2007年04月29日 (日)
ひとり映画バトン(DVD、ムービー)
ひとりで映画バトン。
1.生まれて初めて劇場で見た映画は?
Posted at 02:32
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2006年12月01日 (金)
スペイン映画『ヴォルベール』
2006年3月ヨーロッパで公開の映画。《Volver》
ちゃんと観たら簡単には紹介できなくなっちゃう、そんな映画だった。
パッケージがカワイくて、amazon.fr
でもよく売れてたからチェックしてた映画。最初はサスペンスかな?!とも思ったけど、それにしてはあまりにも映像がカラフル。風景がカラフル。ファッションがカラフル。スペインの色のセンスは本当にすごいと思う。でもきれいな原色あふれる映像とは裏腹に、とても人間の深い部分の「傷」を描いている。とても残念なことに、私がずっと考え続けてる、レイプ、深い「傷」の問題がここにもある。こういう映画ばかり観ていると、男は男であることが、恥ずかしくなると思う。恥ずかしくて悲しくなると思う。また、女性が生きるのって、こんなにも壮絶でたくましくもあるのかな、とも思う。とくにペネロペは英語をしゃべって、ハリウッド映画なんかに出るよりも、自分の言葉でしゃべり、自分を表現するこういう映画に出演した方がずっと魅力がある。ハリウッド映画からは、どんなにがんばっても、こんなに魅力的な彼女を想像することができなかった。ラテンな女で、そしてラテンなお化粧がとても似合う。スペイン語が早口なのか、この映画がたまたまそうなのか。大切なことは会話の中でどんどん語られるので、字幕を頼りに、頭の中を整理するのはけっこう大変だった。中高生では理解できなかったかも知れない。(パッケージには対象が15歳以上との表記があった)この映画に興味を持った理由の一つは、タイトルがタンゴの名曲「ボルベール(帰郷)」と同じだったから。もしかして、と思ったらやはり同じ曲が使われていた。しかもフラメンコバージョン!(公式サイト)そしてタイトルにふさわしく、とても印象的に使われる。ペネロペの歌のうまいことうまいこと。。。ペネロペの歌を聴くためだけにこの映画を観たって高くはない。ほんとうにそう思う。名曲をよくあんなに自由に歌えたものだと思う。やはりペネロペのいろんな経験がそこににじみ出ているんじゃないか。そう下世話な想いを抱いてしまいながらも、やっぱり歌はそういうところがあるんじゃないか。そう下世話に感動してしまうのでした。。 ちなみに日本では菅原洋一さんなどが歌っていて、「帰郷」、「帰路」などと訳され、ほとんど演歌のようになってる(汗)もちろん原曲だってスペインの「演歌」なんだろうけど。。。でも日本の演歌とはまたちょっと違うはずなんだけどな。
Posted at 00:34
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2006年08月23日 (水)
映画『マレーナ』のモニカ・ベルッチ
モニカ・ベルッチ主演の『マレーナ』を6年ぶりくらいに見た。
ディレクターズ版はまったく違う作品に見えた。
6年前に劇場版を観て、すごいきれいだなあと思った映画。久しぶりにいろんな場面が追加修正された版をみたけど、思いのほかエロティック。そもそもモニカ・ベルッチという女優の魅力に負うところが大きい。どの監督も彼女の魅力を引き出そうとしているのだけれども、この映画ほどストレートに彼女の魅力を引き立てた映画はない。セリフがほとんどない役を体で演じきったモニカ・ベルッチ。「見られる性」としての女性の苦痛、苦悩、ストレス、人生の機微をありありと表現できる天才は彼女くらいなもの。『New
Cinema Paradise』の監督でもあるG
