想い出のハートレイ


 2008年2月13日:新設

 秋葉原に現在でも元気に活躍中のオーディオ専門店「テレビ音響」があります。
 オーディオに目覚めた学生の頃、当時は秋葉原に沢山あった他のオーディオ専門店の中でもテレビ音響の試聴室は出色のものでした。
 現在はオタク・ビルと化したラジオデパートが出来る前、ここには同じ名前の古めかしいラジオデパートが建っていました。
 その小さなエレベーターで5階に行くと、あまり広くはなかったのですがテレビ音響試聴室がありました。
 むろんまだCDは登場しておらず、カセットデッキではTEAC A-20 が登場はしてはいましたが、LP レコードとオープンリール・テープが主流の頃です。
 試聴室には最後列にタンノイG・R・Fやワーフデール・エアデール、エレクトロボイス・パトリシアン800 と言った大型スピーカー、中程にはステントリアン、ローラセレッション、グッドマンAXIOM-80、JBL SP LE-8T、タンノイIII-LZ 、エンパイアといった中型スピーカーやAR-3a グッドマン・マキシムと言ったブックシェルフ型スピーカーが並んでいました。
 その中にハートレイのコンサートマスターV とホルトンAとが並んでいました。
 アンプラックにはCMラボラトリー、アコースティック、管球式マッキントッシュといったプリとメインのアンプが並んでいたと記憶しています。
 LP レコード・プレイヤーはガラード401 プレイヤーにSME の12インチアームが付いていました。

 金銭的に豊かではない学生の身分で初心者の私には、その広いとは言えない薄暗い空間は綺羅星輝く夢の御殿に見えました。

 視聴希望者は備えられている小さなカードに希望のカートリッジ、アンプ、スピーカー、聴きたい音楽のジャンルを書いて係員に渡し自分の順番が来るのを待つ、という視聴形式でした。

 何も分からずに手当たり次第に聴きまくっていた私でしたが、1年も通うと自分の好みが分かってくるものです。
 1つはアコースティックのI 型とII 型のトランジスター式アンプの組合せで鳴らした英国グッドマンAXIOM-80、もう1つは飾り気のカケラもないフロント・フェイスを持つ米国ハートレイのコンサートマスターV と、そのコンサートマスターV の中核である25cm 口径フルレンジ・ユニット220MS を1個搭載したホルトンAでした。
 当時25cm 口径フルレンジ・ユニットと言えばタンノイのこの口径の同軸2Way ユニットをブックシェルフ・エンクロジャーに入れたIII-LZ が人気があり、それをラックスのSQ-38 真空管式プリメインアンプ(出力管50CA10 pp)でドライブするのが「ゴールデン・コンビ」と呼ばれていました。
 そのタンノイIII-LZ とホルトンAとを聴き比べをしても、私にはホルトンAの方が好ましく思えました。良い悪いの問題ではなく、好みが合うかどうかという問題です。
 もっともタンノイIII-LZ はブックシェルフなので、公平な比較というなら220MS をそのサイズのエンクロジャーに入れたカプリと比較するべきかもしれませんが、カプリという機種は一度も見たことがありませんでした。


 ハートレイのコンサートマスターV は60cm 口径の巨大ウーファー224MS を採用した大型システムで、当時の私にはタンノイG・R・F並の非現実的な夢のスピーカーでした。
 後にこのウーファー224MS は、中音にQUAD ESL コンデンサー・スピーカー、高音にDECCA ケリーのリボン・ツィーターを組み合わせたH.Q.D.systems としてマーク・レヴィンソンさんが賛美していました。

 コンサートマスターV に対してホルトンAは、その当時でさえ時代遅れとなっていたセパレート・ステレオのスピーカー部分のような家具調風味に溢れた造りで足の生えたフロア型システムでした。
 が、ピアノやフルートの再生では音が転がるような魅力的な再生音でした。

 とは言え、ホルトンAも高額であることには変わりはなく、とても手が出せないままパイオニアのPE-16 フルレンジ・ユニットの密閉箱(吸音材はカーペットの切れ端と毛布)に始まり、フォスターの10cm フルレンジによる長岡式スパイラル・バックロードホーンと、ごく標準的な自作マニアになり、西ドイツ製イソフォンとの出会いを経て、中古店でJBL 375 中音ドライバーを左右計12万円で入手した頃から、「坂道を転がり落ちるがごとき」冥府魔道に入りきっておりました。

