アイドリング

 プリウス(NHW11/29km/l)のアイドリング制御機構をまとめてみました。違っていたらまた教えてくださいませ。



  1. 始動時の暖機
     Pレンジでは70℃に到達するまで暖機を行うためアイドリングする。ただし、Dレンジにした場合、40℃以上であればアイドリングをしない。一旦70℃に達すると、Pレンジでも45℃くらいまで冷えてもアイドリングしない(でも普通はその前に充電を始めるためエンジンがかかってしまう)
  2. 暖房のヒーターのための暖気
     温度つまみを最低にしてない状態で、暖房をつけると(ファンを回すと)水温が66℃に達するまで暖気をおこなう。ヒータの熱源がラジエータの冷却水であるため、まずエンジンを温めようとする。64℃以下になるとアイドリングを行い、66℃に達するまで続ける。冬場は断続運転をします。
  3. アイドリング回転数チェックのためのアイドリング
     エスティマのユーザによって発見されたモード。初回に水温が70℃に達すると、停車時のアイドリング回転数をチェックするために一旦動き出したエンジンを止めずにアイドリングを続ける。停車時に5秒〜十数秒でチェックを完了し、これ以降「完全ハイブリッドモード」となる。特に中速度での走行時にはエンジンをだらだらとかけ続けるため苦になる。その場合は55km/h以上で走行することで、一時的にアイドリングをキャンセルすることも出来る。しかし信号待ち等をうまく利用して停車し、早めに完全ハイブリッドモードに持っていくのがよい。また、このチェック完了の情報はハイブリッドシステムをOFFにしても(鍵をOFFに回しても)しばらくは記憶していて、水温が60℃くらい(?)を境に忘れるらしい。
  4. エアコンの冷却用コンプレッサが必要な時はアイドリングをする。1,200 rpmを下限とする。
  5. 駆動バッテリーの充電が必要な時はアイドリングする。1,200 rpmを下限とする。
    アイドリング回転数
  1. エンジン始動時 1,300rpm、ただし水温が7℃未満では増速する。
    6℃:1305, 5℃:1315, 4℃:1345,3℃:1350,2℃:1360,1℃:1365,0℃未満:1370rpm。
  2. Pレンジでは水温が70℃に達するまでアイドリングを続ける。70℃に近付くと減速する。
    62℃:1295, 63℃:1250, 65℃:1200, 66℃:1125, 67℃:1050, 68℃:1000rpm。
 ・アイドリング時の燃費
 いわゆる上記の半ハイブリッドモードでかつ駆動力を必要としないばあい、エンジンは最小限の仕事、すわなち自分を回すだけの仕事しかしていない。その時の燃料消費率は、時速20 kmではEMVで35 km/lを表示している。そのときの回転数は1,000 rpm。ということは、計算して35/20 = 1時間45分で1リットル消費する。1分あたり10 ml、エンジン1回転あたり10μリットル。1回転で2回噴射(でよかったんでしたっけ)だと1噴射 5 μリットル。
 一方、通常の走行で1,300 rpmでエンジン走行しているときに時速70 kmで30 km/lと表示されているとき(これくらいが充電も放電もしていない状態だと思います)、計算すると26分で1リットル消費するから、1分あたり38.5 ml、1300で割って、さらに2で割ると、1噴射あたり15 μリットル。

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04.5.24