・トルナトーレのなせる技であるのかも知れない。ディレクターズカットは少年レナートの妄想部分が増えている。「思春期の少年が大人の女性に抱く焦げ付くような想い」により焦点が絞られたので、結果としてモニカ・ベルッチのエロティックなシーンがかなり増えている。6年前に見た作品とは思えないくらい少年レナートのドキドキ、というか、思春期の男の子の持つ「どうしようもない欲望」と「とまどい」が伝わってきた。性的な部分が多く描写されたので、時代や戦争に関することが、以前公開のものよりぼやけてしまったところもある。日本公開作品では、性的な部分がかなり削除されていたからこそ、映画として「性」に特化することなく、その時代やイタリアの景色、戦争、その時代に生きる人々などを、ひとりの少年と、夫を待つ女性を通して広くイメージできた。ディレクターズ・エディションはそういう意味で『マレーナ2』だ。この作品は「編集」で2回楽しめるものになった、と思う。陰ながらやはり引き立てているのは音楽。言わずと知れたエンニオ・モリコーネ(Ennio
Morricone)。この人は映像をより美しく想起させる音の魔術師。『ニュー・シネマ・パラダイス』の音楽担当の人でもある。監督Giuseppe
Tornatoreと一緒に仕事してるってことは、きっと仲良しな二人なのだ。制作者の人間関係がいいんだろう、ということまで伝わってくるいい映画はやっぱりいい。 ・マレーナ公式サイト(gaga)・www.malena-jp.com
Posted at 21:45
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2006年05月31日 (水)
『ラテンアメリカ
光と影の詩』ソラナス
10年前に観てっきり、レンタルビデオ屋でもなかなかみつからなくて
(あるいはテープがすり切れ貸し出し禁止だったため)観れなかった。
観られなかったこそ、恋しい気持ちが募った映画がついにDVDで発売。
Posted at 00:49
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2006年04月13日 (木)
『耳をすませば』検索編
『耳をすませば』で検索してみたら面白い掲示板が引っかかった。
「耳をすませば」をみて自殺スレ
一見論理的だけど実は決定的に欠けてる掲示板だった。。
例えるとこんな感じかもしれない。この間、寺子屋で聞いた「ゼロを食べるおばけ」の紙芝居の話。 *****ゼロを食べて大きくなるおばけのお話。それにまじめに反論をしてきた人がいた。「ゼロ」を食べておばけが「大きくなる」のは変だ!「ゼロ」を食べてもゼロはゼロなんだから、おばけは膨らまないのではないか!?・・・ゴー○ンかましても良いですか?・・・おばけの存在はいいのかよ!!! *****「ゼロ」を食べて大きくなるお化けのファンタジーを批判するなら、おばけの存在も否定してくれないと。。。「耳スマ」の掲示板にはけっこうおやさしいコメントがいっぱい書かれていた。以下引用。
そうなってしまうのは「耳すま」が原因なんかじゃなくて全く別のところ、つまりあなたの中にそうなる原因があるんだ。何も「耳すま」のせいにしなくてもいいよ。
「耳をすませば」は物語です。みんなそのことは分かっていますよ。
わたしだったらどう書くかな。
映画を観て「気がついた」のはかけがえのないこと。
「与えられる」ことからひとつ成長したということ。
それは卑下することではなくむしろ「気がついた自分」に自信を持っていいことだ。
世界には「耳を澄ませば」の世界よりもっと深く感じられる喜び、たくさんあるから。
Posted at 01:00
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2006年01月23日 (月)
短編映画、Art Movie
Posted at 17:38
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2005年11月26日 (土)
中国映画『結果』[结果
jié guŏ]
中国のアート系映画。
中国にはいい映画いっぱいあるけど、
なかなか理解の難しいものもある。