 その間にハートレイはいつの間にか日本市場から姿を消していました。
 既にテレビ音響でもハートレイは扱っていなくなっていました。
 それでも「いつかはホルトンA」と、テレビ音響試聴室で聞き惚れた想い出はずっと残っていました。


 ハートレイが確かに日本に来ていたことの証しは、何度も読み返し、セロテープでの補修が追い付かない程にボロボロになった1968年の無線と実験誌別冊号です。
 表紙がハートレイのコンサートマスターV の裏蓋を開けてウーファー部を見せた写真です。特集はスピーカーの自作記事で、本誌ライターやアマチュアの自作記事、当時の著名スピーカーの寸法図に満ちていました。
 製品紹介コーナーにはコンサートマスターV、ホルトンA、さらに小型のブックシェルフ型のカプリが載り、それらの寸法図も掲載されていました。
 寸法図というより、スケッチという感じで、ここから読み取れる情報はずいぶんと限られています。

 これに対して同じ本に掲載されていたローサーPM-6 用バックロードホーン・エンクロジャーの絵なんて、そのまま製作に取り掛かれる次元の凄まじく詳細な書込みでした。サランネット枠の微妙な取り付け方ノウハウまで記載されています。
 知名度の差でしょうか。


 2009年3月16日更新:

 上の本と同じ1968年に誠文堂新光社から発行された「HiFi スピーカーとその活きた使い方」(監修/伊藤 毅)の第7章「バッフルおよびキャビネット」P.135 に背面開放型キャビネットの例としてコンサートマスターの背面の吸音材の詰まった状態の写真が掲載されているのを見つけました。
 中音用220MS を納めたチャンバー部の底面と後面とで緩いコニカルホーンが形成されていると見えなくもありません。
 エンクロジャー背後開口部にはサランを張って内部保護をしていたようですが、吸音材の材質までは分かりません。




 その「HiFi スピーカーとその活きた使い方」には当時の著名なスピーカー・システムやスピーカー・ユニットの規格が載っています。

 米国東海岸を代表するハートレイと、ボザークのユニットは上の表の通りでした。(ハートレイ社のあるミシガン州は米国北東部の内陸ではありますが)
 また、私がホルトンA(220MS)との対抗馬と考えたタンノイIII-LZ (10インチ・デュアル・コンセルトリック)の同誌上のデータを比較対象の為にその下に貼りました。同じページに掲載されていたハートレイ220MS を含む、外国製ユニットの画像も参考用に貼っておきます。このグッドマン、ステントリアンのユニットもテレビ音響試聴室で当時聴くことが出来ました。

 蛇足ですが、ボザークは当時トリオの扱いで秋葉原の現在ヤマギワ・リビナの隣りの位置にあったトリオの試聴室で洋服箪笥のようなムーリッシュの堂々とした再生音には憧れたものでした。確かアンプはサプリーム1での再生だったと記憶しています。
(サプリーム1についてはオーディオの足跡さんのページを参考リンクさせていただきました)
 ボザークのユニットは単体販売もされていましたがウーファーのB199A は羊毛入りコーン紙とのことで、能率は高くなさそうと当時の印象でした。

 この表には周波数特性にー何dB かの断わりがないので素直に受け入れる訳にもゆきませんが、220MS はなかなかのものです。
 60cm ウーファー224MS のfo 8Hz にはさすがに目を剥きます。
 能率や当時の小売価格も載っているとさらにありがたいところです。


 21世紀に入って大分経った一昨年(2006年)にインターネットで「ハートレイ」を検索してみたところ、発振回路やエレキギターや人名などを別にして、このハートレイ・スピーカーについては海外には何点か見付かるところがあました。
 しかし、思ってもみなかったことには日本で現在でも唯一ハートレイ・スピーカーを販売しているところが見付かりました。
 岡山のオーディオ専門店オーディオ・マエストロさんです。
 メーカーの消息すら分からなくなっていたところですので、これには驚きました。サイトに載っているユニットの外見も、マグネットがフェライトになっている他は昔と変わりません。

