3月半ばになってようやく春らしい陽気になってきました。春分の日を挟む連休は毎年ツーリングに出掛けているのです。今年は新しい旅の相棒となったBMW R80G/S Basicとの初のロングツーリングとなったわけです。
 僕ら暴飲暴食倶楽部のツーリングの目的は「食べる」こと。つまりは「うまいもん探し」の旅なんです。で、今回は大分県津久見市でマグロ三昧ということになりました。倶楽部メンバー(といっても4人しかいませんが)も全員顔を揃えることができたうえ、連休中の天気も良い予報がでていたので楽しいツーリングになることは間違いなさそうです。
出発前のハプニング!

 リアタイヤの溝が心細くなってきていたのでタイヤ交換のためバイク屋にG/Sを預けていました。ところが出発の前日の夜になって工場長から電話があり、「フロントホイールのバランスをとっていたら振れが収まらなくなって」と。ツーリングの出発時間までには間に合わせますとのことでした。出発当日の朝、工場長がG/Sを運んできてくれましたが「あのぉ、実は横振れはとれたんですが今度は縦振れがでてしまいまして」確かにフロントホイールを回すと上下に振れているんです。とにかくツーリングには行けるように夜を徹して作業してくれたそうです。

 走行には支障はないとのこと(後日ちゃんと修正してもらいました)でしたので何はともあれ集合時間を気にしつつ自宅を出発しました。
 九州道から隼人道路を経て東九州道の終点末吉財部ICで降りて国道10号を都城へ向かいます。都城ICから宮崎道に乗り、清武JCTから再び東九州道を終点西都ICまでひた走り、一般道は国道へは出ずに西都から日向を結ぶ広域農道を走りました。この農道は信号がないので走り方次第では結構な時間が稼げます。僕のG/Sではそんなにスピードは出せないのでそこそこの時短にしかなりませんでした。延岡を抜け道の駅北川はゆまを過ぎたところで給油し時計を見ると集合と間まで一時間を
きっていました。その後も休まず走り続け、結局約束の時間に30分遅れで津久見駅に到着。自宅を出たのが7時30分、駅に着いたのが13時30分でしたから6時間走り続けたことになります。休憩は宮崎道の山之口SAだけ。だけど疲労感は殆どありませんでした。前に乗っていたR115GSもそうでしたが、BMWのオートバイは疲れ知らずですね。

マグロ三昧

 さて、駅前での話しもソコソコにお目当てのマグロを食べるために移動します。お店は津久見港の一角にある「どんなもんだい うみえーる つくみんち」という物産館にあるレ

ストラン「汐の音」です。「マグロタルタル」「マグロのフライ」「マグロステーキ」「ひゅうが丼」などメニューを片っ端からオーダーしました。マグロとトマトを重ねてチーズをのせてオーブンで焼いたのは絶品でした。マグロのカマの塩焼きが完売だったのが残念でしたけどね。マグロといってもトロとかじゃなくて赤身部分なんでしつこくなくて食が進みます。この後オートバイでの移動がなければビールといきたいところでしたが、そこは我慢です。ひとしきり堪能し、お腹も満たされて店をでては駐車場でオートバイ談義です。2台のアフリカツインとBMWのKとR。仲間の二人には僕のG/Sは初お披露目になるんです。もう 人は名古屋に受け取りに行った際大阪南港まで伴走してくれたんで彼とは2度目の走行となります。
 腹ごなしに四浦展望台まで走ることにしました。海岸線に沿っている細い道を快走していきます。結構細かなカーヴが多いコースです。荒代トンネルがバイパスになっているとは戻りの時に知りました。展望台からは条件さえよければ遠く四国まで見渡せるそうです。しばしの休憩の後、僕らは展望台を出発し、今日の宿泊先である大分のメンバー宅へ向かいました。明日はどうするか。今回の旅は「津久見でマグロ」までは決まっていたのですが、それ以降の予定は空白のままだったのです。
マグロタルタル。赤身とタルタルソースが○
ひゅうが丼。ゴマダレがいい味です。
四浦展望台から豊後水道を望む。 2台のアフリカツイン。 BMW。水冷3気筒のKと空冷2気筒のR。
別府温泉巡り。福岡激震!!!

