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トライアスロン大会に初挑戦

セッション会員・東田健志


 6月の伊豆大島の大会に出ようと思ったのは3月の始めでした。2月末に大島で行われた10kmのカメリアマラソンで完走できたことと、40歳代になっても「おとうさんはかっこいい」と小学生と保育園の娘達に思わせたいことが動機でした。
 大島の大会は、スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのショートと言われる大会ですが、自分としては「何がショートだ!」と思うほどの未知なる距離です。
今まで自分が行ってきた運動は、週1日〜2日30分の自転車通勤と週2日昼休み2kmのジョギング程度で、水泳は小学生以来習ったことが無い全くの自己流、200m泳ぐのも怪しい程でした。
 そこで、「スイムで溺れない」事を目指し、東京ヴェルディトライアスロンセッションの「超初心者スイムレッスン」に一日体験入学、そして自分の時間に合った早朝スイムレッスンに通った結果、スピードはカメですが驚くほど楽に泳げるようになっていました。
しかし、残りの2種目のバイクとランは、体力をスイムレッスンで消耗してしまいほとんど手つかずで、たまに土日に少し長く走る程度の練習が限界でした。
 そんな3ヶ月間の練習はあっという間に過ぎ、とうとう大会当日、コーチに教えてもらった心構えは緊張感でどこかに吹っ飛んでいるうちに、レースは始まりました。
 まずはスイム、海はダイビングで慣れているので違和感がありません。しかもレッスンの成果か驚くほど楽に泳げます。泳ぎながら魚を見つけたり桟橋で応援する娘達に手を振るなど、余裕をもって楽しくフィニッシュしました。
 あわてずに水分を補給してバイクへ、平坦な10kmを4周するコースで、沿道のおばちゃんの応援やエイドのボランティアの励ましをうけながら、だんだん重くなっていく足を懸命に回します。路面が雨で濡れておりコーナーでこけそうにもなりましたがようやくバイクフィニッシュ。あと残りは、走ったことがある10kmのランです。
 しかし、気持ちを新たにして靴を履き替え走り始めると、既に足は限界でした。から元気で娘達に手を振って走りますが、自分でも可笑しいくらい足が前に出ない。
「やっぱり練習していないとこりゃ駄目だ」などと思いつつ「歩くのはかっこ悪い」と自分に言い聞かせてゆっくり走ります。だんだん足がほぐれてきて気持ちだけはスピードアップ。
周りを見る余裕も出てきて応援してくれる観客や知り合いには愛想良く手を振りながら自分を励まし5kmコースを往復します。遠かったゴールがだんだん見えてきました。
 ゴールの瞬間は達成感でニコニコしていました。ボランティアや沿道の応援、最初から最後まで応援してくれて家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。
 結果は、密かに目標にしていた3時間を切ることができました。スイム35分、バイク80分、ラン50分、計2時間45分で自分では大満足でした。
また、目標に向けて3ヶ月間練習したご褒美は、ゴールの他にまだありました。体重とベルトの孔が減り肩こりが無くなったこと、基礎体力や根性や気力が復活してきたことなどです。  今回初挑戦したトライアスロンでは、挑戦し苦しんだ分、今までに無い達成感や感動を得ることができました。 トライアスロンは、まだまだ奥が深くて、これからも充分に楽しめそうです。



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