけど、こういう芯のある声だったらポリーでも観てみたいと思う。しっかりした語り調の声から、グリドルボーンではパワフルなソプラノ。それに対する田島グロールも見事。
ユ スキンブルは、以前ほどは違和感を感じなかったかな。マキャヴィティのナンバーでは、滝沢ディミータはビブラートがちょっと違和感。増本ボンバルはなかなか良し。
松島ミスト、やっぱり24回転後のアクションって、これが普通なんだよね。デュトを探した後のリアクションはなかなか良い。目の前で繰り広げられる様々なトリック、わかっていながらも、やっぱり目の前だと迫力あります。
そしてメモリー。いいんだけど、もっと泣かせてほしいよなぁ。途中で重なるシラバブは良かったと思うけど、もしかしたら見つめられたというバイアスはあるかも。でも、良かったと思う。
ラスト、種井デュトの語りかけるような歌いっぷりはなかなか良い。そしてあっという間におしまい。

握手はボンバルリーナ。奇麗だね。その後も盛り上がってスタンディングもちらほら。やばい、ここで立たねば後悔するぞとタイミングを見計らってスタンディング。その後も続いて、まぁ、1階は8割スタンディングって程度かな。でもキャッツでスタンディングは久しぶり。席も良かったし盛り上がりも良かったしシラバブも良かったし、ほんとうに良かった。

2005年10月1日(土) ソワレ

2階1列75番。ちょっとサイド気味だが、2階席は最前列に限る。今回は結構初めて観るキャストが多く楽しみだ。
毎度の福井マンカスはもう言うこと無し。安定した声が良い。そして初めて観る鈴木ドッツ。ダンス時のかけ声がちょっと低めで、いかにもおばさんって雰囲気かな。高島田ドッツとは結構違ったイメージ。そしてこれまた初めて観る田邊タガー。なかなか若々しい声で元気な雰囲気。それでいてしっかりとした雰囲気もあり好印象。ミストのナンバーでもなかなか良かった。
幸田マンゴは、今までコリコ、ランパスをやってきたようだが、マンゴジェリーで観るのはこれまた初めてだ。これもしっかりとした歌いっぷりで、真鍋ランペルとともに楽しませてくれた。そして重水グリザベラ、以前ほど違和感は感じなくなったかな。2幕が楽しみになった。
そしてその2幕、石井デュトの重量感ある幸福の姿から、これも初めて観る樋口シラバブ。声そのものは奇麗に出ているのだけれど、なんというか、透明感が無いというか、全体的にフラットなイメージ。ちょっと残念。そして田島ガスと谷内ロラムもそろって初めてだ。谷内ロラムは結構パワーもあって好印象。それに答える田島ガスもなかなか雰囲気が良かった。そしてグロールタイガーのシーン、田島グロール、谷内グリドル共にパワーがあって良かった。ちょっと2人のタイミングがずれてしまったところがあったけど、パワーがあるだけに残念。田島グロールの「センチメンタルジャーニー」はなかなか独特な雰囲気だった。
ユ スキンブルはいまひとつ。もうちょっとメリハリのある歌を、軽快な列車を楽しみたい。そして滝沢由佳といえばタントミールというイメージがあったがディミータでは初めて観た。マキャビティーのナンバーではしっかりした歌声だったけど、ちょっとインパクトというか、印象が薄いように感じられた。
ラストのメモリー。重水グリザベラはなかなか良かったかもしれないが、できればもう少し重量感が欲しいところ。そしてやっぱり樋口シラバブがちょっと。グリザベラの声と重なるところでシラバブの声が強く、グリザベラの低音を押さえつけてしまっている。わずかな部分ではあるものの、そこがすごく残念だった。

ラスト、ヴィクトリアが近づいてはきたけれど握手はできず。うーん、きちんとしたコースだ。BGMが終わったらすぐに田邊タガーが出てきて締め。うーん、もうちょっとオリジナリティー欲しいぞ。