ほんとは午前中やってた中国映画、『無窮動(むきゅうどう)』って方も観に行きたかったんだけど、風邪気味で寝坊して間に合わなかった。遅れて会場に着くと『無窮動』を見終わった友人たちがいた。『無窮動』は、中高年の女性の性を描いた作品らしく、なかなか面白かったらしい。みたかったなあ。中国映画『结果』続いて『結果』の上映。上映の前に、監督、撮影監督、俳優などが登場して挨拶した。久しぶりに聞く標準的な中国語。耳に心地いい。出産を取り扱った作品らしい。偶然かしら、作品二つとも「性」とか「出産」とか人間的な問題を描いているの。性に関する映画でいつも思うのは、流産であるとか、レイプのシーンの生々しさはどう伝わるんだろう、ってこと。R-18っていう概念のなかには、「もっとも影響を受けやすい子どもたちに、 生々しい暴力や性についての直接的な刺激的な映像は みせないほうがいい」ていうのがある。これは本人が虐待経験者でいまやアメリカの安全保障、暴力予測の権威、Gavin De
Beckerも「一件のありふれた殺人事件より、 TVにおける暴力やレイプシーンの方が、 数百万人がそれを目撃する点で影響が計り知れない。」という。タイの映画『ナンナーク』にも、かなりなまなましい出産シーンなどがあった。純愛ものとはタイ国内では言われてるみたいだけど(笑、どちらかというと「ホラー」に属するような感じの映画だから、グロテスクなシーンはほかにもいろいろあったけど。(人間が腐っていっちゃうとか(涙)『结果』を観て思ったのは、たとえば流産経験者は、どんな気持ちで流産のシーンを見るのだろう。レイプ経験者はレイプシーンを直視することってできるのかな。そのようなこと。映像表現て、それがそのまんま、観衆に影響あるところがすごいとこだ。いわゆる「暴力をみせる」ような映像作家は、どういう意図で暴力を観衆(多くの人)にみせるのだろう。ちょっと露出狂的趣味を感じないでもないです。もちろん、暴力をありありとみせつけられることによって、人間のそもそも持ってる暴力性について考えたり、そこから生じるどうしようもない悲しみについて考えたり。そういうことができる。そういうことができる作品のひとつが『結果』かもしれない。中国は、いまの日本のような不自由さとは違って、自由と不自由というものの区別がはっきりしている、という自由がある。そこでの表現はやはり磨かれる。日本のように、やれ暴力だの、やれセックスだの、あからさまな表現を敢えて使わないことに感性が磨かれる。そういうことを感じさせる映画だった。中国は、水と熱湯がはっきりしている感じ。日本の不自由さとは、フーコーのいうところの「限界としての権力」か。水槽に入った金魚は、熱湯を入れるとびっくりして飛び上がるが、水槽ごと、だんだんと水を温めていくと、だんだん熱せられることには気づかないうちに死ぬ。そういう意味では日本の感性はここ数十年鈍っている。中国の感性はすごいな。この映画、風景のような映画かも。振り返ってみると、セリフは多くなかった気がする。アート映画とはそういうものなのかしら。この機会を逃したらもう観るのが不可能じゃないかと思える、タジキスタンの映画『セックスと哲学』もやってた。すごいタイトル・・・Sex
&
Philosophy...今回の第6回東京フィルメックスのスポンサー(共催)は、朝日新聞、J-WAVE、テレビ朝日など。次回は2006年11月18日〜26日(予定)会場:有楽町朝日ホール他公式サイトwww.filmex.net
Posted at 23:51
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2005年11月03日 (木)
『グッドナイト&グッドラック』Good
Night, And Good Luck
ジョージ・クルーニーが「お金のためじゃなく」つくった企画映画。
日本公開は2006年ゴールデンウィークみたいですがちょと調べてみた。
公式サイトに行くと流れてくるJAZZ。どんな映画なのかに関係なくこのサックスの音にやられた。日本語版の公式サイトでも流れてくるこの演奏。一体誰の演奏なのかネットで検索してみたら以下の編成だった。Tenor/alto
sax: Matt Catingub Piano: Peter Martin
Bass: Robert Hurst
Bass: Christoph Luty
Drums: Jeff Hamilton
Percussion: Alex Acuña
Alan Estes
ピアノは近頃マイブームのピーターおじさんかぁ!