 まだ昔のままの姿で現役で存在していることに安堵しましたが、さすがに注文はためらわれました。
 想い出に残っているあの音は、初心者だった頃の私の耳に美化されたものであって、現実に今の時点で聴いてみると失望するレベルのものなのではないかという恐れからです。
 当時から何十年も時間が過ぎ、スピーカー技術も進歩し、新素材や新理論もその間に多数登場しているので尚更でした。

 そうこうしているうちに昨年(2007年)の9月に岡山に出張する機会がありました。
 改めてオーディオ・マエストロさんの住所を確認しますと、宿泊のホテルからタクシーで10分程のところです。夕方、思いきって行ってみました。
 サイトに掲載されていたのはタクシーの運転手さんですら迷った地図でしたが、メモに載っていたアンテナを目印に住宅街の中にようやく見つけました。
 たまたま全く無関係な目的で見ていた別のサイトのページ内にオーディオ・マエストロさんの外観と試聴室の写真が掲載されていました。
 応対してくれた社長の是枝さんは、店の奥のリスニング・ルームでハートレイについての詳しいお話しをして下さり、ショップ・オリジナルの5W の真空管アンプを使いコンサートマスターV で未知のピアノ・ソナタを聴かせてくれました。
 ソースはナグラ製CD プレイヤーでした。

 楽音が転がるようなこの再生音は懐かしい記憶による美化などではなく、目の前の現実のものでした。
 さっそくその場で25cm フルレンジ・ユニット220MS を予約しました。
 個人による小規模の製作なので、注文してもいつ出来上がってくるか分からないので半年は覚悟して欲しい、納品日が分からないので予約金も戴けないとの、それこそ気難しい釣竿作りの名人に「出来上がった時に」と注文するようなノリでの予約でした。

 その220MSG がようやく届いてしまいました。
 マグネットはフェライト型ではなく赤く塗装されたアルニコ型でした。旧モデルの振動板を張り替えてもらい、マグネットも着磁しなおしたものです。


 振動板を支えるダンパーは通常よく行われる布にフェノールを染み込ませて同心円状の凸凹を付けたものではなく、樹脂板による蝶ダンパーです。
 一見シングルコーン・スピーカーに見えますが、実はデュアル・ボイスコイルを持つコアキシャル型です。
 いかにも音声信号への追随が良さそうな見栄えです。

 このユニットに関しては、謙虚にオーソドックスなエンクロジャーに入れて鳴らしてやろうと思います。
 とは言ってもハートレイ社由来のエンクロジャーでも、密閉型、後面開放型、ボッフル型と形式だけでも3種類あります。
 ハートレイ社の開発によるボッフル型についてはUENO Tomohiro Homepageさんの「反発磁気回路搭載発泡スチロール平面スピーカー (ボッフル箱使用)」のページに詳しいです。
 なお、ボッフル型のフェルト構造を良く示す外観は同じサイトのムギ仕様 痛スピーカーのページで見ることが出来ます・・・ややイタいページではありますが。
 本家本元のホルトンAは密閉型で大量の吸音材が詰めてあったそうですが、オーディオ・マエストロの是枝社長によると、後面開放型が良いとのことです。
 これは1組のしっかりした造りの裏蓋取り外し可能な密閉型を用意すれば3形式の実験が可能と考えられます。
 問題はエンクロジャーの材質ですが、憧れの記憶の中の姿へと「修復」するつもりでのアプローチですので、響きの良い素材でと考えています。
 現在は無指向性スピーカーを製作中ですので、その後にじっくりと手を付ける予定です。
 響きの点から楓材やフィンランド・パーチ(樺)合板を考えています。


 まだエンクロジャー無しでしたが我慢できず、「ちょっとだけ」と裸状態で15W 無帰還MOS-FET アンプでソニー・ロリンズとかシベリウスの歌曲を聴きましたが、これまで聴き慣れた米国製スピーカーのどれとも違う音色の、それでも反応の早い音で鳴ってくれました。
 これから何年(何十年?)かの苦労に値する相手のようです。
 そう言えば、口径25cm のスピーカー・ユニットって使うのは生れて初めてでした。

