毎度、ご存知「暴飲暴食カルテット」。今回は日田市にあるサッポロビール新九州工場でビールをお腹一杯しかもタダで呑もうというツアー(魂胆じゃろうが)です。
 普段ならオートバイをつらねて行くんですが、アルコール漬けの状態では行はヨイヨイ帰りは・・・なんでJRで行くことにします。メンバーが福岡市、鳥栖市、久留米市、大分市と点在しているのとちょうどお昼どきになるようにするためにJR日田駅に10時30分集合とします。僕の場合、久留米駅にて久大線に乗り換えになります。鳥栖からのテンコウさん、久留米からの加トさんと列車の時間を合わせて久留米駅ホームで合流することにします。博多駅から久留米駅までは特急つばめで20分くらい、あっという間です。JRでの移動は久しぶりなのでなんとなく旅気分が高まります。久留米駅からはいわゆる鈍行列車です。たしか久大線に乗るのは初めてだったと思います。
 車中、何杯呑めるかとか、エビスビールと黒ラベルの両方呑めるのかとか、出来たてだからさぞかしウマイんだろうとか、頭の中はビールの泡で溢れんばかりです。渇く咽ににも潤いを与えることも我慢します。すべてはビールを美味しくたらふく呑むためです。また何故かわかりませんが、夜明という日田駅の一つ前の駅で列車を乗り換えます。その方が早く着くらしいのです。日田駅で大分から来たあさぼんさんと合流します。
 ところでこのカルテット、名字の頭文字を並べると"SAKE"になるんですねぇ。まさにうってつけです。駅前のバスセンターからバスにて移動のつもりでしたが、タクシーでビール工場へ向かいます。4人だとタクシーでも一人当りの料金に大差ないのでタクシーをお勧めします。都合よく11時からの見学に加わることにします。休日ともあって団体客が多いですが、しかたありません。憶えておきたいのは休日は工場も休日ということです。ですから工場自体は全く稼動していません。休日にしか来れない人は是非とも平日に休んで行ったほうがいいでしょう。でないとこのツアーの意味がありません。僕らは見学よりも無料ビール呑み放題に重きをおいていたのでこれでも良しとします。
 受付で人数と代表者名を記入します。時間がくるまでレトロタウンを見学します。サッポロビールの歴史を垣間見ることができます。懐かしい瓶や缶のラベルをみると学生の頃、親の目を盗んで呑んでいたほろ苦い思い出が蘇ります。
 時間になるとまずホールに案内されます。入口で3D用のメガネを渡されます。案内は団体や個人の人数で決められますので早く受付けたからといって早く案内されるわけではありません。3D映像によるビール工場をはじめ日田の町並みの紹介があります。上映が終わると見学ルートにそって工場見学の始まりです。原料→仕込み→発酵・貯蔵→ろ過・パッケージングの順に担当のお姉さんが案内してくれます。発酵の案内は原寸大タンクを半円にした部屋に通されます。ここでは麦汁を急冷し酵母を加えてビール(の原酒とでもいいますか)ができるところの説明があります。室温も実際のタンクの中と同じにしているという念の入れようです。ビール酵母になった気分になれます。パッケージングの部門は休みのために停まっているのでビデオで案内されます。出荷前の最終検査は人間の目によって行われるそうで、この部署で働く人は30分おきに交替するそうです。
 ひととおり見学(というより説明)が終わるといよいよビールの試飲です。試飲用の部屋がいくつかありますが、案内される部屋は決まっています。僕らは幸運にもエビスビールの試飲となります。ビール酵母入りのおつまみビスケットを好きなだけ取ってビールを満たしたグラスを受け取ります。待ちに待ったビールです。乾杯のあと咽に流し込みます。感無量です。ビールは無料です。もちろんお代わりに行きます。ただ、この試飲は時間制限がありますので注意して下さい。ゆっくり飲んでいたらすぐにタイムオーバーになりかねません。やはり4杯ぐらいは呑みたいものです。おつまみのビスケットはとても美味しいです。だからといって試飲用の小袋をポケットに詰め込むのはやめましょう。売店にも売っていますから。時間がきて見学のすべては終わりになります。
 ビールで膨れたお腹をこなすためにお土産を物色しましょう。敷地内には物産館森の風があって日田の名産、特産を販売しています。ただ、帰る前に買えばいいので今は買いません。お腹がこなれたら物産館横の森のビール園でお昼にします。バーベキュウもいいですが、おすすめはスペアリブです。4人なら12本で注文したほうがお得です。カルテットの面々は暴食モードに入ります。適当に注文してお腹一杯食べて呑んで一人当たり3,000円もあれば十分です。
 お腹も心も満たされたら次は観光です。タクシーで豆田界隈に向かいます。この界隈、電柱が一本も見えません。江戸時代のたたずまいを今も残しています。ビールを呑んだら次はお酒がお約束です。カルテットの面々はその名に恥じないように薫長酒造に向かいます。旧蔵は自由に見学できるようになっていて、昔に使われていた道具が展示されています。売店では試飲もできます。日本酒をなめて次は焼酎です。この薫長酒造では焼酎も造っています。粕取り焼酎を試飲しましたが僕の口にはあいません。皆もそうらしく口直しに洒落た喫茶店を探します。
 一息入れたら日田駅まで徒歩で向かいます。暴飲暴食カルテットはただ飲み食いするでけではありません。ちゃんと健康を考えているのです。健康こそ暴飲暴食の源ですから。
■JR日田駅です。ここから今回のツアーがはじまります。 ■サッポロビール新九州工場の建物です。 仕込み部門です。ここで麦芽、お米、スターチ、ホップからビールの原酒ともいえる麦汁ができます。
■最終検査は1本1本人間の眼によってチェックされます。左から3本目の瓶の容量が少ないのが判りますか。この瓶はNGとして取り除かれます。 ■暴飲暴食カルテットの面々です。頭文字を並べると「SAKE」になるでしょう。 ■エビスビールです。さすがに注いでくれるお姉さんは泡のコントロールが絶妙です。お代わりに行く時に混雑を避けるために他人よりも早いペースで呑むのがお勧めです。
■暴食のはじまり。スペアリブ12本です。とても美味しいです。Agent Eは骨をお犬さまのためにお持ち帰りです。(お犬さまとはAgent Frankではありませんので念のため) ■フライドオニオンです。タマネギを丸ごとフライにしてあります。手でちぎって豪快に食べましょう。 ■豆田の町並みです。旧い蔵や家が立ち並んでいます。涼しい季節にゆっくり散策するのがいいかと思います。
■サッポロビール新九州工場概要
●敷地面積/220,000平方メートル
●就業員数/約400人
●年間製造能力/120,000キロリットル(大瓶にして約2億本)
●製造ブランド/黒ラベル、エビス他
■薫長酒造の門を入ると左側に展示されています。酒器の数々たち。 〒877-0054
大分県日田市大字高瀬6979
(大分自動車道日田I.Cより車で10分)
TEL 0973-25-1100
■バックのビールの美しいパネルを撮影しようとしていたらAgent Aがフレームインしてきまして。ほんとにもう Give me a break.
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