どうりでなるほど聴かせるジャズだ。
Posted at 00:13
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2005年10月08日 (土)
映画『レナードの朝』&
サントラ
医師オリバー・サックスの著書「レナードの朝」の映画化。これは15年も前の映画だけどどうしても今記事にしたくて書いてみた。知ってほしいのと、自分のためと。ネタバレかもしれないのでそういうのが嫌いな人はgoogleへ。
『レナードの朝』“Awakenings”私のなかのベスト3に入ってる映画の一つ、かな。ちなみにベストに入ってくるのは『恋のゆくえ』や『サルサ』、『Scent
Of
Woman』などどれも陶酔系の雰囲気あるやつ。酔っぱらいムービーな感じ。『Nuovo
Cinema
Paradiso』をあげる人はけっこういるし、小泉さんとかぶることもあり、あえてはずして。『レナードの朝』は高校1年生の頃に見た。寮生の友達も寮で集まってみたらしいんだけど、そのなかにとても演技のうまいコがいた。(いまはりっぱな役者なんだけど)映画が終わってみんながまだ余韻に浸っているときに、電気をつけたら、てんかんを起こしているロバート・デニーロの真似をしてる彼がいてみんな気分がげんなりしちゃったっていういわくつきの作品。ふつうは「眠り病」っていうやまいのドキュメンタリーとして、患者を「治す」って何だろうとか、「治る」ってどういうことをいうんだろうって、「考えさせられる系」ムービーなのかもしれないけど、そういうこと今回はすべて抜き。ダンスと音楽の演出について書いてみたい。 *****振り返ってみると、好きな映画には必ずと言っていいほど、ダンスのシーンがある。どれも印象的。ダンスのシーンではとてもいいピアノ曲が流れるのだけど、目下その曲を練習中。耳コピよりいいかげんな、うろ覚え弾き語り展開中。(iRiver
U10を母から借りて録音したらアップ予定)これはどこまで書いていいかわからないけど、ほんとによく演出されたシーン。ダンスのシーンのピアノの始まり方なんて、零コンマ何秒まで計算されたかの用に絶妙なタイミングで入ってくる。そして、ダンスが終わって、別のシーンになる。カメラがレナード(ロバート・デニーロ)のズームからだんだん退いて、精神病棟の中を映し出すと、そのピアノ曲は実は精神病棟の患者の一人が弾いていたのだということがずっと後の方になってわかる。にくい演出。ぱーぺきな演出。曲が始まる前の、ロバートと女性の会話。間。ピアノ曲が流れてから終わるまでのシーンは、何回観ても飽きない。いまではそのシーンだけくりぬいてiRiver
U10に入れて持ち歩く、なんてかなりヲタクなこともしてみたり。いずれはiPod
Videoに入れて持ち歩きたいシーン。
Posted at 01:06
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2005年09月27日 (火)
タイ映画『風の前奏曲』โหมโรง
The Overture
タイ映画『風の前奏曲』The
Overture
タイのラナート(タイの木琴)という楽器を使った音楽映画。
楽器やダンスをモチーフに描く映画は、意外とストーリー性にかけたり、肝心のその音楽のレベルやダンスのレベルがいまいちなときがある。でもこの映画の演奏は本当に迫力があった。腕が腱鞘炎を起こしておかしくなってしまう。それくらいの迫力の演奏。これは音楽監督がかなり腕ある人に違いない。
と思ったら、この↑ナロンリット氏、、本物のラナート奏者なのでした!!!日本で言ったら、戦場のメリークリスマスに出てる坂本龍一みたいなものか。役者として、演奏者としての実力は、ほんとうに迫力があった。
・風の前奏曲 日本語公式サイト
Posted at 20:40
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タイ映画『ナンナーク』นางนาก
Nang Nak
はじめての?タイ映画上映会。
タイ映画気持ちいー。
タイ映画『ナンナーク』
นางนาก
(1999)
-
ข้อมูลแม่นากพระโขนง Mae
Naak Phra Khanong[name of a famous and
infamous Thai ghost and her enduring