 周波数特性など全く未知であった220MS ですが、思い掛けないことにスピーカー修理サービスのサイト上にこのユニットの測定データを発見しました。
 sp3(スピーカーさん)のブログです。このハートレイは、ローサーやグッドマン、ワーフデール、ロジャースといった「イギリス製その他スピーカー修理」のテーマのページに掲載されていました。
 スピーカーだけでなく、オープンリールデッキ、アンプの修理も手がけておいでとのことは心強いです。
 「重症スピーカー修理」のテーマのページには壮絶な症例が続く中、ハートレイの大型ユニット218HSのことまで載っていました。


 2008年6月10日更新:

 私が大昔にホルトンAを聴いてその音に感激した時、アンプはマランツ8Bのメインアンプとプリアンプはマランツ7T(トランジスタ)の組み合せだったという記憶があります。プリがマッキントッシュC22 だった時もありますが、マランツ8Bは管珠式メインアンプの中では出色の美しい音色でした。
 当時の私には買うことなどおぼつかない価格です。

 それ以来、当時の米マランツの日本総代理店であった河村電気研究所から英文のマランツ・アンプのカタログや浅野勇さんによるマランツ8B解析の資料(電波科学誌1963年1月号抜刷り)を取り寄せたり、マランツ8Bのことはずっと頭の隅に残っていて、日本マランツから7や8Bの組立キットが出た時には心が動いたものです。でも製作には専門の測定器群が不可欠ということを知り諦めました。
 随分と時が経って、昨年2007年11月10,11日に秋葉原損保会館で日本オーディオ主催で第3回真空管OTLフェアが開催されました。
 その場で、最新の真空管OTLアンプと300Bアンプ、マランツ8Bとの聴き比べという趣向がありました。
 もうその頃は使うアンプは(イヤスピーカー用6BX7 SRPP を除いて)全て半導体式になっていた私は、真空管アンプならOTLの音を本命と思って聴きに出掛けました。
 ところが、私の耳には過去の憧れと思っていたトランス付きのマランツ8Bが一番活き活きとした音を鳴らし、高音も澄んで伸び切っていると聴こえてしまいました。
 主催者にして、この時の真空管OTLアンプの設計と製作を担当した日本オーディオの加銅鉄平さんには申し訳なく思います。

 ハートレイのスピーカーを鳴らすためのアンプをずっと悩んでいたのですが、その候補としてこの聴き比べ以降マランツ8Bが想いにのぼりました。
 今年の春になって、人工大理石デュポンコーリアン板を買いに良く通っていたサトー無線が全国チェーンのヤマダ電気に吸収され、サトー無線のオーディオ・フロアで深い経験を持つ茂木さんが独立して秋葉原の裏通りで個人ショップを始めたことを知りました。
 さっそくエンクロジャー自作に必要なデュポンコーリアン板を買いにオーディオ茂木に行ってみたところ、目の前に私でも手の出せる価格でマランツ8Bが置いてありました。
 サトー無線の頃から40年間も真空管アンプの普及に意を尽していたかたの個人ショップですので、整備については心配しなくて良いと考えました。

 いろいろ悩みましたが、2008年6月7日の土曜の池袋での仕事帰りに意を決して遠回りして秋葉原で降り、オーディオ茂木に立ち寄りマランツ8Bを購入しました。
 さすがにトランスの塊のこのアンプは手で持って帰れる重さではありませんので、配達をお願いしました。
 その翌日の6月8日のTVのニュースに仰天しました。
 大馬鹿野郎が昼間の歩行者天国の秋葉原の中央通りでトラックを暴走させナイフを振り回して大量殺人を犯していました。
 仕事帰りがキツいからと土曜ではなく、翌日曜日に秋葉原に行っていたらと思うと、ひとごととは思えません。

 大量殺人のあった街から、そのマランツ8Bが今日届きました。
 万感迫るものがあります。

 まだハートレイのスピーカーはエンクロジャーが用意できていないので、全指向性スピーカ・システムにつないで音楽を鳴らし(慣らし)始めたところです。
 マランツ8Bには入力調整ボリュームはおろか、電源スイッチすら付いていません。写真の左端に少し写っている10A 用中間スイッチと電熱器用袋打コードとオスメス・コンセントで短いスイッチ付電源コードを自作して取り付けました。
 鳴らし始めにもかかわらず、ピアノ・ソロでの高音の滑らかな伸びは真空管OTLフェアの時の記憶を想い出させます。
 ハートレイとの組み合せが出来上がるのがさらに楽しみです。


