旅行っていう仕事の話


まぁ、でもたまにですけど、会社で電話とっていると担当として名前を言ったときに「あぁ、ヒトリゴト書いてる人ですね」なんて言われることがあったり(最近書いてないですよね、すみません、、)、メルマガにコラム書いて翌日に面白かったですよ、というメールをいただくことがあったりして、ごく少数でしょうけどボクが書いたことを読んでくれている人もいるので、そういう方々が気長に読んでくれればな、って思います。

 いやいや、調子に乗ってblogなんて立ち上げちゃいました。う〜ん、読んでくれる人いるのかな。まぁ、でもたまにですけど、会社で電話とっていると担当として名前を言ったときに「あぁ、ヒトリゴト書いてる人ですね」なんて言われることがあったり(最近書いてないですよね、すみません、、)、メルマガにコラム書いて翌日に面白かったですよ、というメールをいただくことがあったりして、ごく少数でしょうけどボクが書いたことを読んでくれている人もいるので、そういう方々が気長に読んでくれればな、って思います。基本的に不定期に書きたいことがあった時にホソボソと書いていくので、たまにチェックしてくれたら嬉しいです。
 それにね、実は始めたのにはもうひとつ理由があって、このblogを立ち上げるためのソフト「iBlog」というソフトが気に入っちゃった、っていうのもあるんです。このソフトは自分が持っている「.Mac(ドットマックって読みます)」の領域にblogを簡単に立ち上げることができるソフトで、、あっ、.Mac知らない人います?マック使ってる人なら知ってると思うけどAppleが運営しているウェブサービスのことです。メールアドレスが取れたり、自分専用のディスク領域を持つことができたりします。ちなみにボクは当時iToolsという名称で米国で発表された直後に住所を米国在住と偽って登録しちゃいました。だってjmukoyamaなんてなかなか取れそうにないですもんね!、でもねぇ、このサービス、発表当時は「無料!」っていう話だったのに、数年経ったらいきなり有料、しかも年間1万円くらいもとるんですよ、、ちょっとズルイぞ、アップル!、って話大いに逸れちゃいましたね。で、そのソフトですが、ちょいと試しに使ってみたら「ひゃあ楽しい!」って惚れ込んじゃいました。使い方も簡単だし。19ドルちょいなら安いやぁ、ってすぐにレジストもしちゃいました。コンピューター使ってて何が楽しい時かって、気に入ったソフトを使ってる時ですからね。その気に入ったソフトを使い倒すためにもやっぱりちょくちょくblogを更新してかなくちゃ、ですよね。