legend]タイ映画、ものごごろついてから初めて見たかも。これは「純愛もの」とみせかけてホラー。「純愛もののホラー」ともいうらしいけど、けっこうなまなましかった。いろいろ他のブログが「感動STORY」なこと書いてくれてると思うので、別の観点から書いてみる。仏教色が色濃く出てて、これが欧米人が見たらかなり宗教的であったり、いわゆる「エキゾチック」にみえると思う。オリエンタル・エキゾチック。で、アジアの一員である(はずの)日本人が見ると、やっぱり仏教色強いんだけど、かなり共感が持てる気がする。たとえば、これは仏教ではなくて儒教なんだけど、儒教では孔子の弟子の孟子あたりから「敬老」みたいな考え方(価値観)が出てくる。仏教ではそのことを特に言ってはいないけど、老人には迫力があった。というか、この映画に出てくる老人の演技がきめ細やかな気がした。こんなに深い味わいのある表情って、ちょっと最近見ていない気がする。生き方そのものが演技になっているような。「老人を敬え」と言われなくても敬ってしまう迫力があった。老人がかっこいいのだ。深みのある高僧。高僧は、誰も鎮めることのできなかった「怒り」を鎮めてしまうことができる。しかも、ほんのひとことふたこと(ふたことはなかったな。ひとことだったな)。そういう対話力って、そう簡単に最近出会ってない(出会いが少ないのか)。「立ち回りがうまいひと」はけっこういる。立ち回りがうまいとかではなくて、問題の中心のぽんと入り込んで対話しちゃう高僧。これはとてもかっこいい。だって誰にもできなかったことなんだもの。老人にしかない迫力で若者の怒りを鎮める。老人力っていうやつが、やっぱり血気盛んな若者には必要なのかな。血気盛んな老人もいるけど。仏教のすごいところのひとつは、波立つ心を鎮めるところかな。タイは日本から観ると上座部仏教で、(1950年の決議にも関わらず、未だに高校公民の教科書では小乗仏教って書く)修行僧が出てくる。上座部仏教の小乗っていうのは「ヒーナヤーナ(hiinayaana)」、「一人乗りの小さな船」という意味があるから、本来修行僧は自分のために修行しているのだけど、タイの仏教はけっこう大乗的。高僧がいろいろアドバイスしてくれたり、怒りを鎮めてくれるんですもの。悟りが深いというか、慈悲深い高僧。男性の円熟した表情はいいなと思うけど、では女性は?ふと思い浮かべるのは、瀬戸内寂聴。「私たちの誰もが死にます」とほほえんで語りかける彼女は、綾小路きみまろと並んで、逆説的に生きることを肯定してる。『ナンナーク』のみどころは、わたしは年を重ねた大人の表情だと思う。これはどうがんばっても若者にはできないです。高僧たちの表情、それから高僧と若者との敬意あるやりとり。高僧の口からでるひとことふたこと(みことめはない)。それでこころが執着から解き放たれる。これはすごいことだ。映画を見終わった後、タイ屋台料理屋さんでタイ料理を食べる。タイな一日。『ナンナーク』は知ってるか?とタイ人の店員さんに聞くと、タイでも何度もリメイクされてる知らない人はいないくらいの映画だという。そして「ワタシも見たかったー」というので、「見せてあげたかったなー」と思う。だって、職場から近いし、無料だったし。せっかくのタイ映画シンポジウムなんだもの、タイ屋台料理屋さんにチラシを置く、くらいの配慮はほしかったな。一番の宣伝力にもなるしね。企画者さん。
Posted at 20:37
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2005年09月07日 (水)
映画『風の舞』朗読:吉永小百合&平沢保治さん講演会
「ハンセン病を学ぶ映画と講演会」
参観メモ ドキュメンタリー映画『風の舞─闇を拓く光の詩─』 ハンセン病元患者・詩人
塔和子の記録 監督:宮崎信恵 詩の朗読:吉永小百合 ナレーター:寺田農 講師:平沢保治氏 参加費:中学生・高校生
無料 /
大人500円 主催 高3学年世話人会
9月7日(水)13時30分から 大音楽ホールにて ドキュメンタリー映画『風の舞い』素描 タイトル出るまでに少々のシーンが続く(5分くらい)。 タイトル出てから、塔和子さんの人物像に迫っていく。 インタビューあり。また他のハンセン病の方々へのインタビューも。 塔和子さんクローズアップ。 後半近くで、インタビュー。 なぜ詩を書き始めたか。 「やるつもりはなかった。 ただ何をやっていいかわかならいし、 むなしいし」 処女詩集『ハダカ木』出版。 きっかけは文通相手だったひとりの高校生。 ところどこに詩集『日常』からの詩の朗読。 この詩集の言葉には惹かれるものが多くあった。
(休憩) 平沢保治さん講演会 13歳で宣告 14歳で1年で治るよと言われ東村山へ 園長は警察官。 刑務所に一等準じた形の運営 女性は3分の1,子どもは1200人中80人くらい。 名前の変更を話し合ってる大人。 「宗教はなにか」と聞かれる。宗教ってなに?と問うと 「死んだときの葬儀の仕方」といわれ絶望感に泣き暮らす。「ライ病は恐ろしいんだ。だからこーして消毒して、隔離して、 君たち(国民)を守ってやっているんだ」という理屈。 →(パターナリズム:家父長的温情主義) ハンセン病の方は結婚するには不妊手術を受けなければならなかった。 「優生保護法が犯した罪」強制不妊手術被害者の証言
こどもを持つことを奪われた人々の証言
c.f.