2005年8月20日(土) ソワレ

この劇場の回転席のサイドは目の前にセットがあって舞台奥まで見ることができない。そんなわけで回転席を手放し、その代わりに手に入れたのが今回の2階1列55番、ほぼ中央の見やすい席だ。しかしその後セットが改良されたらしく、当初よりも見えるようになったようだ。手放さなかったほうが良かったかな。
福井マンカス、いいねぇ。しっかりした声は聞いていて楽しい。そして同じく聞いていて楽しい高島田ドッツ。次は荒川タガー。軽快な歌声はタガーのナンバーではいいのだけど、例えばミストを紹介するシーンとかは、やっぱりもうちょっと重みのある声のほうがいいかな。と、飛んでしまったが、連れ去りは小さな女の子。連れ去りに手こずってちょっと時間がかかり、抱きかかえたまま舞台で紹介するようにしておしまい。その間の荒井シラバブの遊びっぷりが面白かった。スリッパを覗き込んだり、紙のようなゴミをいじったり…。もちろんパンダも。
マンゴとランペルは前回と同じ武藤・真鍋ペア。真鍋ランペル、パワーがあって良いです。坂本グリザベラ、お、良さそう。2幕が楽しみ。
ベテランの石井デュトから始まって、久しぶりの荒井シラバブ、透き通ったソプラノがきれい。そして期待の木村ロラム、きれいな声で、しっかりした歌声がやっぱり見事。キムガスは前回と同じだけど今回はそれほど違和感は感じなかったかな。グロールタイガーでの「センチメンタルジャーニー」は力こもってました。ラストの木村グリドルとのデュエット、両者ともパワフルで最高。
初めて見るユ スキンブル、うーん、なんだかスキンブル独自の「楽しさ」ってのがちょっと弱いかな。寝台列車でのタガーはつぶれるアクションを何度も。笑ってしまった。団ディミータはパワーがあったけど、南ボンバルはやっぱりちょっと負けてしまうという感じ。
松島ミスト、24回転のラストでちょっとバランスを崩したように見えてびっくりしたけど、別にそんなわけじゃなかったようだ。そんなダイナミックなダンスとシャイな雰囲気のギャップが面白い。
そして坂本グリザベラ、素晴らしいメモリーだった。ここで拍手をすべきか否か議論が分かれるところだが、拍手せずにいられない雰囲気だった。石井デュトの貫禄ある歌声でエンディング。残念ながら目の前をカーバが駆け抜けるだけで握手はできず。そしてタガー締めでおしまい。
久しぶりに2階席だったが、ダンスをぜんぶ見渡せ、キャッツならではの美しさを楽しむにはやっぱり良い席だ。しっかり楽しむことができた。

2005年7月8日(金) マチネ

6000回記念公演。発売日には特に積極的にアナウンスをしていなかったからか、特に苦労することなく普通に購入することができた。しかし観客のテンションは高いようだ。会場10分前に到着したが既に長蛇の列。繰上げて会場していた。
1階8列28番。今回のキャッツシアターは1階席のスロープが浅い。このくらいの列だと前の人も邪魔にならない。
前回の観劇で好印象だった福井マンカスから。安定感があってやっぱり良い。そして何度も楽しませてもらっている高島田ドッツ、芝タガーと続く。芝タガーの歌いっぷりはやっぱり見事。3月、4月と同じ武藤マンゴと真鍋ランペルのペア、これも良し。重水グリザベラ、もうちょっと重量感のあるメモリーを聞きたい…ってのは贅沢かな。
ガスはキムスンラ。今までスキンブルで何度か観たがガス、そしてグロールタイガーは初めてだ。ガスはいかにも年寄りという雰囲気の歌い方。確かにこのようなシーンなのではあろうが、ちょっと自分の好みではない。もう少し普通に歌ってほしい。秋ロラムも、決して悪くは無いのだけど自分がイメージしているロラムではない。そしてグロールタイガー。貫禄のある悪役というよりも、若く力のある悪という感じ。秋グリドルの歌い方となかなかマッチしている。パワーのあるバリトンとソプラノを楽しむことができた。
前回と同じ鈴木スキンブルは良かった。蔡ミストはダンスはいいけど歌がちょっとインパクトが無かったかなぁ。ちょっと残念。
これも初めての八幡シラバブ。可愛らしい歌声。ラストも奇麗なソプラノを聴かせてくれた。種井デュトで締めてくれて、あっという間のマチネだった。
そして期待のカーテンコール。まずは通常のカーテンコール。握手はガス。その後に特別カーテンコール。アカペラで歌、スクリーンに歴代の劇場を投影。そして6000回記念の幕の前で芝タガーが挨拶。いかにも台本どおりという良くも悪くも四季的なカーテンコール。総スタンディングで何度かカーテンコールののち、最後はタガー締めでおしまい。
記念の大入り袋は猫のイラストのピンバッジ3個セット。記念グッズであるピンバッジセットも買ってしまった。
劇場を出ても余韻を楽しむ人が多い。劇場の写真を撮る人がいつもより多かった。
四季にとってはひとつの通過点であろう。観客にとっては、間違いなく特別な日だった。

