『言葉は京でつづられた』(青幻舎) 


 中原中也、梶井基次郎、西田幾多郎らが京都で綴った小説、詩、日記などのアンソロジー。 

 写真も美しい。仕事に疲れた時、手にしては、訪ね歩いた寺社や景色の中に身を置くことがある。

「人の心に磁力があるように/ふいに誰かに会するときがある/会して、別れ、会して、別れ/やがて会してなくとも/結ばれていることもある」

 京はそのような出会いの磁場である(pp.36-7)。

「生涯のうちに、出会いの時は/無数に訪れる。/そのいくつかは、/生きる分岐ともなる」

 生きる分岐になる出会いなのかはその時にはわからないことがある。僕にとって重要な出会いはいつも京都という場の中にあった。

『言葉は京でつづられた』 

Posted: 水 - 8月 10, 2005 at 10:47 午前          


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