 さて、で、旅行の話。旅行って言う仕事の話。ボクは長年メルマガを発行してるんですが、そのせいもあって、たまにですが「私も旅行の仕事がしてみたいんですけど」っていうメールをいただきます。旅行っていう仕事って、結構ハタから見る印象とジッサイにギャップが大きい職業だと思うんですよね。特に海外旅行をやってる、っていうことになると、世界を股にかけてる(いや、そこまでは思ってないか、、)っていうか、日常的に海外と接しているからワールドワイドな仕事なんじゃないか、って思われてるみたいです。でもね、ジッサイはゼンッゼンそんなことないです。ウチの会社はバリ島専門店で、バリに自分のオフィスを構えていますから、毎日のように現地のスタッフとやりとりしてますが、それって業界全体からすると少数派です。大抵の場合(特に大手さん)、現地とのやりとりは専門の部署があってそこがやっていたり、自社で現地を持っていないところは現地手配を専門的に請け負う業者さんにお願いしてたりします。そういうところでは、正直専門の部署に配属されない限り海外との接点はゼロに等しいです。よく海外旅行の会社に入るのだから英語くらいは話せた方がいいだろうと思っている人もいますが、残念ながら習得した英会話は、ガイジンのお客様でも来ない限りは活用できるチャンスはまずないですね。
 じゃあ、旅行の仕事をするに当たって必要な資質は何かっていうと、まず旅行が好きなこと、これはもう大前提。それと世話好きなこと、それに薄給に耐えられること、じゃないかと思います。
 旅行が好きなこと、これはわかりますよね。旅行の仕事をしてるのに旅行嫌いだったり、出不精だったりしたら話にならないですからね。まぁ、大抵「旅行の仕事がしたい」って言う人はここはクリアしてると思います。
 次の世話好きなこと、これはなぜかって、なんせ「人の旅行の手配」をするわけですから、余程の世話好きじゃあなくっちゃ、いけません。ボクは、「いい手配ができる旅行のプロ」というのは、人の立場に立ってあれやこれや思いつくことの出来る人だと思っています。せっかく、そこに行くんだからこーいうことや、あーゆうこともしてみたらどうですか?、なんて提案のできる担当にあたったら「当たり」だと思ってまず間違いないでしょう。そういうことが出来る!って思える人は向いていると思います。
 で、最後の資質「薄給に耐えることができる」。実はこれが最大の難関だったりします。う〜ん、哀しい、、、。でも現実。正直、今の業界の仕組みだと旅行会社はたいして儲かりません。商品によっては「800円!」とか「500円!」の利益しかあがらないものも結構ありますからね。手配にかかる時間と、お客様に送る書類の送付代を考えれば、このくらいの利益では実際は赤字です。旅行会社って売り上げはかなりの額いくんで、総売上だけみるとすごい業績のように見えるんですが、利益率は恐ろしく低いです。売り上げだけ見ると世間の大企業並みなのに、利益は中小企業だった、なーーんて笑えない会社も結構あるんじゃないですかね。
 そんな旅行会社の運営費で最も多くを占めるのが人件費。だから薄給、そういう構図です。会社によっては作為的にベテラン社員が辞めたくなるような環境にしているところもありますからね。そういう会社に限って毎年大量に新人社員を採用するので、ハタから見ると景気良さそうに見えたりするんですよね。でも内実は、、、。 
 あぁ、いかん、暗い話になってきた、、。
 まっ、というわけで、この3点をクリアしてるぞっ、と言う人は旅行業界に入ってもやっていけると思います。まぁ、経験的に言うと、大抵の人はこの説明を聞いた時点で、グググッっとこう離れていくっていうか、遠ざかっていくというか、そんな感じになります。でもそれが普通だと思いますよ。
 じゃあ、なんでボクはこの業界に入ったのか?って言うと、実は事前になんにも調べないうちにいきなり飛び込んでしまったので、気が付いたときにはもう手遅れだった、って感じですかね。それに若いウチは給料安くっても「まぁ、好きなことやってるんだしいいかぁ」くらいにしか思ってなかったですしね。
 でも、じゃあ何で続けるのか。それにはワケがあります。さっき最後の資質のところで「今の業界の仕組みだと」って書きましたよね。ここにボクは大げさに言うと未来を見ているんです。業界の仕組みさえ変えたら、旅行という商品そのものをきちんと見直すことができれば、ボクは旅行会社は大いに儲かるようになると思いますし、魅力ある業界になっていけると確信しています。
 ボクは、その夢を実現したいがために、今でもこの業界の端っこにへばりつき続けています。オオミエを切るワケじゃあないですが、その実現の第一歩がボクらの会社だと思っています。
 だからですね、旅行っていう仕事をボクは誰にでも勧めはしませんが、もしもそういうココロザシを持ってやっていける、やっていきたい、って言う人がいたら、ボクは大歓迎です。是非この業界に入ってきて下さい、ボクらのような小さな会社ひとつだけでできることじゃあありませんから、一緒に手を携えてやっていこうじゃないですか。そう言う人、ボクは待ってます。

 って、まぁ、誰も止めないもんだから、ながながと書いちゃいましたが、こんな感じで書きたいこと書いてこうと思います。あっ、ちなみに毎回旅行の話ってわけじゃないですからね。それではまた次回の更新まで。
 

Posted: 土 - 2月 19, 2005 at 02:18 午前          


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