「産む産まないは女が決める」そして、
「産んでも産まなくても、私は私」
大橋
由香子著
------------------------- ハンセン病回復者の人たちには家族会がない。 子どもたちがきっかけで本名を名乗るようになった。 子どもたちにはウソをつけない。そう思った。
------------------------- 講演会の最後にネットには書けないできごとが起きた。 私からは想像を絶する複雑な思いのなかの、大きな一歩だった。 そのことも含め、とてもいい講演会になったと思う。 ほとんどの教員や、高3生徒が出席していたように思う。 音楽ホールはほぼ満員。 最後に平沢保治さんとは握手をして、お礼を述べた。 印象に残っている平沢保治さんの言葉。 「私の中にある差別を除去しないとーー」◇
asahi.com いのち -
平沢保治さん
◇ らいに生きて /
平沢保治さん
Posted at 20:53
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2005年09月02日 (金)
映画『黒いオルフェ』Orfeu
Negro 1959年
暑い夜になんとなく百円で借りてみたこの映画。
圧倒的な雰囲気を醸し出ていて、ぶっとんでしまいました。
ギリシャ神話のオルペウス(オルフェウス)
とエウリュディケの物語「オルフェウス伝説」(こと座の神話)
を基に、ブラジルの詩人 ヴィニシウス・ヂ・モライスの戯曲を映画化したもの。 監督はマルセル・カミュ。音楽はボンファとジョビン。 現代のリオ・デ・ジャネイロに舞台を置き換えて描いた映画。 国によっていろんなタイトルだけど、 Black
Orpheus (アメリカ) Orfeo negro
(イタリア)
Orfeu do Carnaval
Orphée noir
(フランス)
日本では『黒いオルフェ』。 この映画のテーマでもある曲、「黒いオルフェ」ってボサノバ。 けっこう前からスタンダードとして知ってたし、バーで演奏した こともあるけど映画は初めて観た。 映画の中ではサンバが流れている。 しかも私の大好きなクイーカ入り♪ でもなんだこの映画の独特の雰囲気は!? いろんな批評、評価のページはあれども、 この独特の雰囲気について書いたページはみつからない。。 頭の中ではわかってたけど、 現代がどれだけ偏った時代かっていうのを実感した感じ。 まず、大人と子どもの世界がよく描かれてる。 おとなとこどものせかいがあって、 それぞれ有機的に行ったり来たりの関係をたもってる。 大人の世界も子どもの世界も大切に描かれてる。 というか、両方が大切にされた時代だったのか、 リオがそういう場所だったのか。 それからエロスとタナトス。 これも自由に描かれてる。自由すぎてびっくり。 カーニバルと死体。かっこつけずに、 リアルなものとしてどんどん画面にあふれてくる。 でも映像としてはとてもリアルなのに、 50年近く前の作品だからなのか リアリティーはなぜか感じることができない。 どちらかというとシュールに見えてしまう。 「今」という時代だから観たからこう感じるのか、 最近、現代の感覚にどっぷりつかってこういう映画に たいする感覚が鈍っているからなのか。 とにかく1回みただけじゃ、理解がとても困難だった。 面白いなと思ったのは、カーニバル。 今年の「第25回あさくさサンバカーニバル」のテーマは 「宇宙」なんだけど、映画に出てくるパレードが、 なんか「宇宙」をテーマにしたような表現の気がしました。 参加チームはきっと参考になる感じ。 あとは、 代表曲「黒いオルフェ(カーニヴァルの朝)」と 「オルフェのサンバ」をちゃんと弾いてみたくなった。 映画を観た方が、情感込めて弾ける感じ。 「黒いオルフェ」はアントニオ・マリアの作詞で、 ルイス・ボンファが作曲したもの。 「オルフェのサンバ」もルイス・ボンファ作曲。 全然楽しくも何ともないとこで流れる「Samba
De
Orfeu」 映画の独特の雰囲気+これらの曲によってこの映画は成り立ってる気がする。 そして意外なことにこの映画の代表曲は2曲とも アントニオ・カルロス・ジョビンの曲ではなかった。 ジョビンの曲は「フェリシダージ(悲しみよさようなら)」が流れてた。 これも絶妙なシーンで、絶妙な歌詞で流れてた。 ボンファとジョビンによる音楽って感じ。 一回観ただけではちょっとムツカシかったな〜☆