 大分のメンバー宅に到着し、しばらく休憩した後都町にくりだしました。旨い焼き鳥屋に案内されてイイ匂いが空腹に沁みます。カウンターと座敷が4席ほどの狭い店内でしたが、すでに数人のお客で賑わっていました。僕らは運良くカウンター席に並んで座れました。その後も来る客来る客満席のためしかたなく帰っていってました。この店は焼き鳥が1本50円からと安くて美味しいのです。呑んで食べて一人三千円くらいでした。これでは客足が絶えないわけです。暴飲暴食倶楽部も納得のお店でした。メンバー宅に戻り、奥さんが用意してくれたおつまみを肴に

呑み直しです。加賀からのお土産だという「天狗舞い」と僕が持参した芋焼酎「黒若潮」で酒宴は盛上がりました。するとそこに珍しい客人がやって来たのです。愛媛のアフリカ乗りのT肉さんでした。僕は9ヶ月ぶりにお会いしました。
 翌日、別府の温泉巡りをすることにして11時過ぎに出発。連休中日とあって大分別府間の国道10号線はそこそこの流れでした。途中JR日豊線の特急が駅でもないところに停車していたのでへんだなぁと思いましたが、最初の温泉「竹瓦温泉」に着いた時クルマで先導してくれたメンバーのア氏が「福岡震度6だって」と言うではありませんか。そらびっくりしました。福岡にいるかみ
さんが心配でしたが携帯は繋がらないので公衆電話から有線電話に掛けたら繋がり、被害無し、本人も無事と確認されたので一安心。親弟妹に連絡を入れてさてどうしたものかと思案はしたけれど、かみさんのところに駆け付けたいけど高速道は通行止めだし本人も大丈夫そうだったんで温泉に入ることにしました。
 竹瓦温泉は市営の温泉で入湯料は100円。砂湯もありますが今回は時間の都合でパスしました。脱衣所から階段を降りたところに湯舟があります。僕の実家の指宿も温泉で有名ですが別府とはさながら赴きが違うような気がします。湯から上がると休憩場のテレビに皆釘付けになっていました。僕らもしばらく見入って
いました。玄海島の被害が大きいようです。
 気分を取り戻して次ぎの温泉に向かいました。明礬温泉にある別府温泉保養ランドの泥湯です。淡いグレイ色の温泉は底に目の細かい泥が堆積しています。これを肌に塗るとスベスベお肌になるんだそうです。それにこの温泉は室内泥湯は男女別ですが、室外泥湯は混浴なんですね。(だから画像はありません)観光客が多いですから観光バスがいる時は時間を調整したほうが良さそうです。後、この温泉は浸かるだけで石鹸やシャンプーは使用できませんのでご注意下さい。保養ランドからほど近いところに明礬温泉名物「地獄蒸しプリン」があります。僕はこの
プリンが大好きなんです。甘いプリンにほろ苦いカラメルが最高に美味しいんですね。2個をペロリと食べてしまいました。蒸し上がりの時間にタイミングが合えば暖かいプリンも食べることができます。甘い茶碗蒸しみたいですよ。駐車場はクルマの出入りがひっきりなしでした。

今回の旅はここまで

 15時を過ぎた頃には高速道も速度規制の下通行止めは解除されていました。僕らはツーリングをここまでとして福岡に戻りました。福岡では余震が続いていました。

地震で被災された方々にお見舞い申し上げますとともに一刻も早い復興をお祈り申し上げます

明治の初め竹で瓦を葺いたことから竹瓦温泉と呼ばれるようになった。階段を降りて湯舟へ。
Information
●どんなもんだい うみえーる つくみんち(物産館)
大分県津久見市高洲町3824-69 CALL/0972-85-0001
●竹瓦温泉
大分県別府市元町 CALL/0977-23-1585
普通温泉 6時30分〜22時 入湯料100円
砂湯   8時〜20時30分 入湯料780円
●明礬温泉 別府温泉保養ランド
大分県別府市明礬5組 紺屋地獄 CALL/0977-67-2221
9時〜18時 年中無休 入湯料1,050円
●岡本屋(地獄蒸しプリン)
大分県別府市明礬3組 CALL/0977-66-3228
8時30分〜17時30分 年中無休 P15台有り
明礬温泉名物「地獄蒸しプリン」1個210円。
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