憧れのカリマンタンに着陸!2002年夏の旅
テレビや本の影響で、「秘境」のイメージを植え付けられていたカリマンタン。いつか行きたい!と思っていた折り、マランの大学でふと知り合ったDetaの里帰りについていくチャンスが。スマトラの時と同じようにノコノコついて行ってみました。心なしかDetaとネリー(vol.4参照)は共に教師のせいか似ている..
   

スラバヤから空路で資源豊富な東部カリマンタンの玄関口バリックパパンへ。日本からのビジネスマン、技術者も多く訪れる。
Detaの家はBontangというLPGガスの産出のある町。バリックパパンから小さいプロペラ機に乗りました。向かいの席は三菱重工の方で久々の日本語。
Bontangでは折しも Kutai族のお祭りが。ジャワでは聞き慣れないプリミティブ、神秘的な儀式でした。
これがお祭りのメイン舞台。なんか日本の雅楽(実際見た事ないけれど)の舞台のような色彩。Kutai族はイスラム教徒が多いが、ここでも中国の影響は根強いなぁ。
Detaの妹や親戚達とマハカム河のほとりで。Detaはマランには研修で来ていて、本当はBontangにある国営企業内の学校の音楽の先生で声が大きい。
Detaが里帰りしたのは、弟さんの結納式(?)があったため。奥さんとなる人はネリーと同じくBatak人なので風習の違いから色々悶着があったみたい。
家族行事も終って、観光開始。サマリンダから車に乗って、湖畔の町Tenggarongへ。Mulawarman博物館は地方にしては整理の行き届いた内容。
博物館で見た文字。カリマンタンの原住民ダヤク族のもの。ダヤク族も幾つかのグループに分類される。Detaは確かBenuaq族だったと思う。
私がDayak Kenyah族にとても好奇心を持つ理由はこのビーズ細工。マレー熊やブタの牙を使っていているものが多く、独得のモチーフが素敵。
伝統的なモチーフとはいえ、ユーモラス。どんな意味が隠されているのだろうかと気になって仕方がない。
これはテンガロンに残されているkenyah族の建物。でも保存はあまり良いとは言えない。穀物の貯蔵庫だろうか?
ネイティブアメリカンようにKenyah族もトーテムポールを作る。木材はUlinといって彫刻が施しやすい。彼らが崇拝するサイチョウの彫刻が天辺に。
Tenggarongの近く、クポンポンではダヤクのKenyah族の伝統舞踊や、市が週末に開かれる。独特の家屋や彫刻は面白くて見ていてワクワクする。
これが建物の内部。ここも彫刻で覆われている。ダンサーが出勤してきたところ。色とりどりな帽子が素敵。
骨董屋で高値で売られているKenyah族のベビーキャリアBening Aban。素晴らしいな家宝だね、大事にね。と言うと、お母さんはしっかりとうなずきました。
伝統衣装も精緻なビーズ細工が。サイチョウの羽飾りを使った踊りや音楽はゆったりとしていていて、それでいて心に響くものがあった。
Kenyah族は中国人のようで色白。貴族達は美しい入れ墨をさし、女性は耳飾りで穴が長細い。踊りを見ていると架空の国に来たようだ。インドネシアは広い!