毎度、お馴染みの「暴飲暴食カルテット」。
食欲の秋とはこの面々のためにあるようなもんで、ついに念願の「オートバイで行く屋久島、大自然とうまい酒(とご飯)を腹一杯味わおう」ツアーEpisode1(ということは次もあるの?)です。特別任務遂行のため今回はAgent E(テンコウさん)が参加できず、Agent A(あさぼんさん),Agent S(しもひごし),Agent K(加トさん)のアフリカツイントリオでミッションを遂行することにします。
今回のトリオのコードネームはその頭文字を並べてASKということにします。ASK[a:sk]つまり「尋ねる,問う,頼む,求める,依頼する」ということです。これは旅をより楽しむためには大切なことなんです。
鹿児島本港から屋久島行きフェリーは午前8時45分の出港です。Agentの面々は各々のアフリカ象(*1)を集合地点の九州道広川S.Aに向かわせます。深夜午前1時、時間通りに顔を揃えて鹿児島を目指す事にします。眠くなるといけないので道中はS.Aごとに休憩をとりながらオートバイを走らせます。
鹿児島に入り、桜島S.Aに到着。港まではすぐなのと時間があったのでここで仮眠することにしました。小一時間くらい熟睡できるだけで頭がスキッとするものです。Agent Aは外のベンチで露にうたれながら寝ています。早くも自然を体感しているようです。鹿児島北I.Cで高速道路を降りて一般道を港に向かいます。地元だから先頭を行かされますが充てにしてはいけません。何年も住んでいないと道だって忘れます。ましてや新しく道路ができていたりするとますます判らなくなるものです。
地図を頼りにガイドブックに記載されているように鹿児島本港の北埠頭に向かいます。ところが屋久島行きフェリー乗り場はここではない様です。Agent Aがターミナル前の道路を掃除していたおじさんにASKします。どうやら乗り場が変更になっているようです。屋久島と種子島に行く人は注意して下さいね。フェリーは北埠頭から橋を渡って南側の南埠頭からの出港になります。
チケットは出港の1時間前からターミナルで発売されます。2列に並びますが、要領の悪そうな客のいる列は避けたほうがよさそうです。特に乗船申し込み用紙みたいなのを書いてない客がいたりすると随分と待たされますよ。ここでは乗船券のみ購入します。自動車やオートバイのチケットは乗り場の奥にある事務所で買うことになります。
三連休のうえに10月(正確には9月30日)からはじまるNHKのテレビ小説「まんてん」の舞台になっているので観光客が多いようです。すぐに2等客室は満席になります。早い人は毛布にくるまれて横たわっています。これがすぐ満席になる原因のような気がするんですが。客室が満席だからといって諦めてはいけません。Agent Kが案内してくれたのは映写室です。ここでは航行中に映画の上映があるのですが、今は映写機が故障しているために客室として解放しています。旅慣れたひとは喫茶室を占拠するらいしいのですが、Agent Kはその一歩上をいきます。さすがです。おかげでゆっくりと船旅を楽しめます。初心者でもここに陣取れば旅慣れたリピーターにみえること間違い無しです。
*1 アフリカ象:ホンダアフリカツインの事。大きく重く象のようなことからオーナー達は親しみを込めてそう呼びます。ちなみにアフリカツインのオーナーはアフリカ象使いと呼ばれます。
■深夜のハイウェイを鹿児島目指してひた走ります。
■トンネルの中でのカットです。眠いのよねぇ。SAはまだかいな。
■桜島SAにて。一眠りして一走りすれば小一時間で到着のはず。
■頭はすっきり。空もくっきり。アクセルを握る手にも力が入ります。
■折田汽船のフェリー屋久島2。鹿児島本港と宮之浦港を3時間35分で結びます。
■いよいよ乗船です。オートバイは船内の端に積まれます。
■佐多岬が見えてきました。錦江湾を出ると波が高くなるんだけど、今回は穏やかで、いい船旅です。
■屋久島が見えてきました。宮之浦岳山頂には雲がかかっています。ひと月に35日雨が降るといわれるのも頷けます。
■世界自然遺産の島に待望の上陸です。ちょうどお昼時なのでまずは腹ごしらえでもとオートバイを走らせます。
屋久島は佐多岬から南へ約60キロの海上に浮かぶ島です。宮之浦岳は標高1,936mある九州一高い山で、冬には雪が積もります。植生も興味深く、亜熱帯植物から温帯、高山植物と変化していきます。詳しいことは書店に並んでいるガイド本に譲るとします。
僕達は3時間35分の航海を経て屋久島に上陸しました。天気は上々ですが、宮之浦岳山頂には雲がかかっています。恐らく天の恵みを降らせているのでしょう。その天の恵みがうまい焼酎に、いやまだ今は内緒にしておきましょう。
フェリーが宮乃浦港に入港するのはお昼過ぎです。ということでまずはお昼にします。おすすめは「かぼちゃ家」です。港から県道77号線へ左折して安房方面へ。クルマだと5分かからないでしょう。道路の左手に見えてきます。店の前にオートバイや観光客がならんでいるのですぐにわかるはずです。ここで「屋久島ラーメン」を注文しましょう。屋久さばの薫製のスライスとトビ魚のすり身でできたさつま揚げ(屋久島揚げというのだそうです)が入った味噌ラーメンです。一杯900円ですがそれ以上のおいしさです。もう一つのおすすめはカツカレーです。厚いトンカツに辛さを選べるスパイスの効いたルーがまた絶品です。暴飲暴食カルテットの面々は屋久島ラーメンを注文しました。が、その名に恥じないようにカツカレーも一つ追加注文して分けて味わいます。人数が多ければといろいろ注文して分け合って食べるのがいいでしょう。海老カレーもおいしそうでしたが、またの機会とします。ただし、このお店は営業時間が日中の4時間だけ(11時から15時)しか開いていないので憶えておいて下さい。おなかが満たされて至福のひとときをすごしたカルテットASK隊の面々は今日のメインイベントに向かいます。
■ぜひとも立ち寄ってみて下さい。「かぼちゃ家」さんです。お客が多くても辛抱強く待ちます。その価値はあります。
■これが絶品「屋久島ラーメン」です。味噌ベースでおいしいです。手前に入ってるのが屋久さばの薫製。
■もう一つの目玉具であるトビ魚のすり身でできた「さつま揚げ」。これがまたおいしんだわ。
■
imformation
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●「かぼちゃ家」
●宮之浦港から徒歩10分
●TEL09974-2-1220
●営業時間 11時から15時
●定休日 月曜日
■こちらはカツカレーです。3人で分けて食べました。食べごたえ十分。
■そして次に僕らがめざした処は。
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