Posted at 04:03
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2005年08月13日 (土)
韓国映画『気まぐれな唇』
この映画、なんか北野たけしの映画みたいに
ほほえましい。
韓国映画『気まぐれな唇』
これは官能映画のふりして官能映画じゃないです。
どうして売り方を間違えるのかなマーケティング。
だって韓国でのタイトルは『find
a
life』。
「生活の發見」。
日常の中での性をただ淡々と描く。
性は非日常な気もするけど、日常でもあって。
滑稽でもあって、どきどきするものでもあって。
こういう描き方は、意外と好き。
Posted at 00:25
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2005年08月01日 (月)
映画『小説家を見つけたら』
ずっと借りっぱなしだったんだけど、
ゆっくり落ち着いて観たいと思ってたDVD。
台風による豪雨の真夜中、除湿モードでギンギンに冷えた部屋でみてみた。
『小説家を見つけたら』
「人に見せるための文章より、 自分のためだけに書く文章の方がずっと優れてる」そんなようなセリフが出てきて、英語ではなんて言ってるのかちょっと調べてみた。比較級なのか最上級なのか、それとも別の言い方なのか。そしたら意外な言い回しだった。
Why are the words we write for ourselves always
so much better than those we write for others?
疑問形による感嘆?しかも
yourself とかじゃなくて ourselves
。これは少年と自分(ショーン・コネリー)を指しての「ourselves」だとしたら、二人の親密な空間を表してるのかな。もっと一般的な言い回しだと思ってたので、ちゃんと調べてみたら、映画の細かいニュアンスまで感じられた。ショーン・コネリーは数少ない好きな俳優のひとり。そもそもこの映画を見るきっかけになったのは、37歳で亡くなられたハワイアン歌手のイズの歌が出てくるよって紹介されてのこと。紹介してくれた彼のひとことコメントが最高によかった。「ウクレレ1本で、こんなにノレんだぜ!!!」こんなたったひとことでイズのすばらしさを表現できるなんて。とってもいい使い方されてるイズの歌う「Over
The
Rainbow」。イズの「虹の彼方に」はいくつかバージョンがあるんだけど、虹の彼方にからいつのまにか「What
a Wonderful World」に変わっていくバージョンがある。それが一番好き。映画のサントラを買うよりはイズのアルバム「Facing
Future」の方がおすすめ。実は劇中よーく聞くと、
イズの「虹の彼方」に以外にも、オーバー・ザ・レインボウは流れてくる。個人的にはそのアレンジもかなり好き。ビル・フリーゼルなんだけどね。かなりマニアックにこっそりと流れてくるので、耳を澄ませて聞いてみて☆P.S.何故か『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』をもう一回むしょうに観たくなった。だってなんか似てるんだもの。
Posted at 00:59
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2005年05月01日 (日)
a Sonsoles
Penã《安樂死的謎》
「尊厳死」をテーマにした映画だと知って、
身構えてしまって長い間観ないでいたけど、
ストーリーも複雑でなく、
思ったよりすっきりした気持ちで観られる映画だった。
S Javier
Bardem
L Belén
Rueda
K Lola
Dueñas
B Celso
Bugallo
M Manel
Ribera
きれいなおねえさん、Clara
Segura。
Posted at 03:37
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