Vitzのアンテナについて2

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| (1)ヴィッツ純正アンテナを立てた時と寝かせた時の高さを計ってみた。左側、アンテナを一番寝かせた状態では車高+190mm。右側、アンテナを一番立てた時では車高+670mmになる。 | (2)まずは市販品のAM受信可能と言われているVHF&UHFアンテナを分解してみる。内部はコイルとコンデンサと抵抗による回路が形成されており、値段相当のチューニングが施してあると見た。アンテナ自体は鋼線を巻いた構造でピアノの低音弦のようだ。しかし、このアンテナをヴィッツに実装しても大した効果が無かったのは事実。 | (3)そこで適当なフェライトバーを購入し(大きい方:120円、小さい方:80円)アンテナらしくコイルなんか巻いてみたりしてみた。コイルには並列に100pFのコンデンサと20オームの抵抗を並列にしてみた。FM受信とコイルのQを下げるのが目的だ。(ある種アンテナ回路としてはトンチンカンかも知れないがそこがアンテナだ) 両方のアンテナの長さはエレメントも含めて200mmとした。 |
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| (4)左から「自作大きいアンテナ」、「自作小さいアンテナ」、「市販品のゼネカバ受信機のアンテナ」、「市販品のVHFのアンテナ」(構造はエレメント全部がコイルの通称ヘリカルホイップ)。なお、(3)の「自作」アンテナには見た目のためスミチューブを被覆してある。 | (5)作ってはみたが重さも気になるということで計ってみた。結果は写真のとおり。「自作大きいアンテナ」は90gとダントツの重さ。これではいずれ雨漏りの原因になるかも知れない。 | (6)この手のアンテナはボディ(屋根)に接近するほど感度は悪くなる。上の比較的立てた状態と下の一番寝かせた状態ではほんのわずかな差ではあるが、感度は上の状態の方がかなり良い。 |
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| (7)「自作小さいアンテナ」では上側、一番立てた状態では車高+180mm。下側、一番寝かせた時では車高+20mmになるが、一番寝かせた状態では前述のように感度は著しく悪い。しかし、いずれにしても感度はFM、AMとも十分ではない。 | (8)これは、今までとまったく違った視点で作ってみたV型アンテナだ。コイルもコンデンサも無し。ただの針金。エレメントが空間に対し、たくさん張り出してみようという試み。 | (9)V型アンテナの高さ。 最も感度が良く、実用的な高さに調整後、車高を測定してみた。 今のところ車高+60mmでも十分な感度。特にFMは申し分ない(これは意外だ!)。ちなみにエレメント長は2本とも270mm。角度は90度。 |
結論から言おう。試行錯誤の結果、V型アンテナが最もFM/AM両方に対して感度が良かった。「自作小さいアンテナ」、「自作大きいアンテナ」等は、凝った割にはAMの感度はまぁまぁだがFMは今一つだった。市販品アンテナはAM、FMとも今一歩物足りないフィーリングだった(実際感度は悪い)。ヴィッツのアンテナは取説にもあるようにアンテナを立てた状態が一番感度が上がる。これはアンテナエレメントがボディから離れる(遠くなる)ほどキャパシタンスの影響を受けないためで屋根に対し直角(垂直)が一番良好な受信状態となるがこれはアンテナ高が最も高くなることを意味する。アンテナの高さと感度は比例するが思惑とは相反する。
VitzRS1.5MTの車高は1480mm(カタログ値)なのでV型アンテナでは1480+60=1540mm//となる。この高さなら大抵の立体駐車場には入れる。
ちなみに「自作小さいアンテナ」、「自作大きいアンテナ」、「V型アンテナ」の設計図はこちら。
「Vitzのアンテナについて」はまだまだつづく(かも)。
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作成日2002.07.21