「明治天皇」とか

積読処理と少し近刊もの

明治天皇(上下巻) / ドナルド・キーン (新潮社)
買っておいて3年近く放置しておいたのをやっと読みきりました.大政奉還,開国,東京遷都,憲法発令,諸外国との連戦連勝と,日本が急速に近代化した時代,俄に国政の頂点に立たされた天皇がどのように考え役割を果たしたかを,「明治天皇記」を軸に,膨大な資料に基づいて詳細に説いています.倹約を掲げ皇居の新築もしばらく許さなかったり,日露戦争の間は自分の部屋に暖房を入れさせなかったなど数々のエピソードや,皇室の伝統行事に対するキーンの外国人らしい疑問,時には想像も交えて,謎多き君主の内面に迫ります.

ヒルベルトの挑戦 / ジェレミー・J・グレイ (青土社)
1900年の国際数学者会議での講演でヒルベルトが示した23の問題が,20世紀の数学にどのような道筋を与えたのか,自身が数学者でもあるグレイが解説します.難解なところもありますが,読み飛ばしても奥深い数学の世界を垣間見た気分にはなれます.

Posted: Sun - May 30, 2004 at 06:08 PM              


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