2005年6月18日(土) ソワレ

1階5列75番。前と横が通路という良席。
今までに観たキャストからかなり変わっているが、特に男声陣がなかなか良さそうだ。
まずは福井マンカス。今までの五反田はすべて趙マンカス。違うマンカスを聴いてみたかったところだが、深みと重量感があり、いかにもリーダーっぽい見事なマンカストラップを聴かせてくれた。高島田ドッツ、明るいイメージのドッツというところか。なかなか良い。芝タガー、久しぶりに聴かせてもらったが、やっぱり、余裕のあるタガーっぷりが良い。連れ去りは和服の女性。なかなか意外で良し。王ランペル、雰囲気はなかなか良いけど、もうちょっと可愛らしい泥棒って雰囲気のほうが好きだ。
これまた久しぶりの村ガス。いいねぇ。ずっしりと深みのある低音が良い。そしてグロールタイガーでは見事なバリトンを聴かせてくれた。秋ロラムもなかなか良かった。村グロールタイガーと共に、パワフルなソプラノとバリトンのハーモニーを聴かせてくれた。そう、グロールタイガーのシーンはこうでなくっちゃ。谷本ギルバート、シャム猫軍でのカンフーの迫力がいまひとつ。
そして初めて聴く鈴木スキンブル。独特な透き通った声。こんなスキンブルもあったか〜という新発見。なんというか、軽快に走る列車というより壮快に走る列車という雰囲気。いい気分で旅が楽しめそうな声。
そして早水グリザベラ。最高。すごく、重さを感じるメモリーだった。もちろん涙せずにはいられなかった。歌い終わった後に余計な拍手が出る事もなく、繊細な空気が張りつめた。
ラストは種井デュト。これも重量感があり、パワーのある声で締めてくれた。
うーん、一ヶ月ぶりのCATSだったが、見事なCATSだった。握手はデュト、タガー、ロラム。ラストのタガー締めは「ミストの真似をしたけど消えなくてリモコンでオフ」というバージョン。

2005年4月16日(土) ソワレ

1階6列41番。通路側の良い席。
前回とはあまり変わっていないが、木村ロラム、金グリザベラ、荒川タガーに注目かな。
今回初めて観る荒川タガー。ちょっと軽めの若々しい雰囲気。堂々とした雰囲気ではなくまさに自分勝手な雰囲気。こんなタガーもいい。もちろん歌も良かった。前回と同じペアの武藤マンゴと真鍋ランペル、これもなかなか良い。そして金グリザベラ。うーん、決して悪くはないけど、個人的にはもうちょっと太めの声のグリザベラのほうが好きだ。
2幕。ガスのシーンで木村ロラムが歌う。いいじゃないか。もちろんグリドルボーンでも見事なソプラノを聴かせてくれた。可愛らしい振る舞いもなかなかいい。しかしそれに対する渋谷ガス、なんでこの人がガスなのだろう。声に力が無いし、「センチメンタルジャーニー」の部分はファルセットでなければ歌えないし、最後にはまたひっくり返ってしまった。もっと堂々たるグロールタイガーを聴きたい。
百々スキンブルは前回と同じ。楽しく演じてくれて良い。マキャビティーでは増本ディミータはパワーがあるのだけど、南ボンバルはちょっと…。
そしてもう一度金グリザベラ。2幕のメモリーでは切ない雰囲気が出ていてなかなか良かった。ただ欲を言えば、やっぱりもう少し太い声が欲しい。やはりグリザベラは、今までの道のりがあってこその今の切なさだと思う。だから今までの重さをもっと感じさせてほしく思うのだ。
握手はランペルティーザ(だと思う)とミストフェリーズ。もちろん最後はタガー締め。

