ターニングポイント 


 今日は診療所。思いがけず、キャンセルがあって、このところ9時からカウンセリングを始めていたのに、ゆっくり朝、過ごすことができた。 

 今はターニングポイントだと主治医の先生にいわれた、という人があってほんとうにそうだと思った。きっかけは、病気のこともあれば他のいろいろなことがあるが、それまでの生き方を続けられなくなって、それまでとは違ったしかたで生きる時期をターニングポイントにしてほしい、と思う。

「今は前と違って時間に追われていないから、毎日の時間の歩みも違うでしょう? 出勤の時間があるので、必死で洗濯物を干していたのが、今は手を止めて空を見上げたり、遠くの山を見る時、季節の移ろいを感じたりする旅に出ている時のような感じといえるかもしれません。目的地に着くことではなく、途中の景色に目を留め、季節を感じるのが旅の楽しみですね。

 今のこの時期はなにしろターニングポイントなのだから、元気になって職場に戻った時に、ターンしているはずなので、いろいろなことが違って見えてくるはずです。それまでは通勤の車内では目をつぶってただひたすら早く電車が駅に着けば、と思っていたかもしれないけれど、外の景色に目が留まるようになるかもしれません。毎日が同じことの繰り返しではなくて、日々、何か新しいものを見つけることができるようになるかもしれません。
(私は元気になるのでしょうか?)
 必ず。でも、いつ元気になるかは今は考えるのをやめましょう。そのことを考えるのを止めた時に元気になれている自分に気がつきますから」 

Posted: 水 - 9月 28, 2005 at 03:31 午後          


©