 2009年2月11日更新:

 2009年の年が明けてマランツ8Bにトラブルが起こってショップに持ち込んだのですが、その際に委託販売の棚にマランツ7の無理をすれば買えない価格ではない出物が並んでいました。
 マランツ7のオリジナルが発表されたのが1958年の12月でした。
 その後、八木音響によるレプリカ版とか、フィリップス・マランツ時代のキット版とかの再販売の後、1995年にモデル8B,モデル9と共にこのモデル7が再販売されました。通称は#7SEと呼ぶそうです。
 事前に手に入れたモデル8Bもこの時の再販売版です。

 ハートレイのフルレンジ・ユニットを完璧に鳴らす、という目的に対してプリアンプのマランツ7は時代的にも最適に思えました。この機会を逃したら次に出会えるかどうかと考え、思い切って手に入れました。

 基本設計がちょうど50年前ということはともかく、製造されてから13年経っていますし、どれ程のあいだ無通電でショップに並んでいたかも分かりませんので電源を入れるのはおっかなびっくりでした。
 とりあえずは、綜合判断としてLPレコードの再生をプリアウトからSTAX のイヤスピーカーで再生して様子をみましたところ、基本設計の古さにも関わらずノイズが大変に低いです。
 導入したばかりで現時点でこの機器の本調子が出ているのかどうか分からないものの、音色も良質な再生音です。


 ハートレイを鳴らす為の慣らし運転のつもりの導入でしたが、こうなると欲が出ます。
 マランツ7でJBL、ゴトーユニットによる3Way システムを鳴らしてみたく思いました。
 これで困るのはチャンネル・フィルターを金田式プリアンプの筐体の中に組込んでしまっていたことです。
 このプリアンプから基板や直出しケーブル群や音量ボリュームを取り外して独立の外付式に作り直すのは考えるだに憂鬱ですし、第一残ったプリアンプの形相が美しくなくなります。
 悩んだ末に、別の外付式チャンネル・フィルターを製作することにしました。

 幸いにして、高額なSE コンデンサーのうち高域用3000p を4つ、計画変更で使わなくなったものがそのままあったので助かりました。スケルトン抵抗も真鍮製RCA ジャックもベルデンのケーブルも未使用の在庫が部品箱にありました。
 低域用SE コンデンサー30000p を4つ、10kΩのBカーブボリューム、ケースを秋葉原で入手し、工作の予定を立てました。

 それにしても、このケースはLEAD の廃番品で元値9,800円のところが3,800円で処分されていたのですが(段ボールを綴じていたセロテープが黄変、硬化していました。何回の棚卸しを経たものなのかしらん)、内部構造が立体的に複雑で加工には難儀そそうです。

2009年11月9日更新:

 Hartley Loudspeakers,Inc.について書かれたサイトがありました。
 簡単な歴史や現在取扱中のユニットの詳細と写真、白書が掲載されています。
 ホームシアターやステレオ専業ストアであるThe Audio Lab 社での取扱いメーカーについて語ったサイトです。
 英国時代から現代に到る歴代のハートレイ社のネームプレートやH.A. Hartley 氏によるオーディオ関係の著作の貴重な画像、スパイダー・ダンパーや砂型鋳造アルミフレームや独自のコイルボビンといった特徴あるスピーカー構造についてまで語った、私にとって初耳の情報が満載でした。

 どうにも悩ましいのが、この"Hartley Loudspeakers,Inc."のページに記載された住所は”5732 Oleander Drive Wilmington, NC 28403 (910) 392-0500"であって、これがThe Audio Lab 社の住所と全く同じであるということです。
 他の取扱メーカー、たとえばMcIntosh Laboratory 社などへの紹介リンクはメーカー公式サイトへ伸びているのに対して、これはどういうことなのか? と疑問に思いました。

 < 続く予定 >



同人サークル「瀬」
檸檬児
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'2009-11-11