2005年3月26日(土) ソワレ

ひさしぶりのCATSは回転席。2列目76番。サイドだがスロープのすぐ横。なかなか面白そうな席。係員に案内され、ステージの上を横切って座席へ。ちょっと得した気分。
さて、ひさしぶりなのでキャストもいろいろ変わっている。磯津ドッツ、なかなか良い。元気なおばさんという雰囲気がぴったりだ。福井タガー、これまた良い。そういえば今回の公演では芝タガー以外の初のタガーだったが、タガーは存分に個性を出してくれたほうがタガーらしくっていいだろう、とも思った。武藤マンゴ、真鍋ランペル、これもなかなか良かった。特に真鍋ランペルのパワーが良かったかな。そして重水グリザベラ。1幕のメモリーではなんとなく弱さを感じたけど、2幕ではそのような事は全然感じず、しっとりとしたメモリーを聴かせてくれた。ちなみに今更ではあるが、1幕のグリザベラのシーンで、シラバブはステージ上にいるにもかかわらず歌っていないという事に気付いた。まぁ、詩を考えれば当然といえば当然ではるが…。
辛かったのがグロールタイガーのシーンだ。秋ロラムはあいかわらずちょっと弱いし、訛りも気になってしまう。そして渋谷ガス。声が出てないし、ラストではひっくり返ってしまってた。この2人が悪かったので、好きなグロールタイガーのシーンがとても残念になってしまった。
百々スキンブルは元気で良し。そうか、今までマンゴジェリーを演じてきた人か。なかなかやるじゃないか。そしてそれに続く増本ディミータ、池田ボンバル、両者ともパワーあって見事。松島ミスト、いつもながら汗びっしょり、今日は席が違いので飛び散る汗がよく見えます。
回転席はあっち観たり、こっち観たりといそがしい席ではあるけれど、グラグラと揺れる座席でダンスの迫力を目の前で体感できる回転席はやっぱりそれなりの価値があった。あと1回くらいは座ってみたい…。

2004年11月27日(土) ソワレ

1階7列28番。サブセンターのなかなか観やすい席。まずはゴミ探し。聞いていたけど見つけられなかったパスネット等、沢山のご当地ゴミを見つけることができた。
今回はタガーのシーンでのシラバブに注目。しかしこの席だと反対側。パンダで遊ぶ様子はちょっと見えなかった。あとはメモリーの各シーンに注目。2幕冒頭、幸福の姿の後に続くシラバブのメモリーで、それを見るグリザベラの様子をしっかりと観た。これが2幕ラストのメモリーに繋がっているのだろう。さりげなくも意味あるシーン。
キャストは少しずつ変わっているが、今回大きかったのはジェニエニドッツが服部良子から変わっていた事だ。うーん、早くもこの日が来てしまったかという感じ。しかし高島田ドッツ、なかなか元気でいいじゃないか。甲高い掛け声がちょと独特ではあるけれど、これはこれでいいのだろう。秋ロラム、ちょっとなまりを感じないでもないけど、前回よりは良かった。でも、もうちょっと、ガスを持ち上げるような歌いっぷりが欲しいところでもある。グリドルボーンとしてのシーンは良かった。あとはボンバル(でいいのかな?)がちょっと弱かったかな。マキャビティーの歌はもっとパワフルに歌ってほしい。
ラストのBGMでも手拍子がしっかり続いて、タガー締めにも繋がった。今回は明かりが消えなかったバージョン。やっぱり締めがないとね。
その後、観客の数人がステージに上がると、我も我もと沢山の観客がステージへ。特に係員も注意しなかったので(さすがに階段を登ろうとした人には注意をしていたが)自分もステージに上がってみた。お、しっかり傾斜があるじゃないか。見かけはそれほどでもないが、実際に歩いてみて傾斜を感じた。ここでダンスを踊るのだからすごい。

2004年11月20日(土) マチネ

ジェリクルギャラリーR側。舞台を斜め後ろから観るような位置だ。だから舞台前方で前を向いて歌う役者は後ろ姿を観る事になる。しかもスピーカーが近くにあるようで、声は別の場所から聞こえる。だから純粋にCATSという舞台を楽しみたいという事であればあまり良い席とは言えないだろう。しかし、セットの中から、役者の視線で舞台を、そして客席を観ることができる。舞台を含めた、キャッツワールドを楽しみたいという事であれば、なかなか面白い席だ。
早くもキャストが変わっている。秋ロラム、うーん、ちょっと弱い。ガスではもっとしっかりとした歌声を聞きたかった。さらに「ソノークイ」もちょっと短め。蔡ミスト、なんとなくダンスがたどたどしい。回転もちょっと少なかった。歌もいまひとつ。
芝タガー、早水グリザベラらのベテランプリンシパル陣は最高だったが、やっぱりキャストが変わるとこんなにも変わってしまうのだろうか。なんとなく心配な気がしないでもないが、劇場ならではの最高の歌とダンスをずっと味わいたい。
ラストはしっかりタガー締め。きちんと明かりが消えた…と思ったらまた灯るバージョン。これまたいくつかのバリエーションがあるのが楽しい。

2004年11月13日(土)マチネ・ソワレ

東京にCATSが帰ってきた。品川での公演が終わったあと、東京に四季劇場が作られ、専用劇場ならではのCATS公演はどうなってしまうのだろう…そんな心配をした。しかし、専用劇場に戻ってきてくれた。円形舞台を囲む放射状の客席、もちろん回転席もあるし、2階席もある。まずはマチネを2階席最前列で、そしてソワレは1階席で観劇。
まず、劇場に、1階席に入ってみる。特にCATSはこの瞬間がとても楽しみだ。ゴミに囲まれたキャッツワールドが目の前に広がる。2階席があるからだろうか、ちょっと天井が低いような感じがしたが、いや、初めてCATSシアターに入った時も、こんな感覚だったっけ、なつかしくも、新鮮な雰囲気。
2階席に上がり、話題のジェリクルギャラリーに入ってみる。かなり舞台に近い。実際にどのように見えるのか、とても楽しみだ。
そして始まった。オーバーチュアーは「ドン!」という凄い音量で始まり、迫力満点。やっぱりこの雰囲気は劇場でしか味わえない。なんとも言えない感覚だ。
2階最前列は非常に観やすい。舞台を斜め上方から見下ろす形になり、群舞がとても美しく見える。そして舞台周辺に並ぶ様々なセットを飛び回る猫達、さらにその周辺のイルミネーションも、ぜんぶ目に入る。素晴らしい席ではないか。
ソワレは1階席で観劇。スロープが浅いので前の人の頭がちょっと邪魔に感じる事もあるものの、ステージが近くて臨場感はたっぷり。舞台の立体感も感じられ、これはこれで魅力がある。もちろん猫達も通路を行き交い、舞台との一体感を感じた。
服部ドッツ、見事ですね。服部さんの元気なドッツを観られるだけで嬉しくなってしまいます。芝タガー、余裕の歌声でタガーを演じてくれます。章ランペル、ちょっと弱いけど可愛いらしい歌いっぷりが良いです。村グロールと井上グリドルのペア、素晴らしい歌声ですね。そして新井シラバブの奇麗なソプラノと早見グリザベラによるメモリー、涙が出ました。
福岡公演以来、久しぶりのCATSだったが、CATSって、こんなに美しい、素晴らしい舞台だったのかとあらためて認識。チケット入手困難ではあるが、CATSが近くに来てくれて嬉しい。今後、どんなCATSを見せてくれるのか、とても楽しみである。